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4-3

 すっかり習慣づいてきた休日の鍛錬。

 部活があるということで不在がちの海里の他、処刑部隊の面々も珍しくこの場に集まっている。

 普段ならばすでに鍛錬が始めっているであろう頃合、海里と華蓮は隣り合って座っている。

 後ろには処刑部隊の三人と流紀が座っており、戸を隔てた向こう側には中に入り損ねた星司と月が聞き耳を立てている。


 クリス以外の全員が各々緊張を滲ませた面持ちで、向かい合うように座する人物を見つめている。

 六十を超える齢ながらも、二十代にしか見えないが、百歳と言われても納得できる妙な説得力がある。

 不意に戸が開けられ、燃え盛る炎を連想させるような髪と目を持つ女性が姿を現す。


「気になるなら、入ればいい」


 緊張から作り出される重い空気の根源である主に「構わないだろ」と目配せする。

 反応のないことを了承と受け取り、聞き身を立てた姿のままで自分を見上げる二人に入るよう促す。わざわざ戸を開けるという形で出現したのはこのためだ。

 いつまでも廊下にいさせるわけにはいかないし、桜はこういう気遣いにはとんと疎い人間なのだ。


「準備は万端だ」


 言って、二枚の木札を投げる。

 木札は放物線を描き、桜の来訪によって隅に追いやられたちゃぶ台の上に乗る。それを確認すると焔は姿を消す。

 話を聞くだけならば、実体化している必要はない。


「こちらも完璧ですわ」


 ごとんと音を立てて、水がなみなみと注がれた水瓶が置かれる。

 持ってきたのは、いつぞやの女性。確か、碧水と名乗っていたはずの女性の傍には、半身である女性の姿はなく、不機嫌そうな表情を隠そうとしない。


 早く役目を終わらせたいようで、鈴がつけられた方の手をそっと水瓶に翳す。揺れる水面に金色の影が差し、数秒もかからないうちに金髪の女性を映し出す。

 幼い顔立ちに威厳を纏わせる女性は、海里の実の母親にして、妖界の王と呼ばれる存在だ。


 何の説明も受けずにこの状況に放り込まれた華蓮は、桜に続く大物の姿に身を固くする。


「じゃー、会議を始めよー」


 緊張で張り詰めた空気に不釣り合いな声が桜の懐から上がった。

 ここにいつ大半の者が聞き覚えのないその声は、まだ声変わりを迎えていないような少年のものだ。


「会議?」

「これからの戦いに向けての作戦会議、かな」


 海里の言葉によって華蓮はようやく状況を理解した。クリスが珍しく藤咲邸を訪れているのも、その会議とやらのためなのだろう。


「戦いって何の?」

 集まっているメンバーのことを考えると、相手は妖なのだと予測できる。

 しかし、こんなふうに作戦会議を開く必要のある相手とは一体。


『それを、今から私が話すのよ』


 上がった声は、水瓶からだ。

 どうやら、桜はともかくとして流紀も処刑部隊の面々も敵に関する情報をあまり知らされていないようだ。


 納得する華蓮に釘を刺すように『ちょっと』と声が上がる。

 ちゃぶ台に置かれた木札から発せられたようだ。少しして、声の正体が響であると思い当たる。


『妖も参加するなんて聞いてませんの』

『目的が同じならば、協力すべきじゃないかしら』


 例の一件ののち、妖に対する偏見はなくなった響ではあるが、妖嫌いはそう簡単には治らない。

 そんな響を窘めるような声は別の木札から発せられている。察するに和心だろうか。


 どうやら、焔が持ってきた木札は通信機の役割を持っているようだ。

 一人感心している華蓮の後ろで、「鈴懸の術だ」と流紀が簡潔に教えてくれる。


『一つ、質問しても構いませんか』


 何も言い返せず黙り込んだ響を他所に、生真面目な声が問いかける。

 和心からすれば、響の妖嫌いはどうでもいい話で、自分の中に定められたルールが全てなのだ。

