多分、大丈夫、じゃない。
「冗談ですよ…」
椅子からすっと立ち上がって、先生が言った。
さっき、私の頬に触れそうになった手は、なんですか?
聞きたいのに聞けなくて、すごく、もどかしい。
それで、結局聞けない。
「これが、このあいだ貸したものの続編です」
先生は机に本を置く。
このあいだまでは手渡しだったのに。
なんで…?
また、聞きたいのに。
聞けないんだ。
沈黙が流れる。
細谷先生との沈黙は、心地の良いもの…だった。前までは。
なんでだろう。
さっきから、なんで、なんでばかりで、小さいことを気にしてばかりいる自分が嫌になる。
先生。
冷たくなったように感じるのは、私だけですか…?
大きく、けれど静かに息を吸う。
気持ちを、声にしようとしたとき。
「冗談と言いましたが、冗談じゃないです」
先生が言った。
「え…?」
「冗談じゃないんです」
真っ直ぐな目。
細谷先生。
真っ直ぐな目だけど、ちょっといつもと違う、細谷先生。
ちがう。
いつもと。
「僕は…」
真っ直ぐに、私を見ていた目が。
すっと、離れていく。
「あなたを、傷つけたくない」
その声は、細く、か細くて、
私の目から、涙が流れていた。
いきなりのこの展開なんじゃらほい
テンションおかしいです
読んでくださってありがとうございます!!
これからもお願いします( ˘╰╯˘)♡*゜




