「#ふぁぼ毎に自分の世界観に影響与えた作品をバラす」やってみた
2022年6月6日に開始した以下の一連のツイートを元に作成しています。
https://twitter.com/cityborderfront/status/1533484128472948737
https://twitter.com/cityborderfront/status/1534138648756506624
うん、結構修正してみた(笑)
内容はちょっとどうかなという感じもするけど(自分の好きな物を羅列しただけ(笑)、よろしければどうぞ。
タグに答える前に、まずは過去に言及したことのある(ような気がする)いくつかを、軽く答えてみます。
■「ドラゴンキラーあります」(海原育人著、全3巻)
ハードボイルド風味なファンタジー小説。ざっくり言うと、銃と煙草と野菜ジュースな主人公が逞しい女たちに振り回される話でしょうか?(多分違う
血まみれジーニャの世界観に大きな影響を与えた作品ですね。その設定を通して、間接的に、今連載中の「飛び領地邸」にも影響しているんじゃないかなと思います。
■「フレンドシップ」(作詞・作曲・編曲 OSTER project、vocaloid曲)
百合悲恋曲。vocaloidが苦手でない人は一度聞こう。この曲の6分間に勝る感想、私には書けません。そして、「自分にも百合が書けるかも?」そんな錯覚をさせてくれた罪つくりな曲でもありますね(笑)
と、言いつつも。そうしてできた『故郷の小さな神社の境内、篝火の前、昔なじみの「親友」と。』(百合版の方)、あれは結局、百合だったのか、正直今でも謎ですが(笑)
■「ワイルドアームズシリーズ」
PS~PS2で発売された、そこそこ人気のあるRPGシリーズです。キャッチコピーは「荒野と口笛のRPG」(違ったかも?)。特に「WILD ARMS Advanced 3rd」は何回プレイしたことか(笑)
私が何か書くときに銃とか鉄道を出したくなるのは大体コイツのせいですね。バード君の話とかフィリちゃんの話で出てくる遺跡とかもこいつのせいです。
前述の「WILD ARMS Advanced 3rd」の「世界観をひっくり返す演出」は特に秀逸でして。最初ね、ワールドマップに海が無くて砂になっている。街の中で当たり前のように「砂海」と呼ばれている。で、そういう世界観なんだなと思っていたら実は……と、そんな感じの、まあトリックに近い感じのどんでん返しなんですが。あれを見て、「作中で当たり前のように述べられていたその世界の設定を唐突にひっくり返す」、私にとっての理想の一つになってしまいました。
主人公のヴァージニア・マックスウェル、女の子なんだけど、アレ女の子じゃないと思う(笑) ……まあ、金子彰史の影響が色濃い作品ですからね。シンフォギアなんて、女の子の形をした人たちがバトルソングでステータスを爆上げしつつ拳と拳で語り合う作品じゃないですか。この頃からその片鱗はあったよねと、そういう話なのだと思います、きっと。
■ファイナルファンタジーIII~VI
言わずとしれた超有名RPGシリーズですね。影響はまあ全般かなぁ。私のファンタジー感、本格ではなくこういう方向ということで。まあ、基本古典SF読みですからね。SFファンタジー万歳(笑)
ちな、私は魔法に制約をあまり加えないタイプですが、「魔法は人が発動するもの(人がいないと発動しない)」という原理原則は、今のところ大体共通しています。唯一の例外は、バード君、フィリちゃんの話に共通して出てくる「古代遺跡」ですね。あれだけは、「過去に発動した魔法が発動し続ける」という形で、人がいないのに魔法が動いています。
で、これ以降は実際にいいね、RTで答えた内容です。
■マダム・クロード
海外の、ちょいエロな映画ですね。なかなか思い出せなかったのですが、飛び領地邸に大きな影響を与えた作品だと思います。……まあ、ちょっと好みは分かれる作品だと思いますが。
実在した、高級娼館の経営者で自身も娼婦だったマダム・クロードという人を描いた、ドキュメンタリー色の強い作品です。「デュチリ・ダチャ」という娼館、マムとミラナというキャラの原形は、多分この作品の影響を強く受けていると思います。
……実はあまり自分には向かないなという作品だったのですが、それでも作品に大きな影響を与えたというのは、描かれたものの興味深さかなぁ。娯楽要素が弱いのでおすすめしにくいんだけど、まあ、こんな作品も、みたいな感じ? うん、歯切れが悪い(笑)
■ヴァイオレット・エヴァーガーデン
言わずとしれた、有名アニメ作品ですね。いや、本当に素晴らしい作品で、これを見て、機械式タイプライターの出る作品が書きたくなってですね。そうしてできたのが、「タイプライター ――先輩後輩と、カチャリと音を立てる骨董品と。」だったりします(笑)
――カタリ、カタカタ、カタタカタ……
……えっと、うん、これだけです。
■穢翼のユースティア
十八禁なエロゲです(爆) ……ひねり出すのに時間がかかってしまったのですが。多分こいつが、私のダークファンタジーの根っこです。
「理不尽な不幸は人生につきものだ。特に、牢獄には腐るほど転がっている」
マフィアに統治される街に越えられない境界。うん、こうやって見ると、かなり影響を受けてるなぁ(笑)
……というか、「血まみれジーニャ」はこれを流しながら執筆してたから、寄るのは当たり前なんだけど。でも、飛び領地邸でさらに寄ってる感じがするのは、ちょっと面白いかなと。まあ、あの世界観は好きだし、自然と寄っても不思議じゃないかなぁ(笑)
飛び領地邸の、特にデュチリ・ダチャ出身の主従コンビ、どっちも理不尽な運命の押し付けられ方をしてますからね。……そいつを上手く調理できるかどうか、まだ自分でもわからないのですが(爆)
穢翼のユースティアという作品、不平等で理不尽な運命とそれに振り回され抗う人たちの、悲しいけど美しい物語ということになるのかな。残虐表現的なダークさは薄いんだけど、運命と人の儚さに通ずる残酷さがあって、ちょっと忘れられない作品の一つになってます。
うん、あんな物語が書きたいんだけど、無理だなぁ。私、ハッピーエンド主義だし(笑)
と、ざっくりと以上かな。最後までお読みいただき、ありがとうございます。