 風紀が秩序が乱れないように最善を尽くす。それが唯一といっていい、和心の生きる理由である。


『この術が傍受される可能性はありますか』


 答えるのは先程、懐から上がった声――真砂だ。


「ないとは断言できないかなー。でも、すずちゃんの術はさくちゃんの術でもある。余程の力と技術がある人じゃないと割り込むのは難しいだろうねー」


 例を出すなら、妖界を統べる王にして妖最強の妖華。

 あるいは、この世の創造主を謳われる存在。

 あるいは、"万物を視る"能力を持つ出来損ない神。

 あるいは、――。

 これらの者たちは相手ならば、誰がどう対策を施しても術を割り込まれる可能性は拭いきれない。


『分かりました。会議を中断してしまい、申し訳ありません』

『構わないわ。他に聞きたいことがあるなら、今のうちに聞いてちょうだいな』


 しんと静まり返り、誰かが言葉を発する気配がないのを見て取った妖華は『じゃあ、話を始めるわ』と朗らかに告げる。


『妖界に黒ノ国と呼ばれる場所があるのは知っているかしら』

『それくらいの知識、妖退治屋として当然ですの』


 響に続くようにして、和心も肯定の声を上げる。

 紺碧の瞳を向けられた華蓮は、妖界についてレオンが教えてくれた時のことを引っ張り出し、慌てたように頷く。もちろん、その日居合わせていた星司も首肯する。


 唯一、知らないのは月だけで、申し訳なさそうに眉を顰める。

 周囲に遠慮して参加しなかったつけが、まさかこんなとろこで返ってくるとは。


『そんな顔をする必要はないわ。詳しくは知らない子もいるだろうし、私達もちょうどいい復習になるもの』


 そんな前置きと共に語り出す。

 黒ノ国は妖界に複数ある国の一つ。周囲は大きな湖に覆われ、人間界でいう島国のような立場にある。

 妖界の中心である金ノ国とは対になる場所であり、共に原初ノ国と呼ばれている。

 昔、一人の神の気紛れによって妖界が作られた時から存在する二つの国は対照的な性質を持っている。


 片や、多くの妖が暮らす妖界の中心地。

 片や、邪気に覆われ、忌み嫌われる地。


 金ノ幹部に注がれるのは憧憬と敬愛。

 黒ノ幹部に注がれるのは嫌悪と畏怖。


『黒ノ国は邪気の溜まり場であり、妖界の邪気は全てそこに集まる。その性質上、多くの者に疎まれ、追いやられるようにその領土を狭めていった。それが気に食わないって子もいたのよね』


 ようやく本題に入る。


『その妖達は領土を拡大するため、人間界に手を出した』


「手を出したって……」


『人間界に領土を広げようとしたのよ。主犯は封印され、計画は失敗したわけだけれど』


 そのときの人間界――史源町は地獄絵図と化していた。多くの妖が蔓延り、恐れを振りまいてた。

 邪気が蔓延した人間界には大小様々な事件が勃発し、また邪気が増幅するという悪循環を繰り返していた。


 邪気は生きとし生ける者すべてを惑わし、悪しき方向へ導く。

 いつしか妖界内にも邪気は広がり、幹部の中にも人間界への領土拡大を推奨する者が現れ始め、ついには妖華も重い腰を上げて主犯の妖を封印するに至ったというわけだ。


『貴方がもっと早く動けば、もう少しマシな結果になっていたんではありませんの』

『響……』


 冷ややかな響の声の後ろで聞こえた彼女を嗜める声は、おそらく夏藍のものだろう。


『そう、ね。言い訳なんてしてないで、もっと早く動けばよかった』


 後悔してもしきれない。王としての立場を言い訳にして、事態をあそこまで悪化させたのは妖華の責任だ。

 沈んだ表情を見せる妖華に、誰もかける言葉を考えあぐね、沈黙が流れる。


『続きを』と平坦な和心の声が沈黙を破り、妖華は口元に笑みを乗せて話を再開する。


『半年前、封印が綻び始めていることに気付いたの。このままでは主犯の妖が目覚めてしまう。……ただ、数百年も経つと地形も変わっていて、封印の場所が分からなくなってしまっていた』


