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化け猫の転生恩返し 外伝  作者: 日向彼方
第壱章
13/17

桜珠の憂鬱

新作を制作中なので このお話は暫くお休みします。

すみませんが、次作まで少しお待ちください。

ファミレスで先輩達みんなに囲まれている

猫は入れないというと化け猫のロウは子供に変化した。

桜珠(おうじゅ)にそっくりだ。


主人である桜珠の強い妖力を感じる。

『初めまして千義璃桜(せんぎ りおう)の弟の桜珠といいます。

 ロウの姿を借りてお話させていただきます』

「こんなこと出来るって聞いてないんだけど……」

俺は狼狽する。

『僕も出来るって思ってなかったです』桜珠=ロウが答える。

「君達って……何者?」

不穏な目が桜珠と俺を包む。


―― 桜珠Ver ――

僕は生れる前から(お腹の中で)予言を受けてきた。

餓者髑髏(がしゃどくろ)は僕が六歳になって現れるはずだった。

碧い光を受け取って、僕はあいつと共に消えるはずだった。

しかし、生れて暫くすると予言が変わった。

予言が迷走している。

兄が|餓者髑髏を倒してくれると、未来が開けた。

真っ暗だった僕の未来がはっきりとした形で視えてきた。

兄と数人の高校生の中で僕は笑っている。

ああこれは、僕であって僕じゃない。

僕の姿をしたロウだ。

あいつは気付いているだろうか、僕の顔で嬉しそうに笑っている。

このメンバーで大変な場所に行く事になる。

あぁ……もう一人現れそうだ。

兄は何処まで行くのだろう?

僕が力になれるだろうか?

僕の未来をくれた兄を見守り給え!

あぁ……ロウよ。

僕もアイスが食べたい

僕であって僕じゃない、ロウが羨ましい。

僕の保育園のお昼寝の時間が終わる。

ロウが残りのアイスを全て口に入れて僕の所に戻ってくる。


突然消えた少年(桜珠=化け猫ロウ)の事は、夏休みに詳しく説明する事になった。


読んで頂き有り難うございます。

感想等いただけると幸いです。



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