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異世界で手にしたのは万物を生み出す力でした  作者: Fate
1章 異世界と創造と拒絶
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7 剣技

「どうしました?隼人君?」

「陽菜、勇者とか呼ばれている奴らを相手にするのは止そう。話だけ聞くと人間やめている。」

「先ほどまでの無言のうちにいったい何が・・・」


ライブラリの話だけ聞くとどう考えても人間やめてるじゃないか。Str120ですらイノシシを一撃で吹っ飛ばす化け物性能なのに、初期ステータスがオール500とかどれだけなんだよ。今のままでは敵対したら死ぬ。ちなみに先ほどまで狩っていたいたイノシシの鑑定結果はこうだった


名前 :レッド・ボア

レベル :15

HP :800

Str(筋力) :100

Agi(速さ) :80

Vit(耐久) :80

Int(知力) :1

Dex(技能):10


説明:速い、硬い、強いの3拍子揃ったイノシシの魔物。知力は少ないので一直線にしか動かないから回避が楽。ただしこちらから襲わない限り襲われることは滅多にない。


オレよくこんな奴レベル1で狩っていたんだ、と考えてみたがオレは単純に力任せに剣を振るっただけだ。普通はそんなんでこいつを一撃で狩れるわけがない。つまりオレが群を抜いているStrに任せた一撃に違いない。なら500は?想像つくだろう。そんな威力を持つ奴らを鍛えていけば戦争のいい駒になる。おそらく、「この戦争に勝利をもたらしたら君たちを元の世界に戻す」的な発言をして戦争に放り込めば力を存分に発揮するだろう。「元の世界に戻す」という言葉を使えば誰にだって敵対するだろう。最悪オレは勇者と戦わなければならないかもしれない。うわぁ、絶対めんどくさい。

戦わないで済むなら戦わない方を選ぶ。そういえば勇者がいるなら魔王とかいるのだろうか?


《います。魔族の王は魔王、人間の王は人王じんおうと言います。》


いたよ、魔王。勇者がいるのは魔王を殺すためか?昔魔王がなんかやったのかな・・・


《はい、勇者は魔族を皆殺しにするためにいます。ですが魔王がなにかやらかしたわけではありません。この人魔戦争じんませんそうは人間側が魔族の領地が欲しいために人間側から仕掛けた戦争です。まず人王が全人間に「魔族の奴らは我々を殺しに来るから迎撃しなければならない」等をいい、軍隊を出し魔族を殺し始めました。突然の事態に魔王は困惑しましたがここでそのまま殺されるわけにもいかず人間軍に迎撃しに行きました。そのことでさらに人間軍が軍隊を増やし魔族を殺しに、魔族軍もげいげきしに・・・という悪循環が250年も続いています》


え・・・魔族悪くないじゃん。というか250年も続いているのかよ・・・最悪じゃないか。

そんなこと考えていると、

「隼人君!あそこになんかたくさんの白い物体に襲われている馬車が!」

「ん?あ、本当だ。確かに襲われているっぽいな。」

「助けに行きましょう!」

「なぜだ?」

「なぜって、だって人が襲われているのですよ!」

「それはそうだが他人は他人だ。利益があれば助ける動機に・・・」


ここまで言ってオレは気づいた。


馬車が襲われている→助けて恩を売る→交渉してお金を手に入れる&キャラバンに乗せてもらい町まで送ってもらう


すごい利益ではないか!陽菜は一瞬でこの考えに至ったのか!


