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ダークマジシャン-2nd stage-  作者: 覇王樹
13/23

第12話(42話)ブラックリスト

☆この小説に出る登場人物の名前は実際の団体名・個人名とは一切関係ありません。☆

今回も小説を読んでいただきありがとうございます。もしよかったら、評価・感想・お気に入りを宜しくお願いします。






42話

俺はとりあえずミイナの事が心配になりみんなが居るところへと向かった。


トントンと俺はノックをする。


ノックをしても誰も反応しない。


俺は

「おーいザックスだ。」

という。


すると扉が開いた。


「あぁザックスさんだったんだね、驚いたよ・・・」

と警戒心を高めていた綾乃が言う。


「悪かったわ・・・ ちょい気になってな。」

と俺は言う。


「そうですか・・・まぁとりあえず上がって。」

と綾乃はいい俺は上がる。


「ザックス・・」

といつもより元気がないようにミイナが言う。


「どうしたんだよ・・?」

と俺は言う。


するとミイナは走ってきて俺の腰辺りを抱き


「ごめんね、全部・・・私のせいで・・・私が早く捕まっていれば・・・こんな戦いには・・・」

とミイナは泣きながら言う。


俺はそんなミイナに

「どうしたんだよ。急に。 俺は一つもそんなこと思ってねぇぞ。俺はもちろん戦うつもりはないし仲間を傷つけたくもない。」

と俺は優しく言う。

「そうだよ。私もそんなこと思ってないわ。」

と小鳥坂が言うとみんなが続いて言う。


「ザックス、話が分かっているみたいなら話は早い。」

と裕太は言う。


「あぁ、もちろん」

と俺は言う。


「とりあえず、俺たちもお前の仲間を傷つけたくはない。まぁお前だけの仲間じゃないからな、姉ちゃんもミイナもだ。それでいろいろと作戦を立てた。その前に紹介しておきたんだ。この人は日本にいる術者の一人、たくみだ。」

と裕太は言う。


「あ、ザックス・アンドレスさんですよね。 はじめまして。 本当は別の形で会いたかったけど今回はこんな形で会うとは思っていませんでした。」

と巧は言う。


「こちらこそ。俺も本当はもっといい形で会いたかったな。」

と俺は言う。


「そういうわけだ、じゃあ作戦を言うぞ。」

と裕太は言う。


・・・・

・・・・

裕太はいろんなパターンの作戦を全員に伝えた。


全員小型のGPS付き無線機を持ち外へ出る。 全員別々の行動する。


綾乃と透哉はこの部屋に残り透哉はミイナの守り綾乃はPCで全員の位置を確認しながら指令をするということになった。


「それで、目的なんだがな・・・」

と裕太は話を続ける。


「多分、ザックスの父さんが何かの手がかりだと思う。」

と裕太は言う。


「ザックスの父さんが今回の進行役ではないのかと思うんだ。春田にも電話で聞こうかと思ったが昨日から電話に出ないんだ。 きっとあそこらへんに何かがあるはず。」

と裕太は言う。


「でも、考樹の父さんに会っただけで止めることができるの?」

と小鳥坂は聞く。


「それはわからない・・・ もしかしたらザックスの仲間たちとイギリスから一緒に来る可能性もある。」

と裕太は言う。


「それは分かり次第綾乃から言ってもらうことにしよう。」

と裕太は言う。


「そういう訳で俺は戦いながらその真相をつかみに行く。 巧、小鳥坂さんとザックスはひたすらと術者狩り達をミイナから離していくようにしてくれ。」

と裕太は言う。


「割とシンプルな作戦なんだな。」

と俺は言う


「今回ばかりわな。」

と裕太は言う。


・・・・

・・・・

大学内

「ねぇデイビス。 今回ここまでする必要があるのかしら・・・」

と春田は言う。


「俺もそんなつもりはなかったが上がそういっているんだ。どうしようもない。」

とデイビスは言う。


「そうよね・・・・ もしオリジンパワーがあなたの物になったらどうするの?」

と春田は聞く。


「とりあえずイギリスはもっと強い武器を作れと言ってくるだろう。だが、子どもたちが術なしで生きていけるものを作りたい。」

とデイビスは言う。


「その点には協力出来るわ。」

と春田は言う。


「でも、全てこれで終わると思うんだ。 あの話と同じになるのだったらな。」

とデイビスは言う。


・・・・

・・・・


「それじゃあここら辺から別れようか。」

と小鳥坂は言う。


「そうだな・・・」

と俺は言う。


「私もなるべく頑張るわ・・・」

と暗い俺の表情を見ていう。


「ありがとう・・・」

と俺は言う。


「ところで、斉藤たちはどうなった・・・?」

と俺は別れようとしていた小鳥坂に聞く。


「真菜は回復しているみたいわ。でも斉藤に関しては・・・・まだ意識が戻らないみたい。」

と小鳥坂は言う。


俺はその言葉に驚いた。


「そうか・・・ じゃあ行くか・・・」

と俺はいい2人は戦いへと行く。


・・・・

・・・・

成田空港管制塔


「大変です。不審な飛行機が着陸の要請をしています。」

と管制塔にいる一人が言う。


「どんな飛行機だ?」

ともう一人が言う。


「ホーイング767だと思われますがそんな便はないはずです。」

という。


「新しい情報が入りました。着陸を今すぐ拒否しないと空港へ突っ込むと・・・」

ともう一人が言う。


「わかった。とりあえず許可を出せ、そして警察にすぐ連絡だ・・・」


・・・・


「着陸しました。 警察がすぐに向かっています。」

という。


「よし、後は他の飛行機の指揮をするんだ。」

と言う。


ドーーーン


「ば・・・爆発です。 煙がすごいです。」

と一人が言う。


「大変です、この爆発の煙によって第2滑走路に着陸する飛行機が着陸を失敗しました。」

ともう一人が言う。


「緊急事態発生」

と管制塔室にサイレンが響く。


・・・・

・・・・


「敵か・・・ 仲間・・・敵・・・仲間・・・」

と俺はずっとベンチに座って言っている。


「(そりゃ、ミイナも心配するよな・・・ こんな事態になったら)」

と思っていた時だった。


「ザックス・アンドレス ブラックリストの人物を発見・・・」

と突然声がした。


「テ・・・・テイト!?」

と俺は言う。


-end-

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