「小説家になろう」というサイトが良い場所であるように。
2018年11月7日のツイートを元にしています。
https://twitter.com/cityborderfront/status/1060150287564865537
軽く加筆修正しています。大筋には変更ありません。
私にとって、この「小説家になろう」というサイトは、交流相手や仲間も作りやすい、よく出来た趣味のサイトです。絶妙な閉鎖性みたいなのがあって、雑音をコントロールしながら程よく人付き合いができる、そんなサイトかなと。
――ただ、他の人は全然違う世界が見えてるのかもしれない、そんなことをふと思いました。
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私がこのサイトに初めて投稿をしたのは二年以上前のことです。そこから感想を頂くまで、約二ヶ月弱、それまでは週一の更新で数人の読者が来ては音もなく去っていく、そんな感じでした。……あの頃の読者さん、今も読んでるのかな、そんなことを思うときもあります。読んでいてくれたら嬉しいんだけど。
そんな、誰かが読んでくれていることはわかるんだけど反応が無い、そんな状況に不安を感じたのでしょうね。創作エッセイを読んで、感想を残し始めたのもこの頃です。まあ、正直言って、自分の小説を読んで欲しくて感想を残した訳ですが。
その甲斐あって、感想を残してくれる方に読んでもらうことは叶いました。もっとも、読んで頂いてからが大変だったのですが。
――もうね、いい加減な物は書けないですよ、最新話を常に読んでいただけるお気に入りさんができてしまったら。
今までよりも明らかに、何かを注ぎ込んで執筆するようになりました。それまでだって、手を抜いていた訳でもないのですが。不思議なものですね。
そうして、今に至る訳です。
◇
その方たちは、周りに人が集まるタイプの人たちで。……というかまあ、私もその人たちの周りに集まった一人なのですが。創作に対して、しっかりとした姿勢で取り組む人が周りに集まっていました。
それぞれに癖があって。譲れない部分も多分に持ち合わせていて。こうあるべきだと語りながら、個々の在り方を尊重することができる、そんな人たちが集まっていたのかなと。
そんな、創作者の集まりに自分も入り込んで。だからこそ、この二年間、楽しく創作に打ち込むことができたのだと思いますし、疑問も感じるのでしょう。
――他の人が見ている世界はどんな世界なのだろう、と。
宣伝しよう、流行りを考えよう、批判はやめよう。最近、そんな言葉ばかりを聞くようになった気がします。それを言う気持ちもよくわかります。けど、それで万事解決にはならない、そうも思います。
――必要なのは、熱意と節度ではないか、と。
なにを創るのか。どう創るのか。どうすれば良い作品を創れるのか。こんな当たり前のことがおざなりになっているのではないか、最近、そう思うことが増えたような気がします。
ツイッターで、小説家になろうで、他の作家さんたちはどんなことを話しているのかな、ふとそんなことを思いました。
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私は「小説家になろう」というサイトを、とても楽しく利用しています。他の人も、同じように楽しんでいればいいな、そう思います。そしてこれは、私の我儘なのかもしれませんが。
――出来るなら、良い作品を創ることにつながるような楽しみ方をしていると良いな、そんな風に思います。
あなたがそんな人になればきっと、あなたの周りの人も居心地が良くなるのかなと。
いろんな人がいて、いろんな楽しみかたをして。でも、なろうの人たちは、web小説作家というのはみんな気持ちが良い人たちだよと、そう言えるようになるといいな、そうすれば、きっと苦しむ人が減るのかなと、そんな風に思います。
とりあえず、まずはここまでです。
今後、何か呟いた時に追加することになると思います。
よければツイッターの方ものぞいてみて下さ。
そうすると、私が喜びます(笑)