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カッコいい主人公って、なんだろう?

2019年2月13日のツイートを元にしています。

https://twitter.com/cityborderfront/status/1095701803436396545


うん、まあ、加筆修正はそれなりに。

思うに、ツイッターって、テーマに沿って短文の形で文章を絞り出すのに向いているのかなと。その代わり、どこかこう、制約の厳しさに気を取られて文章が変になったりすることも(爆)

……なんだかんだで、気がつけば二万字書いてたことに感慨を覚えつつ。

 以前、カッコいい主人公ってなんだろう、そんなことを考えていたことがあります。その時考えたのは……


・賞金稼ぎ

・元エースパイロット

・モッテモテ

・鈍感

・ちょいワル

・挑戦に「悪ぃがオレは休暇だ」と言って逃げる

・小太り中年のオッサン

・豚

・監督が宮崎駿


……まあ、こんな感じのことだったのですが(笑)


 ポルコ・ロッソというキャラクタを「映像作品」でカッコよく見せてしまった宮崎駿という人はね、本当に凄いと思います。……多分、「紅の豚」という作品は、流行りとか需要とか、そんなことを言っていては、いつまでたってもたどり着けない、そんな境地にあるのかな、と。


  ◇


 紅の豚は映像作品で、ポルコ・ロッソというキャラクタは、豚の顔をした小太り中年オッサンです。正直、ここがカッコよかったと言うのは難しい。ですが、確かにカッコよかった。結局ね、「紅の豚」の「ポルコ・ロッソ」は、ポルコだからカッコいい、そうとしか言えないと思います。これを細かく分析したってしょうがないよねと。


――「なぜ主人公が豚なのか?」という問いに対し、宮崎駿監督は何も答えなかったという逸話があるそうです。多分、宮崎駿監督は、ポルコ・ロッソというキャラクタを、「カッコよくするために」豚にした訳じゃないと、そう思います。


 それでも、「カッコいいとは、こういうことさ」とキャッチコピーにまでして、それが納得できてしまう。ポルコ・ロッソというキャラクタにはそんな、理屈抜きの何かがあったのかな、なんて思います。


  ◇


 この作品で視聴者に伝わったのは、本当に主人公ポルコ・ロッソのカッコよさだったのでしょうか。実は、伝わったのは主人公のカッコよさではなく、宮崎駿の美意識だったのかなと思うときがあります。


――紅の豚は、ポルコ・ロッソがカッコよく見える、そんな価値観を視聴者に埋め込む作品だったのかなと。


 いつか自分も、最初から最後までカッコいい、そんな主人公を書いてみたいな、なんて思います。

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