第14話(44話)浅島 奈海
☆この小説に出る登場人物の名前は実際の団体名・個人名とは一切関係ありません。☆
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最後の締め方がよくわかりません。
44話
「(ぐはっ・・ このままじゃ・・・死ぬ・・・)」
と裕太は思っていた。
裕太の腹には思いっきりと剣が刺さっていた。
「もうそろそろ死ぬときかしら・・・」
とルメリは言う。
「お前ら・・・本当に強いんだな・・・」
と裕太は言う。
「オリジンパワーのためならなんでもします。」
とルメリは言う。
「そうか・・・ザックスは・・・こんな奴らの仲間だったのか・・・ 俺はこんな奴らの仲間と友達だったのか・・・・ 残念だ・・・」
と裕太は言う。
「うるさい! あんたは黙って血でも流しておきなさい!」
とルメリは言う。
「悪いが・・・ こんな死に方は嫌だな・・・ 俺はもう一度・・・」
と裕太は言いながら立ち上がる。
「もう一度!!!戦うんだよ!!!」
と裕太は言いながら走っていく。
「バカ野郎。」
とルメリは言いながら剣を構えるが前には裕太が居なかった。
「バカはどっちだ・・・ ここだぞ、てめぇ・・・ 」
と裕太は相手のすきをみてルメリの後ろへといた。
「なるほどね・・・ それで殺すわけですね」
とルメリは言う。
「ふっ・・・ 約束を一つ破ることになるかもしれないがな・・・」
と裕太は言う。
「お前に言っても意味ないかもしれないけど・・・ 俺はザックスに・・・あえて良かった・・・ ずっと姉ちゃんのことしか思ってなかったけど・・・・ あいつに会って本当のことを聞いてから今は・・・・ とても楽しいんだ・・・ そんな人に会えたんだ・・・俺は幸運・・・な奴だ・・・・ できたら・・・・ お前らにも・・・姉ちゃんと一緒に居てくれて・・・って言いたかったんだが・・・」
と裕太は言う。
「(やばい死ぬ・・・ とりあえず麻酔注射を・・・)」
と裕太は麻酔注射を持ちルメリに刺す
「あっ!!」
とルメリは言うと眠ってしまった。
「(さてと・・・俺も・・終わりか・・・)」
と裕太は思う。
・・・・
・・・・
「デイビス教授。 術者たちは3人戦闘不能が確認され相手は残り2人になりました。」
と監視係は言う。
「そうか、残っているのはザックスか?」
とデイビスは聞く。
「その通りです。」
と監視係は言う。
「面白くなってきたな・・・」
とデイビスは言う。
「あなた・・・やり過ぎじゃないかしら・・・」
と春田はデイビスに言う。
「悪いが、イギリスは子どもたちにどれぐらいの力をつけたかは知らないからな・・・」
とデイビスは言う。
・・・・
・・・・
「ザックス!聞こえる?」
とザックスの無線から聞こえた。
「おぅ聞こえる。」
と俺は言う。
「裕太も戦闘不能になったわ・・・」
と綾乃は残念そうに言う。
「そうか・・・」
と俺は言う。
「とりあえず、ザックスは裕太の代わりに大学へと向かって。」
と綾乃は言う。
「わかったそうする。」
と俺はいい大学へと向かう。
すると前から術者が現れた。
「っち・・・術者もいんのか・・・」
と俺は言う。
「ほらよ、相手してやんぞ。」
と俺は言うと沢山の術者に囲まれていた。
「っち・・落とし穴にはめられたわけか・・・」
と俺は言う。
「どうだ!ザックス・アンドレス!! これでお前も終わりだ。」
と術術者狩りは言う。
ザックスが攻撃をしようとした時だった向こう側から術者狩りが倒れていくのが見えた。
「透哉か?」
と思いとりあえず術者狩りを倒して行った。
・・・
・・・
「ふぅ・・・ だいぶ時間がかかったな・・・」
と俺は言う。
「ザックス・アンドレスさんですよね?」
と一人の女が言う。
「あぁそうだけど・・・ お前は・・・?」
と俺は言う。
「あ、私は水術師の浅島 奈海です。日本の術師の一人です。」
と奈美は言う。
「あぁ・・そうなのか・・で、なんでここに?」
と俺は言う。
「今回の話を聞いて助けに来たのです。 話は全部綾乃さんから聞いてます。ザックスさんは先に大学へと。」
と奈海は言う。
「おぉそうか・・ありがとう。」
と俺はいい大学へと向かう。
・・・・
・・・・
イギリス
「ドード様、面接を希望している方が。」
と言う。
「誰だね?」
とドードは言う。
「術師のボスです。」
と言う。
「そうか、入れるんだ。」
とドードは言う。
・・・
・・・
「久しぶりだな。ドード。」
とボスは言う。
「そっちこそ来るとは珍しい。」
とドードは言う。
「そうだな。ここに来るつもりは無かったんだが。お前の行動がどうしても気に入らなくてな。」
とボスは言う。
「まぁ落ち着け、これでイギリスも最大の権力を持つことが出来る・・・そうすれば・・・」
とドードが言った時
「ふざけるな!!! お前はその権力を掴み何をするんだ! それでイギリスは変われると思っているのか!? オリジンパワーを掴んでも権力が掴めれるのではなく軍事力しかつかめないんだ! 私はそんなものは必要はない。 子どもたちがこれ以上傷つくのは見たくない。 止めてくれ・・・ 今すぐにこの計画を止めてくれ!」
とボスは言う。
「そうだな・・・悪いが今言ったのは全てうそだ。 すまんな。」
とドードは言う。
「どういうことだ!?」
とボスは言う。
「オリジンパワーの話を思い出してくれ。 昔、あるイギリスの貧乏な町は大火災を起こしてほとんどの家が全焼し家を建てるために隣の大きな町から多額の借金をする。借金をした町は街のみんなが頑張って働いたが農作物は豊富に育たずなかなか借金を返すことが出来なかった。
そんな町に偶然自称特別な力を持っていると言った男が現れる。その男は町のために雨を降らしたり緑を増やしたり土地を豊かにしたりする力を使い村は借金を返すことが出来た。
隣の村はその話を聞くと割る知恵を働かせてもっとお金を取ろうと思い借金が足りていないと言ったのさ、隣町は無理やりこの町からお金を取ろうとした。この町はお金を返す必要がないと思いずっと返さなかったら隣町は戦争を起こした。その男は心が弱く町の人が戦争をしているのを見ると心が苦しくなり悪の顔を見せる。
悪の顔を見せた男は相手見方を関係なく殺し最終的には心をコントロールできなくなり世界を滅亡させる力を使う。そして世界は新しくなった。
という話なんだが、もちろん知っているよな?」
とドードは聞く。
「それが術の起源と呼ばれている話だろ。」
とボスは言う。
「そうなんだよ。その通り。もし、この話が本当なら戦争を見たオリジンパワーは心をコントロールできなくなり悪の顔を見せる。 そして・・・」
とドードは言う。
「まさか・・・ こんな話があり得るわけ・・・」
「そうなんだよ・・・最初はこんな話誰も信じなかったよ。でも見つけてしまったのさ、デイビス・アンドレスは。オリジンパワーをね・・・・ 最初はみんな驚いたよ。 こんな話が本当だったなんてありえないんだから。そしたら・・・私の仮説もありえなくないのでは?」
とドードは言う。
「ドード・・・本気か・・・?」
とボスは聞く。
「僕もそう願いたくはないんだけどね・・・」
-end-