 あの頃の妖華は封印が綻び始める可能性に関して微塵も考えておらず、封印の場所をさして重要視していなかったのだ。

 まさか、彼女(・・)の力を借りてまで施した封印が綻びることがあろうとは。


『ある程度、目星はついていたから、史源町に処刑部隊を派遣したの』


 貴族街と唯一繋がる特殊な町。

 数百年前も、彼が狙ったのは史源町であった。その理由は妖華もよく知るところだ。


『封印場所の探索と再封印という名目でね。処刑部隊を選んだ理由はいろいろあるけれど、海里がいるのが一番大きな理由よ』


 封印を行ったのは妖華。再封印は他の誰がするよりも、妖華の血を引く海里が一番の適任者だ。

 危険な目に会わせたくないという母親の思いは、王としての責任で塗りつぶした。


「ちょっと待って。あの時、レオンが言ってたことは嘘ってこと?」

「嘘ではありません。あれも理由の一つであることは間違いありません」


 二人の脳内にあるのは、化け蜜柑とその本体との戦闘後の流紀とレオンの会話だ。

 あの時のレオンは妖が増えた理由の調査を答えていた。


 カモフラ―ジュのために用意していた理由であることは間違いないが、嘘というわけでもない。飽くまで理由の一つだ。

 納得したように引き下がる華蓮を見て取り、妖華は話を続ける。


『そして、ちょうど華蓮ちゃんと響ちゃんが来た少し前に、封印場所を特定することに成功したわ。場所は、春ヶ峰学園』

「細かい位置は僕とさくちゃんの絆パワーで特定済みだよー」


 桜の懐から捕捉の声が上がる。

 身近な場所の名前があがり、学生メンバーは各々動揺を見せる。事前に知っていた海里だけは平然といている。

 日常の一部である場所。週の大半をそこで過ごしていながら、少しの片鱗も感じなかった。

 特に妖退治屋を名乗る響や和心の衝撃は相当のものだろう。


『ここで一つ、質問があるの。華蓮ちゃん、響ちゃん、和心ちゃん』


 妖退治屋を名乗る三人の名を呼ぶ。


『私たちの作戦に参加してもらえないかしら? 貴方たちが協力してくれたら、とても心強いわ。命に関わることだから、強制はしないけれど』

『断る理由はありません』


 真っ先に返答したのは平坦な和心の声。

 史源町の風紀が乱れる恐れがあるのならば、迷う必要はない。


『妖と協力するなんて反吐が出るけれど、そんなこと言っている場合ではないようですわね。仕方ありませんから、私も協力して差し上げますの』


 仕方なくを強調しながら了承したのは響だ。

 今まで散々、妖を毛嫌いしていた手前、素直に了承するのは響の感情の部分が納得しない。

 華蓮同様にプライドの高い響の態度に、流紀は難儀だなと思いつつも苦笑だけで留める。


「わ、私も協力します」


 命に関わることと言われれば、多少の躊躇いが生まれるが、断るという選択肢は華蓮の中にはない。


『協力感謝するわ。それで、ここからは具体的な――』


「あのっ」


 ビシッと勢いよく手を上げ、妖華の言葉を遮ったのは星司だ。

 全員の注目を一身に受け、顔を強張らせながらも星司は揺れる水面を見つめる。


「俺も、その作戦に参加させてください」

「……私も、できることはそんなにないけど、参加したいです」


 星司に続くようにして声を上げたのは月。

 話を聞きながら、二人ともずっと同じことを考えていた。

 自分たちは妖でも、妖退治屋でもない。戦闘に関しても完全な素人で、作戦に参加すれば足手纏いになることは目に見えている。


 それでも、できることがあるのならば手伝いたい。

 人間界が脅威に晒されているというのならば、自分たちに無関係というわけではないのだから。

 断られても、簡単に食い下がるつもりはない。


 向けられた二対の瞳がそう物語っているのを感じた妖華は破顔する。


『是非』


 短い返答に反論する声は上がらない。

 生死にかかわる危険があるのは明白で、素人を引き入れるのは得策ではない。足手纏いが増えれば、それだけ犠牲者も増える。

 王としての立場がある以上、妖華は感情ではなく、理性で物事を判断する。その上で出た結論だ。

 二人は決して足手纏いにはならない。


 戦力だけでいえば、星司はともかく、月は全く価値がないに等しい。しかし、戦闘力があれば、戦闘で役に立つという単純な話ではない。

 安堵したように息を吐く二人を一瞥しつつ、星司によって遮られた言葉の続きを改めて紡ぐ。


『それで、具体的な作戦については海里に一任するわ』


 元々知っていたのか、妖華の言葉を受けても表情を変えない海里は無言で首肯する。


『っ私は反対よ! 経験があるようには見えませんし、無駄死にするのはごめんですの。どうしてもというのであれば、降りさせてもらいますの』

『構わないわ』


 苛烈に捲し立てる響の言葉への返答は恐ろしく冷え込んでいた。

 今までずっと浮かべられていた柔らかな表情は鳴りを潜め、幼い顔立ちには王としての威厳のみが鎮座している。

 顔を見ていないのにも関わらず、響は寒気を感じ、息を呑む。

 妖華と対峙したときを思い出し、震える身体を抑えつけながら、続く言葉に耳を傾ける。


『協力を頼んでおいて何だけれど、降りたいと思ったならばその時点で降りてちょうだい。言ったでしょう? 強制はしない。単独で行動するというなら好きにしてちょうだい。私は引き留めたりはしないわ』