「よし陽菜、助けに行くぞ。陽菜が考えたことを今さっき理解した。確かにずっと歩くのは苦だよな。恩を売りにいくぞ!」

「なんで恩を売る話に・・・?」


オレは剣を抜剣してその場から少し腰を落とし、発動させた。


<Lv7剣技 移動術:天駆>


これは<スキル:剣術>をLv7にしたときに使える<剣技>と呼ばれるものの1つだ。<剣技>は何個もあるのだがこういうもの全てに共通していることがある。普段の自分ではできない動きや威力が出ることだ。そして誰かに操られているような感覚もある。<技>を発動させるには出したい<技>の構えとレベルが上がった時に知ることができるイメージさえあれば後は体が勝手に動く。この<天駆>は天を駆け抜けるほどの速さで敵との距離を縮める為の<剣技>だ。


一瞬風がすごい音を出すと同時に、キャラバンのすぐそばに着いた。キャラバンの持ち主と思われるその男性に襲いかかろうとしていたのでそれを切り払い、男性に話しかけた。


「助けはいるか?」

「助け・・・ってあれを倒してくれるのかい?」

「ああ。ただじゃないけどな。」

「いくら払えばいいんだい?」

「オレ達を町まで送ってくれればそれでいい。ただし道中の食料はそちら持ちだが」

「・・・分かった。それで済むなら頼む。どうせ何もしなくても死ぬんだから」

「契約成立だ」


オレは後ろを向き、襲ってくる白い犬っぽい生物を鑑定してみた


名前 :コボルド

レベル :12

HP :564

Str(筋力) :20

Agi(速さ) :30

Vit(耐久) :40

Int(知力) :30

Dex(技能):10


説明:白い犬の魔物。ハンマーやメイス、ナイフなどをもって集団で敵を襲う魔物。個体では弱いが集団になると対応が大変。


今目の前にいるのは盾持ちが2体、ナイフが5体、メイスが4体、ハンマーと斧が6体ずつの計23体だ。先ほどの切り飛ばしたのも含めて24体の群れか小隊だったのだろう。取りあえずオレはキャラバンに張り付いている斧コボルド3体とハンマーコボルド4体を切る飛ばした。今オレの剣には切れないことを<拒絶>しているので楽々コボルドを切り飛ばせる。キャラバンごと切らないように細心の注意を払っているのでコボルドにやられた傷以外は無事だ。続いて後ろから飛び掛かってきたナイフコボルドを空中で切り払う。・・・ローブに血が付いたではないか。あとで落とさないと・・・。少し腰を低くし、左足を前に出す。剣を目の高さに持っていき水平にし、後ろに引く。左手を剣の腹に添え、奥にいるナイフコボルド4体に狙いを定め、<剣技>を発動させる。


<Lv4剣技:四突連斬>


次の瞬間、1連撃目、オレは1体のナイフコボルドを突き殺す。2連撃目、今度は突き刺さった状態から右に大きく剣を振り2体目のナイフコボルドを切り殺す。オレは左半身が無防備な状態だ。当然ナイフコボルドはそこを突いてくる。だがそれも分かっていたかのように。3連撃目、左手を後ろに引き、右から左に剣を振る。ナイフコボルドは巻き込まれ絶命した。そして4連撃目、剣を振った勢いで1回転しながら剣を上に持っていき、思いっきり地面に切りつけた。切りつけた先には1体ナイフを持ったのコボルドの死体があった。


「これが・・・剣技・・・」

今回からスキルや人物について本文で少ししか書かれていないことに後書きで触れることにします。


・スキルのランク


本作品には7話までに<スキル>と<ユニークスキル>、<EXスキル>の三種類あります。これらの違いについて簡単に説明します。

<スキル>は誰もが頑張れば取れるスキルです。ただし取れてもそれがどこまでレベルを上げられるかは本人次第です。

<ユニークスキル>は一部の天才が取れるスキルです。ただし、これは同じものを持つ者は1人しかいないわけではありません。条件によっては誰でも取れたりもします。

<EXスキル>はその人しか持っていないスキルです。固有スキルともいう。どれもがチート級の性能を持ちます。さらに言えば普通は1人1つしか持てません。隼人君、なぜ君は3つも持っているんだい?


ちなみに<創造>で作ったスキルはポイントを振らないと使えませんが、修練などの結果で手に入れたスキルはすぐに使えます。


説明ってこんな感じでいいのかな・・・

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