表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界で手にしたのは万物を生み出す力でした  作者: Fate
1章 異世界と創造と拒絶
2/47

1 そして彼は異世界へ

 ー学校に通い、授業を受け、家に帰る。この当たり前のサイクルをし続けている学生の中に彼もいる。彼の名前は氷川隼人(こおりがわはやと)、外見も運動神経も成績もどれをとっても極一部を除いて平凡であったー



  オレは帰り道にオレのすぐそばを歩く女子生徒がいつもの分かれ道に行かず、そのままオレの後ろをついてくることを疑問を抱いている。彼女の家はさっき言った分かれ道を通らないと帰れないはず。しかもこの道には一本道で、この先にはお店などはない。まあオレには関係ない話か···。そしてオレは家の前に着いた。家に入ろうとしたとき、


「あ、あの!」


いきなり声を掛けられた。よく見たら美人に入る人じゃないか?


「なんだ?何か用があるのか?」


そしてその時、ふと左を向いた。ただなんとなくだ。なんとなくのはずだが何かを感じた。だがパット見なにも見つからない。まあいいか、と目の前の女子生徒に目を向けた。そして違和感に気付いた。



 「「え?」」



空を見ると満天の青空だった。さっきまで真っ暗だったのに、今は真っ昼間の空だった。そして周りには何も(・・)ない。正確に言えば前に道、後ろにも道、どちらも一本道だ。そして横には先ほど話しかけてきた女子生徒の人以外見渡す限り草や木しかない。そして人の気配がほとんど

ない。日本ではいきなりこんなことは起きない。いや、起きてはならないのだ。認めたくないが認めるしかないだろう・・・。たぶんここは、ラノベとかでよくある、異世界なのだろう・・・。オレは夕方なのに白昼夢でも見ているのか・・・?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