表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ダークマジシャン-2nd stage-  作者: 覇王樹
3/23

第2話(32話)公園 

☆この小説に出る登場人物の名前は実際の団体名・個人名とは一切関係ありません。☆

今回も小説を読んでいただきありがとうございます。もしよかったら、評価・感想・お気に入りを宜しくお願いします。

俺は公園へ向かった。


すると急に後ろから気配を感じた。


「誰だ!?」

と俺は叫ぶ。


「さすがだな。ザックス・アンドレス。」


と現れたのは一人の男と2人の女だった。


「俺らは今からお前を殺す。」

と男は言う。


「ちょい待てよ!なんで俺が?お前らは術者狩りか?」


と俺は言う。


「術者狩りじゃないんだ。ただ、お前に恨みがあるだけだ・・・」


と男は言うと襲ってくる。


相手は光術師だった。


「お前ら卑怯じゃねぇか? 3VS1はないだろ?おい!」

とザックスは言う。


「お前が死ぬことには変わりないんだ・・・」


と男は言う。


「っち・・・お前ら・・・怪我してもしらねぇぞ・・・」

とザックスは言うと3人を吹き飛ばす。


「なんて威力なの!?」


と女は言う。


「てめぇら 恨みがあるだろうがなんだろうがしらねぇが・・・・ ここで言ってもらおうじゃねぇか」


とザックスは言う。


「言う前に俺らはお前を殺すんだよ!」


ともう一人の男はいい襲ってくる。


「近づくな!」


とザックスはいいその男を飛ばす。


「そんなの・・・ あなたに分かるわけがないじゃない!」


と女は泣きながら言う。


「お前は・・・・俺の姉ちゃんを・・・」


と男は言う。


3人とザックスは戦いを止めて3人はザックスに話し始めた。



「当時は術師なんて珍しかった。 なんで俺たちが術師かというと・・・ 日本人がイギリスの技術を使用しようとして俺たちを使った。


それが俺たち4人だった。


4人というのは 有理姉ちゃんと俺、裕太と透哉と綾乃だ。」


と裕太は話す。


「おいおい、待てよ・・・ 有理って・・・まさか・・・」

とザックスは言う。


「そのまさかだよ。 俺の姉ちゃんはお前が知っているマリっていうやつだよ。


姉ちゃんは俺たちの中でも強かったんだ。術者って言っても俺たち4人しかいなかったんだ。だから術者狩りに狙われてもおかしくなくていつも4人で行動していたんだ。学校でもばれないように頑張ってきたんだ!!


でも5年前に姉ちゃんはイギリスから成功作って言われて姉ちゃんはイギリスに送られた。


俺たちは失敗作。失敗はイギリスに必要とされなかった。 本当は俺たちもイギリスに行くはずだったんだが。」


「私だって別れたくなかったもん。」


と綾乃は話し出す。


「有理ちゃんと一緒だったから・・・ここまで生きてこれたのに・・・」


「俺たちは姉ちゃんを遠い日本から見守っていた。だけど2年前だった・・・ 俺たちはイギリス政府から姉ちゃんは戦死したって聞いたんだ。もうその時はずっと泣いていたんだよ。 もう俺たちは生きていけないと思っていた。


