『大切』は1つじゃない。
すごく軽い気持ちで廊下を歩く。
スキップしかけてる。
周りから見たら奇妙かもしれない。
でも、そんなの気にならないくらい、わくわく、どきどきしてる。
「ごめん、若菜、今日も先に帰ってもらってもいい…?」
若菜に向かって頭を下げる。
「いいよ~。ちょっと最近寂しいけどね」
「ほんと、ごめん!!!」
怒ったようにほっぺを膨らます若菜に謝る。
いつものイケイケな感じとはちょっと違って可愛い。
「そんな本気で謝んないでって!」
「若菜ぁ~…!!」
若菜の優しさが。
思わず抱きつこうとすると、するっと避けられる。
「…!!!」
目で訴えてみる。
「冗談冗談」
笑って抱きしめてくれた。
「そのかわりさ」
耳元で囁く若菜。
さっきから、シチュエーションが、女子どうしでやって誰得?! って感じ…。
「何あったか教えてくれない…? 一応、佳乃の親友として、知りたいし…」
……そっか。
そうだよね。
「わか、」
「嫌じゃなかったらでいいし、今すぐじゃなくてもいいからさ!」
私の体を解放すると、若菜は言った。
「うん、わかった」
若菜の優しさに、感動。
「おいおい~、泣きそうになってんの?」
「若菜大好きだよーーー!!!」
「いや! レズじゃないからちょっと無理かな?! アニメで見る女の子がそうなのは全然大丈夫なんだけどね?!」
「冗談だよ! 冗談じゃないけど!!」
こんなに良い友達がいて、私は幸せ者だ!
若菜の発言、これ大丈夫ですかね…?
ずっと先生との話だったので、若菜もってきました!!!
読んでくださってありがとうございます!!
これからもよろしくお願いします<(_ _)>




