第1話(31話) 新たなる日々
☆この小説に出る登場人物の名前は実際の団体名・個人名とは一切関係ありません。☆
今回も小説を読んでいただきありがとうございます。もしよかったら、評価・感想・お気に入りを宜しくお願いします。
はーい第2期もやっていきまーす。 多分11月の中旬ぐらいで終わるかな・・・
第1部読んでいない人は第1部からがいいと思います。詳しくはプロローグで!!
1話
ロンドン・ヒースロー空港
「それじゃあ気を付けてね。ときどき連絡してよ。あ、あとそのスマートフォンの使い方大丈夫?」
とキリヤは聞いてくる。
「大丈夫なんじゃない?」
と俺は適当に答えると
「大丈夫だよ!キリヤ もう、私が使いこなしているから」
とミイナは言う。
「ザックスさん。決してミイナさんには手を出さないように。」
とテイトは注意深く言う。
「わかってるって!そんなことするわけないだろう!」
と答える。
「ザックスさん、体の方には気を付けて!」
とルメリは言う。
「あぁありがとう。」
「ザックス!あんたロリコンとは知っていたけど一緒に2人だけでクラスとなると結構心配だな・・・・」
とマリヤは言う。
「うるせぇな。大丈夫だって言ってるだろ。」
・・・・
・・・・
「それじゃあいってきま~す」
とミイナは言う。
「じゃぁな おまえら~」
と俺はいい パスポートコントロールをくぐっていった。
そうこれは1か月前だった。
「ザックス。よく帰ってきたな」
とボスは言う。
「ありがとよ、ボスさん。 おかげであいつにも会えることが出来て俺は良かった。」
「そうか、ならばよかった。しかし、今回お前さんの行動で世界中は君を欲しがっている。
特にこのイギリスはな、だからザックスに私は任務を与える。
そう、日本でしばらく暮らしておくれ、手続きは俺の知り合いの大学の教授に任せておいた。
引っ越しは明後日から行う。 そして悪いがミイナも一緒にだ。あいつの力もどうやら狙っているらしい。」
「はいはい。」
と俺はいつもの癖で返事してしまう。
「っておい!な・・・なんていった? 日本?日本へ引っ越し?しかも引っ越しは明後日から?え?
しかも withミイナって・・・ え?おれとミイナが日本で暮らすの? 」
「あぁそうだが?」
「ええ?なんで?」
「あぁ大丈夫、君とミイナは日本の学校に行ってもらうことになる、頑張るんだぞ。」
「話聞け―」
――――家
「ただいま。」
「おかえりーザックス―。 聞いたよ聞いた。 私達一緒に日本に行くんだよね?」
「お前、どこから、、、」
「今日ボスに聞いたの 私楽しみ―」
・・・・
・・・・
という訳で俺たちは飛行機の中。
日本へ向かっていた。
――――成田空港。
「うわぁすげえ 全部日本語だ・・・」
とザックスは言う。
「すごいすごい!日本人ばっかだ!」
とミイナは言う。
そうすると後ろから女の人がやってきた。
「すみません、海藤君と吉川さん?」
俺はあまり慣れてない名前で呼ばれたので少し反応が遅かった。
・・・・
・・・・
―――大学研究室。
「はじめまして、私は特殊能力研究の教授 春田 南 あなた達のお世話をしていくことにもなるわ。」
「あ、俺は ザ・・・じゃなくて 海藤 考樹です。」
「私は吉川 由紀です。」
「そう、それでいいの」
と春田は言う。
「これからは学校にも行くことになるからなるべくそっちの名前を使ってね。
それともう一つ約束してほしいことがあるの・・・」
・・・
・・・
わたしは普通の学校に行っている女子高校生の2年生。
でも私は普通じゃないの。少し変わっていて・・・・
実は特殊能力を持っていたりするの
・・・・
・・・・
「おはよ~ 美月 今日も元気ぃ~?」
と話しかけてくる友達の優香。
私は 小鳥坂 美月 よく小鳥~とかも呼ばれる。
さっきも説明したけれど 普通の高校に言っている女子校生
今日は新学期。新しい転校生とかも来るから楽しみってなわけだったが、まさかこうなるとは思っていなかった。
―――― 学校
「えーっと名簿と名簿」
