第15話(45話)人類滅亡
予定23話ぐらいで終わるつもりです。ていうか終わります。
第3期は・・・ 話が思いつけばやります。
☆この小説に出る登場人物の名前は実際の団体名・個人名とは一切関係ありません。☆
今回も小説を読んでいただきありがとうございます。もしよかったら、評価・感想・お気に入りを宜しくお願いします。
45話
「デイビス、オリジンパワーの話があったわよね・・・」
と春田はデイビスに言う。
「あぁ」
とデイビスは言う。
「今回の事とその話って似ている点があると思わないかしら?」
と春田は言う。
「そうだな。そういうことになってるんだよな」
とデイビスは言う。
「イギリスに帰ってドードを止めた方が?」
と春田は聞く。
「止めたって無駄さ。 あいつが言うことを聞くわけがない。」
とデイビスは窓から外を見ながら言う。
「それじゃあ、あなたの目標は人類滅亡なの?」
と春田は聞く。
「そういう訳でもない。」
とデイビスは言う。
「はっきりしてよ!!」
と春田は言うと
「俺だってわかんねぇんだよ!! 俺は・・・ 俺は・・・オリジンパワーを使えば今までしてきたことをやり直すことが出来るかと思っていた!! でも・・・でも・・・俺だってオリジンパワーを奪い合う戦争なんてするはずじゃなかった。してはいけないんだよ! だけどもう手遅れだ・・・」
とデイビスは言う。
「そうね・・・ でも、私はこう思うんだ。 あなたの子どもならやってくれるんじゃないかしら?」
と春田は言う。
「どういうことだ。」
とデイビスは聞く。
「あの子はあなたとそっくりだから、きっと何か新しい道を導いてくれるわ。大丈夫。」
と春田は言う。
「そうか・・・」
とデイビスは言う
・・・・
・・・・
俺は術者狩り達に見つからないように大学へと向かっていた。
「はぁはぁ・・・ 着いた・・・」
俺は大学へ入り春田の部屋へと向かった。
ガラッ
俺は急いで扉を開けた。
「動くんじゃねぇ!」
と俺はいい綾乃に言われたとおりに銃を春田に向ける。
「どうしたのかしら・・・」
と春田は言う。
「俺の・・・俺の親父はどこへ行った・・・」
と俺は言う。
「あぁ、さっきまで話してたんだけど ちょっと頭が痛くなったと言ってどこかへ言ったわ・・・ とりあえずその銃を下ろそう。 話があるんだ。」
と俺は言われ銃をおろし部屋に入ることにした。
「はい、コーヒー」
と春田は出す。
「ありがとう。 悪いが今日は全て俺の質問に答えてくれ。頼む。」
と俺は言う。
「わかったわ。その代りに私の話もきちんと受け止めてくれるかしら?」
と春田は言う。
「いいだろう」
と俺は言うと
「お父さんと返事の仕方がそっくりわね。」
と春田は笑う。
「そうなんか・・・」
と俺は言う。
「俺の親父は何のために日本へいるんだ。」
と俺は聞く。
「オリジンパワーの力を必要のためよ。でも正確に言うとあなた達のために来てるんだわ。」
と春田は言う。
「俺たちのため?どういうことだ?」
と俺は聞く。
「私はそれを本人から聞いた方がいいと思うわ。きっと私が言ってもあなたは信じないでしょ。」
と春田は言う。
「わかった。」
と俺は言うと
「それじゃあ次だが・・・オリジンパワーについて詳しく聞かしてくれ。」
と俺は言う。
「そうね、オリジンパワーの話をしてあげるわ。」
と春田は言うとオリジンパワーの話をし始めた。
・・・
・・・
「戦争?人類滅亡?・・・ どういうことだ・・・」
と俺は聞く。
「オリジンパワーっていうのはね沢山の力を持っているんだわ。 まるで神のように。その中の力の中に悪の顔というのがあってその中に人類を滅亡させるほどの力があるらしいわ。」
と春田は言う。
「うそだろ・・・それをミイナが持っているのか・・・」
と俺は言う。
「残念ながらそうね・・・ 私の研究でも由紀ちゃんがオリジンパワーを持っているのは事実だから。」
と春田は言う。
「それじゃあ・・・その悪の顔にさせないにはどうすれば・・・?」
と俺は驚きながら聞く。
「そうね・・・ とにかく彼女には負担を掛けないことだわ。 といっても・・・ 彼女はどうやら未来予知をする術も持っているみたいで負担を掛けないのは無理かもしれない・・・」
と春田は言う。
「じゃあこの戦争を止めることは!!!」
と俺は怒鳴る。
「・・・・」
春田は黙り込んだ。
「不可能・・・ってとこかしら。」
と春田は言う。
「そんな・・・」
と俺は言う。
「最初あなたにはオリジンパワーを守り抜きなさい。と言ったけどそれは撤回させてもらうわ。」
と春田は言う。
「どういうことだ?」
と俺は言う。
「世界を守りたいのならあなたの手でオリジンパワーを殺しなさい。」
と春田は真剣に言う。
俺は地面に座り込んでしまった。
すると春田は俺を抱きしめ
「考樹君。私はあなたを信じてるわ・・・ あなたがこの未来を導いてくれる人になることを・・・」
・・・・
・・・・
「集中・・・集中・・・戦うことに集中・・・」
と透哉は考えていた。
「よし・・・ ストーンインパクト!!」
巧は術者狩りに攻撃をしていく。
「これで片付いたか・・・」
と巧は思っていた。
「はいはーい、上等上等」
と拍手をしながら向こうから女は歩いてくる。
「(あれ・・・呪われたザックスの仲間たちってこんなにはっきり喋るんだっけ・・・)」
と巧は思っている。
「お姉さんオリジンパワーっていうのを探してるんだけど君は知っているかな?」
と女は話しかけてくる。
「悪いけど、オリジンパワーの場所は教えられないけど・・・」
と巧は言う。
「そうかい・・・最近の子どもって口が堅いんだね・・・・ ならばその口を無理やりあけましょう・・・!!」
と女は言うと巧に襲いかかってきた。
「うわぁ!!」