そのあと俺たちは姉ちゃんの墓があるイギリスへと向かった。


・・・・

・・・・


『あれが・・・マリの・・・いや 有理さんの墓よ・・・』


と当時のキリヤが言う。


『あの・・・お墓の前にいる人は誰ですか?』

と綾乃は聞く。


『・・・・ あの人は・・・・』


俺たちは事実を知った。 姉ちゃんは戦死じゃなかったって。


あのお墓の前にいるやつのために死んだ。 あいつが死ぬのを姉ちゃんは犠牲に・・・


俺たちはそいつをずっと憎んでいた。 ザックス・アンドレスを。


俺たちは墓をお参りをするだけのはずだったのに悲しい知らせを聞いただけだった。


『あいつのせいで・・・ あいつのせいで・・・」

と俺はずっとつぶやいていた。


『ねぇ、裕太 あの人・・・ずっと墓の前で泣いていたけど・・』

と綾乃は聞く。


『そりゃそうだろ・・人の墓の前で笑っていたらぶち殺すところだからな・・・』

と俺は答えた。


そして、先週の事だった。 俺らはお前が日本へ引っ越してくることを知ったんだ。』


と裕太は全て話す。


「すまん・・・ わかってるんだ・・・俺も・・・ マリが死んだことは・・・・全て俺が悪いんだ。


俺も知っているんだよ・・・ あの時俺がもっと強ければ・・・・ 俺は命を変えてでもしようとしたんだ。


そうだ・・・いい締めだな。 おい、お前。 俺をころしてくれぇ。 それでいいだろ・・・」


とザックスは言う。


綾乃と透哉は驚く。


そして裕太は


「わかったよ・・・ それで俺らの恨みはなくなる・・・ それでいいんだな。」


と言う。


「あぁ」


とザックスは言う。


「それじゃあ殺させてもらおうか・・・」


と言うと裕太は手を伸ばしたザックスに攻撃をする。


「(そんな・・・うそでしょ・・・)」


と綾乃は思う。


・・・・


・・・・


「うっ・・・」


とザックスは目を開ける。


「悪いがまだ話は終わっていないんだ・・・」

と裕太は攻撃をわざとはずす。


「俺らはその1週間前にもう一つのことを聞いた。 それはお前が姉ちゃんに会うために1年もかけて旅をしていたことをな。 俺らは最初それを信じれなかった。でもお前のことは事実だとイギリス政府は証明した。俺らは考え直したんだ お前がどれだけ俺たちの姉ちゃんのことを思ってそこまでしたのか・・・ 命を懸けて姉ちゃんに会ったのか・・・・ そんなやつを殺せるわけねぇだろ?俺が。

俺達は思ったんだ。姉ちゃんは戦死したんだ。 愛する人のためにな。 だから俺たちはお前にお礼も言いたいんだ。」


と裕太は話す。


「もういいんだ。俺は。所詮ぼろぼろになった雑巾だ。」


とザックスは言う。


「ほうほう。術者さんがいっぱいいるみたいですね・・・」


とある男が話しかける。


「しまった。術者狩りだ!」

と透哉は言う。


「日本に術者狩りだと?」


とザックスは言う

-end-


「術者狩りね~その通りだよ。 僕は君たちの力をもらいに来たんだからここで死ぬわけにはいかないのさ。」


というと術者狩りは攻撃をしてくる。


・・・・・

・・・・・


キーン


誰かが攻撃を止めたような音がした。


「確か・・・海藤・・考樹だっかしら・・・ 早く逃げなさいよ・・・」

と同じクラスメイトの小鳥坂 美月が言う。


「なんでお前がここに?」

とザックスが言う。


「理由は後で説明するわ・・・ この周りにはたくさんの術者狩りが居るの・・・・ だから早く違うところに!!」


と美月は言う。


「わかった・・」

とザックスが言うと4人は行く。


「あの人は誰なんだ?」

と裕太は走りながら聞く。


「よくわかんねぇが俺に術者だろ?とか今日聞いてきたんだよ」


とザックスは言う。


「(まだ術者がいるのかしら・・・)」

と綾乃は思う。


「あ、術者狩りが!!」

と透哉は言う。


「(しまった・・・ ミイナが・・・)」

とザックスは思う。


「お前ら!俺はこっちに行くから手分けでいくぞ!」


とザックスは言う。


「わかった。 そっちをよろしく。」


と裕太は言う。


そしてザックスはアパートへと向かった。


・・・


・・・


「ミイナ!!」

とザックスは叫ぶ。


「どうしたのよ?いきなり?」

とミイナは言う。


「良かった。お前・・・ そうだ・・・お前だから今の現状が分かるはずだ・・」

とザックスは言う。


「それが・・・こっちに来てから全然予知ができないの・・・だから・・・」

とミイナは言う。


すると


ドーーーン!!


「誰だ!?」


とザックスは言う。


「慌てることはないですよ。ザックスとミイナ。 ちょっと待っているだけで体が浮くから・・・」


と言うと術者狩りは銃で撃ってくる。


「逃げるぞ!!」


とザックスはミイナを抱いてベランダから降りる。


「ちょっと!?ザックス!?なんなの?」


とミイナは聞く。


「俺もわからねェンだ!急ぐぞ!」


とザックスは言う。


するとザックスたちは術者狩りに挟み撃ちされた。


「くっそ・・・行き止まりか・・・」


とザックスは言う。


「ザックス。私、戦えるわよ・・・」

とミイナは言う。


「わかった。 いくぞ!!」

とザックスは言うと2人は攻撃を始める。


「うぉぉぉぉぉ」


「いけぇぇぇぇ」


・・・

・・・


「なんて数の術者狩りだ・・・」

と裕太は言う。


「さすがザックスたちの情報だけでこんなに集まるなんて・・・」


と綾乃は言う。


「一人ずつやっていく時間はなさそうね・・・」

と透哉は言う。


「うわぁぁぁぁ」


と綾乃が叫ぶ


「綾乃!!」

と裕太は言う。


しかし3人はやられてぼろぼろになる。


「っち・・・なんて強いんだ・・・ いつもと違うじゃないか・・・」


と透哉は言う。


「もういいだろう・・・・ ここで眠るんだ!」


と術者狩りは言う。


ドーン!!


