その、1つ。
若菜とバカやってたら、急に、職員室のドアが開いた。
何やってんだ私たち!!
職員室の前だってことをすっかり忘れていた。
2人で顔を見合わせて、怒られる覚悟をする。
うぅ…、私の優等生武勇伝が!!!
「佳乃さ……、小林さん」
……え。
「細谷先生」
先に声を出したのは、若菜だった。
「木村さん、小林さん」
先生…?
なんで今、言い直したの…?
「ごめんなさい! 細谷先生、見逃して下さい~」
「悪いことしたって言ってるようなもんですよ」
「うん、したと思います!」
「直球に来ましたね」
なんで……?
気になって、2人の声が頭に入ってこない。
「それより、先生!!」
「なんですか?」
優しく笑う先生。
でも、いつもと違う。
いつもと、違う。
「……」
さっきまで笑顔で話していた若菜も、急に黙り始めた。
「なんですか?」
改めて先生が尋ねると、若菜はまた笑顔に戻って、
「木村は帰りまーす!! 邪魔者は消え去る!! さようなら」
と言って、下駄箱の方に走っていった。
私にだけ聞こえるように、がんばって、といって。
サブタイトルは、前話と繋がってます!!笑
読んでくださってありがとうございます
これからもお願いします<(`^´)>笑