 その言葉は、中途半端な気持ちで作戦に参加してほしくないという思いが込められている。

 敵の強大さと作戦の難しさを考えると、少しでも失敗の可能性を排除したいのだ。

 戦闘に直接参加することができないからこそ、他のメンバーに振りかかる脅威は今のうちに振り払いたい。


『海里は、戦闘に参加できない私と桜の代わりなの。この中で、他に代わりが務まる人がいるならば、立候補してちょうだいな』


 海里を選んだのは、各々の力を分析した結果だ。

 戦闘力でいえば、レミに劣る。知力でいえば、レオンに劣る。経験値でいえば、流紀や和心にも劣る。

 必要なのはそこではない。上に立つ者として、他の者たちの命と作戦の結末を背負うだけの覚悟。


「妖華様」


 誰もが妖華の迫力に圧倒される中、窘めるような声を上げたのは他でもない海里だ。

 紺碧の瞳を丸くした妖華は注がれる隻眼に宿る感情を見て取り、肩をすくめる。


『ごめんなさい。少し、言い過ぎたわ』

『私も、その……ごめん、なさい』


 空気が弛緩する。

 誰もが言葉を探す沈黙の中、黙然と事態を窺っていた桜がようやく口を開く。


「作戦の決行は一週間後です」

「さくちゃん、もっと他に言うことないのー?」

「必要性を感じません」


 どこまでもマイペースな返答に、流紀は「桜らしい」と笑みを浮かべる。

 他人と関わることが少ないせいか、桜は周囲を気遣ったり、慮ったりするのが苦手なのだ。


 全てを”自分”という枠の中で回していくことができるほど力を持った彼女の世界に、他人の介入は必要ない。式も枠の一部に過ぎず、桜の世界に介入できる存在など片手で数えられるほどしかいない。


「当然、敵対する組織的なものもあるわけだけれど、情報が全然なくてねー。引き籠ってたツケって奴なのかな。僕たちの前に現れた子に関しては、ある程度の分析もできるけど。情報収集は専門じゃないんだよ。銀の子辺りにお願いするべきだと僕的には思うなー」


 首を傾げた華蓮は、純朴な声が聞こえる辺りを注視する。

 当然のように話に加わっているけれど、一体何者なのだろうか。普通に考えれば、桜の式ということになるが。


 先程から頻繁に喋っているわけだし、姿を現わせばいいのに。

 そう思いつつ、大して広くない華蓮の部屋の人口密度をこれ以上、上げようとも思えないので言葉にはしない。

 それでも気になるものは気になるので、注視しているというわけだ。


「あはは、さくちゃんの孫は素直で可愛いねー。見た目はさくちゃんなのに……。血筋ってすごいねー。生命の神秘って奴? 気が短いのはさくちゃん譲りかな」

「桜は言うほど短気じゃないだろ。単に……っ」


 いつものノリで言葉を返そうとした流紀が、黒曜石の瞳に射抜かれ、言葉を詰まらせる。

 瞳に滲む微かな怒りの色に気付くものはほとんどいないだろう。長年の付き合いだから分かる、桜の怒りに理不尽だと思いながら口を噤む。


「私語は慎んでください」

「話すことは話したんだし、いーでしょ。さくちゃん、普段はそんなこと言わないのにどうしたの?」


 桜に向けて、平然とそんなことを言えるのは世界中を探しても真砂くらいなものだろう。しかも、故意に。


 華蓮とは違い、怒りを露わにしない桜は懐から小さな小瓶を取り出し、畳の上に置いた。

 小瓶の三分の一を占めるのは、藤咲邸の庭から取った土だ。

 普段は桜が管理しているそれが真砂の核と呼ばれるもので、これを破壊されれば真砂は死ぬ。

 心臓ともいうべきものが無防備に晒され、さしもの真砂も雄弁な口を閉じる。


「話を戻しますが、敵に関する情報は外部に委託します。みなさんは鍛錬に勤しんでください。こちらからも出来得る限りのサポートはするつもりです」


『分かりました。情報収集の件ですが、私から頼んでも構いませんか?』


「そうしてくれると助かります」


 了承の旨を受け取ったところで、和心との通信が切れる。

 続くように響や妖華との通信も切れ、会議は終了した。


 今日はいつもの鍛錬も休みということになり、部屋に残ったのは華蓮と流紀の二人となっていた。

 華蓮は熱心な目付きで、去り際に桜から渡された書物に目を通している。


 ――決戦日までに、三分の一は使えるようになっておいてください。


 書類に記されているのは、桜が扱う術の数々。

 基礎的なものから高度なものまで、多くの術が記されている。中には桜が編み出した術もあり、かなり貴重な代物だ。


 三分の一とはいえ、今の華蓮が使えるようになるのはかなりの時間を要する。

 これを一週間で覚えるというのは無理難題としか思えないが、足手纏いなのは自覚している以上、文句は言っていられない。

 眉根を寄せて書物を読む華蓮を眺めていた流紀は小さく息を吐く。


「実践あるのみだ。いくらでも相手にするぞ」

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