「おい、テメェら。 何しようとしてんだよぉ。 そんな汚いやり方で。」


そこにはザックスとミイナがいた。


「おいお前ら。後のやつは俺とミイナで処分しておいたからよ・・・ 後はやるんだ・・・」


とザックスは言う。


「うぉぉぉぉぉぉっぉぉぉ!!」


とザックスは叫ぶ。


そして相手の術者狩りは攻撃を止める。


「なるほど、俺の攻撃を止めるとはな・・・ じゃあよ これでどうだ? ダークインパクト!!」

とザックスは攻撃していく。


・・・

・・・


そして相手の術者狩りは倒れた。


ザックスは3人を安全な場所に運びミイナは救急処置をした。

「お前ら大丈夫か・・・」

とザックスは3人に声を掛ける。


「ザックス、この人たちは?」

とミイナは聞く。


「あぁ友人だよ、こっちの。」

とザックスは言う。


「ほんと、ザックスって友達作るのはやいねぇ」

とミイナは言う。


「おいおい、まだ友達は認証してねぇぞ。 それよりこの小っちゃくてかわいい女の子はお前のなんなんだよ?」

と裕太は聞く。


「可愛いってなによ!」

とミイナは言う。


「あぁ、こいつはあれだよ俺んところのいそうろうだ。」

とザックスは言う。


「いそうろうじゃない!!」


この場所に笑顔がいつの間にかあった。


・・・・

・・・・


次の日・・・

 「いってきまーす!!」

とミイナは言い出ていく。


「いってこーい!!」

とザックスは言う。


そしてザックスも登校した。


「おはよー海藤君!! ニュース見たかい? 大爆発が起きたんだってよ?」

と同級生の斉藤は言う。


「そうなんだ。この街も怖いな。」

とザックスは言う。


教室に向かう途中 会いたくない人に会ってしまった。


「ちょっと!海藤!! こっちに来なさいよ!!」

と呼ぶのは小鳥坂だった。


「あれ。。。美月さん・・・なんでしょうか・・・」

とザックスは言うと引っ張られていった。


「珍しいな 小鳥坂が男を引っ張るなんて!!」


と斉藤は思っていた。


・・・

・・・


場所は人目がつかないところだった。


「あのぉ・・・なんでしょうか・・・ 小鳥坂さん。」

とザックスは聞く。


「なんでしょうかって・・・ あんたそれはないでしょう!」

と小鳥坂の顔が近かった。


「あんた・・・やっぱり術者だったのね・・・ なんで隠しておくのよ!! なんか様子がおかしいと思って後を追ったら問題に巻き込まれてたじゃない!」


「あの小鳥坂さん・・・それって・・・ストーカー?」


バシン!!


小鳥坂の手が俺の頬に思いっきり当たる。


「なんで私があんたのストーカーなんてしないといけないのよ!? バカでしょ?」

と小鳥坂は言う。


「それより、お前も術者なんだな・・・」


「絶対に言わないでよ!! 私も・・・あんたのこと言わないから・・・ それとあんたと一緒に同居しているあの小っちゃいのもね。」


「お前、どれだけストーカーしてるんだ・・」


と言った瞬間もう一発喰らってしまった。


「術者ね~」

と何か目線がしたような気がした。

・・・

・・・


学校帰り、門からはカップルが歩いて出て行ってた。


すると向こう側に違う制服の女の子が立っていた。


よく見ると昨日の綾乃だった。


「あ、ザックスさん!!」

と叫んでいる。


俺は綾乃のところへ向かった。


「あの、ザックスさんいきなりすみません。その昨日はありがとうございました!!」


と綾乃は言う。


「あぁ問題ないよ。」


「ところで・・・聞きたいことがあるのですが・・・ ザックスさんは有理ちゃんって・・・ 恋人だったのですか!?」


とあまりにもの綾乃のストレートの質問に飲んでいたコーラを吹いてしまった。


「大丈夫ですか!?」


と綾乃は言う


「大丈夫だよ・・・ 恋人だったのかな・・・ なんだったんだろう・・・ あいつはこんなオレでも支えてくれたからな・・・・ 人前じゃ強がっていて本当は弱い俺を。 ここまで強くしてくれたからな・・・


あいつが学校で勝負を挑んでなかったらこんな俺ではなかっただろう。」


「(あぁ有理ちゃん、来た早々に勝負を挑んだんだ。)」


「ところでザックスさん!! 有理ちゃんのどこが好きなんですか?」


「またもやストレートだな・・・・ 俺は・・・ あいつがくれた本当の強さが好きなんだ。 変わってるだろ?」


「いや、そうでもないですよ。 私の有理ちゃんだったらそんなことしそうだもん・・・ あ、すみません。私こっちなんで・・・ あ、もしよかったら電話番号を・・・」


「あぁ いいよ はい。」


「(スマートフォン・・・ 最新すぎてわからない・)」

と綾乃は思う。


・・・

・・・


「ただいまー」

と俺はミイナに言う。


「おかえりー」


「なぁミイナ学校はどうだった?」


「うん、楽しかったよ!!」

とミイナは言う。


「そっか・・・なら大丈夫だな・・・」


「ねぇザックス・・・ 昨日も守ってもらっちゃったね・・・」


「気にスンナって。。。」


とザックスは言う。


「今度は・・・ 私がザックスを守るんだからね・・・」


「それはありがとな・・・でも死んでもらうのはもう勘弁だからな・・・」


-end-

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