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ダークマジシャン-2nd stage-  作者: 覇王樹
17/23

第16話(46話)悪の顔

☆この小説に出る登場人物の名前は実際の団体名・個人名とは一切関係ありません。☆

今回も小説を読んでいただきありがとうございます。もしよかったら、評価・感想・お気に入りを宜しくお願いします。

46話

「そうかい・・・最近の子どもって口が堅いんだね・・・・ ならばその口を無理やりあけましょう・・・!!」

と女は言うと巧に襲いかかってきた。


「うわぁ!!」


キーン


と激しい音がした。


巧の前には2人いた。


「よそ見してたら死ぬところだったわよ・・・」

と奈海は言う。


「あなたは・・・・」

と巧が言おうとすると


「説明は後よ。とりあえず手伝いなさい。」


と奈海は言う。


「あんた術者狩りでもなくザックスさん達の仲間でもないみたいね。」

と奈海は言う。


「そうよ、私はただ単独でオリジンパワーを手に入れようとしているからね・・・」

と相手は言う。


「単独でもグループでも私たちは渡さないからっ!!」

と奈海は言う。


「なるほどね、その意気込みは気に入ったわ。でもね、そういう訳にはいかないんだ。」

と相手は言う。


「アイアンハンマー!!」

相手は攻撃をしてきた。


奈海は避けるが相手は連続で攻撃をしてくる。


「なんで!?」


と奈海は言うと


「ぐはっ・・・」


攻撃が当たり飛ばされる。


「あんなに強気だったのにこんなに早く死ぬとわね・・・ 今度はあなたの番よ。どうするかしら?」

と相手は言う。


「もちろん・・・戦うよ。」

と巧は言う。


「あなたはいろいろと間違っているわ。戦うんじゃなくて死に行くんだよ?」

と相手は言うとまた攻撃をしてきた。


・・・・

・・・・


「ザックスさん。3丁目のスーパー辺りで巧さんと奈海さんが何者かと戦っています。」

と綾乃は無線でいう。


「それはどういうことだ。何者かって?」

とザックスは走りながら無線に言う。


「そうですね・・・術者狩りでもなくザックスさん達の仲間でもないという事です。」

と綾乃は無線でいう。


「なるほど・・・3つの集団が来ているという訳か。」

とザックスがボソッと言ってると


「そうなんだよなぁーー!!その通りだよ――!! 頭のいい少年君――!!」

と後ろから声が聞こえ後ろを振り向くと


「おせぇーよ」

と言い相手はザックスの腹を思いっきり殴る。


「っち・・・ てめぇは誰だ・・・」

と俺は言う。


「ヒィェーーー名乗るほどもねぇよ。どうせテメェは死ぬんだからよ。ヒッヒッヒ」

と相手は言う。


「俺たちはただの術者狩りでもなくお前の仲間でもねぇよ。アメリカの術者だよォーー!!」


と相手は言う。


「アメリカ・・・アメリカでも実験があるわけか・・・」

と俺は地面に座り込んでいう。


「余計なこと考えなくても良いぞォー!! すぐに楽にしてやんからよ!!」

と相手は言うと早いスピードで攻撃をしてくる。


「消えた!?」

とザックスは言うと


「後ろだよ バァーカ!!」

と言い相手はザックスを思いっきり蹴る。


「なんだよ!! 術者の中で強い力を持ってる奴はこんなもんなんかよ!! 俺らより雑魚じゃねぇか。」

と相手は言う。


「くっ・・・ 死ぬ前に・・・聞かせてもらおうか・・・ お前らはオリジンパワーを使って何をするんだ?」

とザックスは倒れこみながら聞く。


「はぁ?お前らそんなこともしんねぇのか? 俺たちは最強の力が欲しいんだよぉ!」

と相手は言う。


「そうか・・・ 要するに自分たちで使うためな・・・」

と俺はそういうと立ち上がる。


「悪いがオリジンパワーを持っているのは俺の大事な仲間なんだよ・・・」

ザックスは背中から黒い光を出しながら相手に近づく。


「仲間がなんなんだよ・・・ハハハ 今は世界が狙っているものなんだぜ!? お前の好き勝手にはイカねェンだよ!!」

と相手は言う。


ザックスはどんどん近づいていく。

相手もそんなザックスを見て少しひるんでいる。


「そうなんだよな。俺も勝手にあいつのことを守ってんだよ。誰のためでもネェ。 俺のためなんだよ。」

と俺は言いながら相手に近づく。


「うるせぇーこっち来るんじゃネェ!!」

と相手はいいザックスを蹴り飛ばす。


しかし、ザックスはもう一度立ち上がり敵に近づく。


