読まれていない、本当にそうですか?
2018年9月22日のツイートを元にしています。
https://twitter.com/cityborderfront/status/1043532737187958784
……結構、加筆修正をしています(大筋はそのままですが)。その辺りは、ツイッターとなろうの違いだと思っていただけるといいな、なんて思いつつ。
私がなろうに初めて投稿したのは二年以上も前、多分今でも代表作になるであろう「バード王子の独立記」の投稿を開始した時ですが。その作品が完結してから、すでに一年以上の年月が経過しました。
新作の連載を始めてから今まで、ほとんど何もしていない作品なのですが。今でも、ほんの少しずつですがアクセスがあります。多分、月に数人程度、平均すると一人か二人くらい、「全話」読んで頂いているのではないかなと。……まあ、上を見ればきりは無い訳ですが。これって結構すごいことだと思います。
――だってこの間、本当に一切宣伝をしていませんから(笑)
◇
このバード君の物語、百ポイントにも届いていません。約一万三千PV、ユニークユーザー約四千、そんなささやかな評価の作品です。……この数字、どうなのでしょうね。ランキングに行けば、周りを見れば、これより上の作品は沢山あります。
そうすると、こんな程度だと絶望したり嫉妬したりするような、そんな数字でしょうか?
――私には、とてもそうは思えません。
コミケに初参戦する人がどの位売れるのを見込むべきか、軽く調べてみたのですが。売れるのは十~二十冊程度という数字が出てきました。――あれだけ人が動員するイベントで、その程度なのです。
私の作品、一応それくらいは完読してくれた人がいると確信しています。大きく超えていないとも思いますが。
百人超えてるといいなぁ。
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まあ、エッセイだと、その位は読まれていると思います。ですが、あんな数千字~一万字強の文章と、二十六万字の長編小説を、単純に比較することはできません。
バード君の物語は、執筆したことのない未熟な私が書いた作品です。なのに、ちょくちょく人が来てくれて、二十人に一人くらいは完読してくれる。素人作品でも読んでくれる人がいるし、スコップしてくれる人もいる。なろうは本当に良いところだと思います。
二十六万字を書く大変さも、物語を完結させる難しさも、身をもって知っています。同時に、大変さだけではない。その楽しさも知っています。
――だから、そんな人を応援したいなんてことを、たまにですが思います。
まだ作品を完結させたことのない作者さまは、たった一人の読者でも良い、物語の完結まで読者を導いてあげてください。そうすれば、きっと読者だけでない、作者自身にも良いことがありますよ、そんな言葉を贈りたいと思います。