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ダークマジシャン-2nd stage-  作者: 覇王樹
20/23

第19話 光の玉

今回も読んでいただきありがとうございます。理解できない所が多少あるのでそこらへんは大目に見て下さい。最後の締めを今考えています・・・・

☆この小説に出る登場人物の名前は実際の団体名・個人名とは一切関係ありません。☆

今回も小説を読んでいただきありがとうございます。もしよかったら、評価・感想・お気に入りを宜しくお願いします。

49話

光の玉で思い出したんだ。

光を使うやつ・・・それは・・裕太しかいないと。


俺はとりあえず雨の中何もかも忘れて助けが欲しいと思い光が飛んで行った方へと向かった。


光の玉はまるで助けを呼んでいるかのように何発も上がっている。


・・・・

・・・・


俺は黒い水が流れている川の沿道に着いた。


「光がここから出ていたはずだが・・・」

と俺は思っていると向こうから声がした。


「ザ・・・ザックスか?」

と声が聞こえる。暗くて何も見えないが


「あぁそうだよ!!」

というと向こうから人が走ってくるのが少し見えた。


やはり予想通り来たのは裕太だった。


「よかったー生きてる人がいてー!!」

と裕太は言う。


「あぁ俺もだよ・・・ずっと探してたんだよ・・・」

と俺も言う。


・・・・

・・・・


「お前、人が住めそうなところ見つけたか?」

と俺は裕太に聞く。


「それがこっち側はほとんど消滅していて何も無いんだよ・・・」

と裕太は言う。


「それなら俺は人が住めそうなところ見つけたからそこへ行こう。」

と俺は言うと2人はさっきまでザックスがいたところへと向かった。


「へぇこっち側は少し建物が残っているのか・・・」

と裕太は言う。


「そうなんだ・・」

と俺は言う。


「ところでお前のけがは?」

と俺は聞く。


「あぁおかげでだいぶ良くなった。ちょうど退院したところだったんだよ。」

と裕太は言う。


「そうか・・・で、小鳥坂は?」

と俺は聞く。


「残念ながら最後まで目を開けることはなかったよ。」

と俺は言う。


「そっか・・・」

と俺は言うと


「他の人たちはどうなってるんだ?」

と裕太が聞いてくる。


「ミイナとキリヤなら向こうで倒れている。」

と俺は言うと


「とりあえず確認できる人はこの中に入れておこう。」

と裕太は言うとさっきまでザックスが倒れていたところに向かった。


裕太はミイナを連れザックスはキリヤを連れてさっきの建物に戻る。


「どうしてここに置いておく必要があるんだ?」

と俺は聞く。


「同じ仲間じゃん?」

と裕太は言う。


「それにミイナについては何かの手がかりになるかもしれない。」

と裕太は言う。


「手がかり?」

と俺は聞く。


「あぁそうだ・・・オリジンパワーについては昔春田からよく聞いていたんだ。もちろんこんな風になることを。だけどオリジンパワーの話っていうのは最後まできちんと完成していないみたいでな。」

と裕太は言う。


「つまり・・・話の最後が出来ていなということは・・・」

と俺は言うと


「そう・・・まだ少しだけ可能性があるんだ。」

と裕太は言う。


「明日春田の大学の跡地に行こう。何か分かるかもしれない。」

と裕太は言う。


・・・・

・・・・


次の日。


天気は晴れることはなかった。ずっと曇り空だった。少し裕太が昨日より体調が悪そうに見えたが裕太は大丈夫だと言っている。


俺たちは大学の跡地へと行った大学も上の建物はほとんど壊れていて1階しかない。


「春田の部屋は・・・ここだったな・・・」

と1階の春田の部屋へと行く。


「とりあえず何か手がかりになるものを探そう。」


「おう。」

と俺は言うと2人は机の中やいろんなところを探していた。


2時間ほど探したが何も見つからなかった。


「やはり、極秘資料はここにはないのか・・・」

と裕太は言うと


「おい裕太。あそこに地下室への入り口が・・・」

と俺は言う。


「よし、行ってみよう・・・」

と裕太は言うと2人は地下室へと入る


地下室は資料室みたいになっていた。


「ここは壊れていないんだな・・・」

と俺は言う。


「随分丈夫に出来ているみたいだな。」

と裕太は言う。


「よし、1冊ずつ探そう。」

と裕太は言うと2人は探し始めた。


2人は何かの手がかりが欲しいと思い一生懸命探し続けた。


探している途中裕太が突然倒れこんだ。


俺は急いで裕太のところへ向かった。


「大丈夫か!?裕太」

と俺は言う。


「あぁ大丈夫だ・・・少し疲れただけだ・・・」

と裕太は言う。


「そうか・・・あんまり無理すんなよ。」

と俺はいいもう一度探し始める。


「オリジンパワーの歴史・・・オリジンパワーの2010年度調べ・・・ ダメだ・・どれも手がかりにならない。」

と俺は言うと


「なぁザックス、そのオリジンパワーの歴史っていう本を見てくれ。」

と裕太は言う。


「オリジンパワーの歴史?あぁこれか・・・」

と俺はいい本を開けてみる。


「えっと・・・どれどれ・・・オリジンパワーは・・・」


『昔、フイルトンという町がイギリスにあった。フイルトンは大火災を起こしてしまいほとんどの建物が全焼した・・・』


「ここらへんの話は同じ話だな・・・」

と俺は言う。


「そうだな・・・あれ・・この本続きがあるんじゃねぇか?」

と裕太は言う。


『人類滅亡を果たしたオリジンパワーは自分の中の大事な人を一人だけ世界に残した。それはオリジンパワーが愛した人と言われている。世界に残った人は最初何も気づく事ができなかった。自分だけがどうしてこの世界に残っているんだ?と思っていた。しかし、その人はオリジンパワーが自分を残した意味を知りdぁpfslpf』


「ダメだ、この後が消えかかっている。」

と裕太は言う。


「自分がここに残っている意味・・・」

と俺はつぶやく


「残っているのって俺たちの事じゃないか?」

と俺は言う。


「どうやらそうみたいだな・・・」

と裕太は言う。


「とりあえず資料をもっと探してみよう・・・」

と言い2人は資料を探し続けた・・・


・・・・・

・・・・・


2人は建物に戻った。


「今日は何も見つけれなかったな・・・」

と俺は言う。


「あぁそうだな・・」

と裕太は言うと俺は裕太が半分消えかかっているのに気付いた。


「おい・・・どうしたんだよ・・・?裕太?」

と俺は聞く。


「ごめんよザックス。俺はここに残った人間じゃないんだ。自分の力を使ってここに少しの間残っていたんだが俺の力もこれが限界みたいだ・・・ 本当にこの世界を助けられるのはお前だけなんだ・・・ 最後に少しヒントを・・・この世界は・・・お前が・・・元に戻すことが出来る・・・」

と裕太は言うと光に消えて行く


「ゆ・・・裕太・・・」

と俺は言う事しかできなかった。


「これを受け取ってくれ・・・」

と裕太はザックスに銃を渡すと裕太は消えて行った。


「世界を戻せるのは俺だけ・・・ どういうことだよ・・・」

と俺は暗闇の中考えていた。


-end-

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