「悪いけどオリジンパワーを入手するのはあきらめてくれないかな?ねぇ?」

と俺は相手の後ろの肩をたたく。


「何!?体が・・・体が動かない・・・」

と相手は言う。


「影・・・出てますよ?」

と俺は言うと


「残念だな。」

と言いダークインパクトを至近距離でくらわす。


「ぐはっ・・・・」

と相手は言い倒れこむ。


・・・・

・・・・

「さてと、お姉さんも時間がないから・・・そろそろ殺させてもらうわ。」

と相手の女は巧に言う。


「よっぽどオリジンパワーが欲しいんだね。」

と巧は言う。


「そうよ・・・その通りよ。」

と相手の女は言う。


「でも、僕たちを倒してからにしてくれないかな?」

と巧は言うと


「僕たち?」

と相手の女は言う。


「そうよ、私達よ。」

と奈海は相手の後ろから言う。


「!?」


「ファイヤーインパクト!!」

と巧は言うと


「ウォーターインパクト!!」

と奈海は言う。


「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ」

と言いながら相手は倒れこむ。


「ふぅ・・とりあえず片付いたか・・」

と巧は言う


「えっと・・・あなたは・・・」

と巧は聞く。


「奈海よ、水術者。 とりあえず、話は聞いているわ。」

と奈海は言う。


「そうか、俺は巧っていうんだ。一応炎術師だ。」

と巧は言うと


「ふふふっ・・・炎と水って相性悪いよね・・・」

と奈海は笑いながら言う。


「まぁそうだよな・・・」

と巧も笑いながら言う。


・・・・

・・・・

イギリスの会議にて。


「ドード、本当にこのまま人類が滅亡するという方向でいいのか。」

と一人の男は言う。


「そうだ。この国も滅亡するんだぞ?」

ともう一人の男も言う。


「お前らは勘違いしているな・・・誰も人類が滅亡する方向に行くとはいっておらんぞ?」

とドードは言う。


「しかし、お前が戦争を止めないことにはそういう運命になるんだ。わかっているだろ?」

ともう一人が言う。


「まぁこのことはオリジンパワーの話を最後まで知っているやつじゃないとわからないな。」

とドードは言う。


・・・・

・・・・

ボスはドードのところを後にし帰ろうとしていた。


「(ドードは本当に信じているのか・・・そんなことを・・・)」

とボスは思っていた。


「あの・・・すみません。」

とボスの後ろから声がした。


「おぉ、リオラか・・・」

とボスは言う。


「あの・・・本当にごめんなさい。」

とリオラはボスの前で座りこみ言う。


「あぁ・・あの件か・・・」

とボスは言う。


「僕は・・・本当は・・・するつもりなんて・・・」

とリオラが言うと


「いいんだ・・・わかっている・・・・」

とボスは言う。


「きっとザックスならやってくれるさ・・・」

とボスは言う。


・・・・

・・・・

この日は全員一回綾乃の家のシェルターに集まる日だった。


「みんな2日間お疲れ様。」

と綾乃は言いながらお茶を出す。


「あぁありがとう。」

とみんなは言う。


全員テーブルに座ると綾乃は話し始めた。


「とりあえず、今は小鳥坂さんと裕太が重症のため病院に運ばれているわ。裕太は意識を戻したけど小鳥座さんに関してはまだ意識が戻っていないわ。」

と綾乃は言う。


「そうなのか・・・」

とザックスは小声で言う。


「病院にはたくさんの警備が配置されているから大丈夫だと思われるわ。」

と綾乃は言う。


「それで、ザックスさんと巧さん達がアメリカの術師と会ったのよね?」

と綾乃は聞く。


「そうです。」

と巧は言う。


「アメリカの術師は多分もう出てこないと思うわ。アメリカの術師を調べてみたけどそんなに人数がいないしみんな歳を老いているみたい。」

と綾乃は言う。


「なるほどな。」

とみんなは言う。


「そして、ザックスさんの仲間は全員で10人。その中で戦闘不能なのは5人まで行ったわ。」

と綾乃は少し残念そうに言う。


「あぁ、みんな・・・あんまり気にしなくていいからな・・・」

とザックスは言う。


「うん、 あと術者狩りも人数が減っているみたい。」

と綾乃は言う。


「じゃあ次の集まる日は二日後ね。」

と綾乃は言うとみんなはまた戦いへと戻っていった。


・・・・

・・・・


「悪の・・・顔か・・・」

とザックスは少し考えていた。

-end-

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