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名誉棄損や誹謗中傷に気を使うことが、巡り巡って、一人一人の「楽しく活動する権利」を守っている。――『ふせ字を駆使した名指し批判、どうなんだろうと思います。』編集後記

2022年6月22日のツイートを元にしています。

https://twitter.com/cityborderfront/status/1539274606028070912


まあ、量的には少し(内容的には結構大きいかも、な)加筆をしています。

……でも、一番大きいのはタイトルのような気が(笑)

 少し前に書いたこのエッセイ、あまり多くの人の目に触れることなく終わりそうです。正直、思うところがあって書いた文章ですし、少し残念な結果ではあります。が、まあ、しょうがないかなと。うん、その程度の文章だったということだと思います。


……でもまあ、思いがけず反応もいただけました。これはこれで、望外の結果のような気もします。


 冒頭で「思うところがあって」と書きましたが、ぶっちゃけいつもの「カッとなって書いた系エッセイ」です。で、何にカッとなったかと言えばまあ、「ここは広く公開された場所なのに、お前ら一体何を書いているんだ」という感じかなあ。


 まあそれも、SNSの風物詩といえばそれまでですが(笑)


  ◇


 最初はね、書いていいこと、悪いことを判断する材料として「刑法230条 名誉毀損罪」「刑法231条 侮辱罪」「刑法233条 信用毀損罪」「刑法232条 親告罪」、あと民法における名誉の概念あたりを軸に書こうと思ったんですよ。

 ほら、利用規約にもあるじゃないですか。不当な誹謗中傷や名誉毀損(名誉もしくは信用を毀損する行為)は禁ずるって(※)。是非を問われるのは批判云々ではなく名誉毀損、誹謗中傷なんですよ。で、特に名誉毀損は、批判として正当でも該当することがある。そういうことを書いていこうかなと。


……そしたら、面白くもないのに文字数がどんどん膨れ上がっていくという(爆)


 で、その途中、ふと思ってしまったのですよ。書いていいかを判断するのにこんなものを持ち出さないといけないって、ちょっと情けないよなぁと。で、スパッと消してしまいましたとさ。


……あのまま書いてたらどうなってただろう、そう思わなくもないですが。まあ、裁判云々という話じゃない、で終わるだけかな。実際それも正しいと思いますし。


  ◇


 法律云々を削除したおかげで、文章はずいぶん柔らかくなりましたが、話の筋は、実はあまり変わっていなかったりします。……なので、実はあの文章、こっそり日本の法律の考え方に沿った形の文章だったりするのです(笑)


――まあ、そう簡単に法律のお世話にはならないはずですが(なっても困る)。


 正直、私は法律に詳しくないので、そういう意味ではやっぱりちょっとアレですね(爆) そしてソースは相変わらずwikipediaという(笑) 素人がwikipediaの記述から読み取って書いた内容に、一体どこまで信が置けるのか。


 うん、やっぱり法律云々を消したのは賢かったかなと(笑)


  ◇


 最後の方に書いた「一般論化云々」はまあ、オマケというか何というか。でもね、自発的に自分の主張したいことを書けば、普通、自然と一般論にはなっていくと思います。なのでまあ、個人的には、ブレーキとしてオススメです。意識しておいた方が色々と安全ですし、書いた労力も実りやすいかなと。


 で、しっかりとブレーキがかけられるのなら、あとは、創作意欲?のままに、自由に書けばいいかなと。何だかんだ言いましたが、ここはいろんなことが自由に書ける場所ですからね。それを享受して楽しむことは、決して悪いことではないはずです。


  ◇


 と、こんな感じで、うっかり書いてしまった「カッとなった系エッセイ」ですが。結局はね、批判するにしても相手のことを尊重しようねと、それだけのことだと思います。小難しい「不利益な批判を受けない権利」なんて言葉を使ったとしても、その主張は変わらなかったかなあと。


 今までに書いた「カッとなって書いたエッセイたち」だって、カッとなったから書いたとは言っても、その怒りを相手にぶつけるために書いた訳じゃない。どんな形であれ、胸を張って言える言葉を書きたいと思うし、どうしてカッとなったかを、胸を張って言える言葉になるまで考えて言語化すれば、そのまま吐き出すよりも何倍も建設的だと思っています。


……実際、怒りを駆動力に、そこそこ前向き(但し人によっては怒りを感じ取る)文章ができたこともありますしね。まあ、その時は、何故か途中で何に怒ってたか忘れるという、自分でも驚きな状態になったのですが。うん、どうかしてるとは思うけど、怒りに任せて書くよりも健全ではあるよねと(笑)


 今回はどうでしょうね。結局、あまり人の目にふれることは無かったですが、法律云々を持ち出さない今の形、結構良いなと感じてたりもしています。なので、うん、しょうがない、しょうがない(笑)


……それにしても、うん、今回は本当に短命だったなぁ。一石未満でアレな結果だけど、まあ、こんなこともあるさと。


 と、こんな感じかなと。以上、カッとなって書いたエッセイの編集後記でした。

※「不当な誹謗中傷や名誉毀損(名誉もしくは信用を毀損する行為)は禁ずるって……」

 規約第14条(禁止事項)第3項 「当グループもしくは他者を不当に差別もしくは誹謗中傷し、他者への不当な差別を助長し、又はその名誉もしくは信用を毀損する行為。」のことを指しています。


最後に。どんな形であれ、お付き合いいただいた方々には感謝を。

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