新しくクラスも変わったのできちんと見ておいた。
そこに見たいことのない名前があったことに気付いた。
「海藤 考樹?(かいどう こうき) このひと転校生かしら・・・」
「みづき~ 何見てるの~ まさか転校生を狙ってるの?」
「な・・・なに言ってるのよ? まさかそんなことするわけないでしょう。」
「だよね~ 実は、その転校生って超イケメンらしいよ。」
「え?」
まさか転校生が特殊能力を持っているなんてしらずに。
―――アパート
「よし、お前はここの学校にいくんだぞ。多分イギリスの時と変わりないともうがな。」
とザックスは言う。
「うん、わかった」
とミイナはいい、家を出て行った。
・・・
・・・
ザックスが学校に向かう途中。
「しっかし、聞いていたが、日本の学校は歩いたり自転車を使って登校するのか・・・」
という。
その時かすかに、こんな声を聴いた。
「ザックス・アンドレス の身元を確認」
しかし、俺は気のせいだと思い無視していった。
・・・・
・・・・
学校
キーンコーンカーンコーン
とチャイムが鳴る。
俺は後ろの方の真ん中の席に座っていた。
すると、後ろに座っている男に声をかけられた。
「君が海藤くん?はじめましてだね。」
と優しく声を掛けられる。
「あ、あぁ海藤です。」
と答える。
「どこの高校から来たの?」
と聞かれるが答えれない。
「えっと・・・ 遠い方の・・・田舎の高校かな・・・」
と適当に俺は答えた。
「そっか。俺は斉藤 楓太 よろしく。」
「あぁ、よろしく」
キーンコーンカーンコーン
ともう一度チャイムが鳴る。
「はい、今日から担任の橋澤 美由紀です。よろしくです。」
と担任の女の先生が言う。
・・・・
・・・・
キーンコーンカーンコーン
とチャイムが鳴り今日は始業式だったので半日で終わった。
俺はそのあと先生に呼び出されいろいろと学校を説明してもらった後に下駄箱へと向かった。
そして靴を履きかえていた。その時
「ちょっと、いいかしら。」
と声を掛けられた。よく覚えていないが、なんかクラスにいたような顔だった。
「今日、一緒に帰ってもいいかしら。」
と聞かれた。
「なんですか?いきなり逆ナンパですか?」
と言う
「何を言ってるの? 妄想し過ぎよ!」
と答えられた。
・・・・
・・・・
そして俺とそいつは一緒に帰っていた。
「ところでなんだ?話って。」
「あぁ話ね。まず自己紹介しないと。私は小鳥坂 美月。あなたは海藤 考樹だよね?」
「あぁそうだが?」
「そう、ならOKだわ。 じゃあ単刀直入に聞くわ。」
「おぅ」
「あんた、特殊能力の持ち主だよね?」
「特殊能力?なんだそれ? なんか物を浮かばしたりとか? そんなのできねぇよ」
「あんた隠しても無駄わよ。無駄!」
「なんで隠すんだよ?そんなもの 言ってみてくれよ」
「そんなの決まってるじゃない・・・あれっ・・・あれわ・・」
「どうしたんだいきなり」
と俺が聞いた瞬間、小鳥坂は俺をつかんで走って行った。
・・・・
・・・・
「なんだよ?急に」
と俺は聞く。
「あんたね・・・大丈夫かしら。。。 あれは術者狩り(マジシャン・ハンター)よ・・・」
「術者狩りだと? 日本にもいるのか?」
「えぇ、でもあいつらは撤退したはずだわ。 あっいけない、 この後塾があるんだった・・・
あんたも術者狩りには気をつけなさいよ。」
と言って帰って行った。
俺もすぐに家へと戻った。
・・・
・・・
家の前に着くとミイナが扉の前で待ってた。
「もぉ遅かったじゃん!」
「わりぃな。俺も遅くなったんだから。」
と扉を開けようとした時、新聞受けに手紙が入っていることに気付いた。
「誰からだ?」
と俺は手紙を開けて内容を読んだ。
『宛て:ザックス・アンドレス
お前がここに住んでいることは間違いないだろう。
もし、お前がザックス・アンドレスなら団地の前の公園に7時に姿を現せ。』
と書いてあった。
「誰から手紙?」
とミイナは聞いてくるが
「あぁ教授からだ。」
と俺はうそをつく。
そして7時
公園へと向かう。