表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

5/49

「素人のアドバイスは聞いてはいけない」本当にそうですか?

2018年10月31日のツイートを元にしています。

https://twitter.com/cityborderfront/status/1057610015798784002


まあ、これも大筋は変えていませんが。大きく加筆、修正しています。

 ネットで「素人のアドバイスは聞いてはいけない」みたいな論があります。一見、とてもそれっぽく聞こえるのですが。ですが、個人的にはこの言葉、少なくともネット小説では「たわごと」だと思います。


――そんなことを聞く暇があるなら、「実力のある人が書いた創作論」を読みましょうよ、と。


 そうですね。中島梓 著「小説道場」なんてどうでしょう。もっとも私は未読なのですが。


……未読なのにお勧めするな?


 ええ、私もそう思います。でもね、「投稿されたやおい・BL作品への寸評や作者への指導を通して」創作を語るという内容にはね、どうしても手を出しづらいのです。


 本当、かなり有名な本なのに、内容が……。違う意味でハードル高い(笑)


 まあ、自分の読んだ本だと、まずは、大沢在昌 著「売れる作家の全技術」でしょうか。他にもいくつか読みましたが。

 とにかく、プロの創作論、普通に売っています。まずはそれを読んで、借り物で良い、自分の創作論を作りあげるべきだと思います。

 そうしたら、後はその創作論を意識しながら書いて、日を置いて見直す、これを繰り返しましょう。すると、借り物だった創作論が少しずつ自分のものになります。

 そうやって、自分の創作論と、それを裏付ける自信を手に入れるのです。それでようやく、「プロが助言するだけの価値がある人」になれます。


 未熟な人に声をかけてくれる、そんな人の言葉はきっと素敵です。同時に、その言葉は優しくも厳しく、現実的で、時に都合が悪いこともあるでしょう。その「都合の悪さ」こそ、本当に大切な、受け取らなければならない言葉です。それを受け止められるだけの何かは、自身で作り上げるしかありません。


――誰かに自分の価値を引き上げてもらう、その考え方には甘えが入り込んでいることに、まずは気付かなくてはいけません。


 小説は、自分が書くのです。自分で書くのです。「誰かに助言をもらう」その姿勢は間違っています。「意見を交換しあう」べきなのです。


 未熟な人に声をかけてくれる人はきっと素敵です。

 だから、その人に頼るのはやめましょう。

 その人のところまで、「自力で」上りましょう。


 素人のアドバイスは聞いてはいけない、これは失敗が許されない分野での話です。ですが、創作は違います。

 失敗しても良いし、挑戦しても良い分野です。素人だから、プロだから、そんな理由で発言の価値は決められません。むしろ、素人意見から有益な情報を拾える人を目指すべきだと思います。

 そうすればきっと、共に成長する「仲間」を作れます。


――それはきっと、助言をくれるプロよりも貴重な存在ではないでしょうか。



……長々と述べてしまいました。最後に、ツイッター的な、短くも切れのいいギャグで締めたいと思います。


 ふとんがふっとんだ!


 (*`Д´*) ドヤッ!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

twitter マイページへのリンクはこちら。
【note】市境前12アール

note マイページへのリンクはこちら。
【twitter】市境前12アール
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