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ダークマジシャン-2nd stage-  作者: 覇王樹
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第9話(39話)デイビス・アンドレス

☆この小説に出る登場人物の名前は実際の団体名・個人名とは一切関係ありません。☆

今回も小説を読んでいただきありがとうございます。もしよかったら、評価・感想・お気に入りを宜しくお願いします。


なんかこれからだらだら書いていくことになりそうでし

「デイビス・アンドレス。 病院に不審な人物が入りました。」

と一人が言う。


「知っている。 面白い奴が入ってきたな。 特に何もする必要なはいぞ。」

とデイビスは言う。


・・・・

・・・・


ザックスは一人歩けるくらいの病院の廊下を歩いていた。



ザックスは1室1室確認していったが同じクラスの奴は居なかった。


奥の方を歩いていくと1室だけ明かりがついていた。


「(あそこだな・・・)」

と思ったザックスは慎重に歩いて部屋に入ろうとした。


ドン!!


と突然銃声が聞こえ弾が頭の隣をすれすれにとおっていく。


「あ・・・あの・・・」

と石田は言う。


「待たせたな・・・」

と俺は目の色が変わっていた。


そしてザックスは英語でオリジンパワーや自分のことを話した。


どうやら相手は術者狩りの中でも上の方だと言っていてここにボスもいると言っている。


相手は銃を捨てて術で攻撃してきた。


俺は借りたソードを使い止める。


「術者狩りのコピーの術はこんなもんなんかよ!!」

と俺はいいダークボールを打つ。


相手に当たった。


しかし相手は攻撃を止めない。


「困ったやつだな・・・ ダークインパクト!!」

と打とうとした時だった。


「待て!!」

と声が聞こえる。


「そんなやつと相手をする時間があるなら・・・」

と男は言うと俺の後ろから相手が攻撃をしてきた。


しまったと思ったが相手はその場で倒れてしまった。


「所詮命がない奴だ・・・ こんな奴はこのリモコンで殺すこともできるんだよ」

と男は言う。


俺は警戒していた。


男は部屋に入ってくるとようやく顔が見えた。


「はぁ・・・・・・・も・・・・もしかして・・・」

と俺は声を上げる。


・・・・

・・・・


その頃病院の外はザックスの攻撃の爆音を聞いて大騒ぎだった。


ニュースでもそのことを言ってた。


「黒い光・・・ やはり来たか・・・ ザックス・アンドレス」

と増田は小声で言った。


「こちら増田。突撃部隊は元の位置に戻れ。病院の中は大丈夫だ。」

と増田は言う。


・・・・

・・・・


「と・・・・・と・・・父さん!?・・・」

と俺は言う。


「ザックス・・・こんなところで会えるとはな・・」

とデイビスは言う。


「何を・・・何をしてるんだ・・・父さんは・・・」

と俺は聞く。


「ちょっとした実験さ・・・」


そう、父さんはイギリスに居たときでもあまりあったことがない。父さんは大学の科学者。何をしていたかは知らないがいつも大学に残っていて家にはほとんど帰ってこない。もう父さんの顔は忘れていたが今、思い出したんだ。


「本当のことを言おう。ここに来た理由はお前のためだ。お前がオリジンパワーと言われるものと近くにいることがわかって危険だと思ったから連れ戻しに来たのさ。」


「それが本当の事なら・・・人質する必要はねぇだろ・・・」

と俺は言う。


「悪いがここにはそのオリジンパワーといわれるものはないんだ。今すぐ人質を離してくれ、俺のクラスメイトだ。」


と俺は言う。


「まぁ・・・目的がオリジンパワーだけではないんだがな・・・ 今頃オリジンパワーはどうなっているんだろうか・・・」


とデイビスは言うと煙玉を取り出し逃げていった。


「くっ・・・・」

俺は煙で前が見えなかった。


人質にされたクラスメイトは無事にベッドで寝ていた。俺は急いで窓を開け煙を外に出した。


すると向こうから小さな声が聞こえた。


「あ・・・・・」


俺はその声をたどって急いで向かった。


真菜が目を覚ましたそうだ。口には酸素を配る用のマスクをしていたので声が聞こえなかったんだ。


俺は急いでマスクをはずし話を聞く。


「また・・・助けられちゃったね・・・」

と真菜は言う。


「何も気にすることはないんだ。これは俺の問題だからな・・・」

と俺は言う。


「そうなのね・・・ 私は待ってるからね・・・」

と真菜は言うと俺はうなずきマスクを戻した。


俺は急いで出口へと向かった。


出口には小鳥坂が待っていた。


「ここを誰かが出て行かなかったか・・・」

と俺は冷静に聞く。


「誰も来なかったわよ・・・それより・・・その傷・・・」

と小鳥坂は言う。


「先回りされたみたいだ。急いでいかなきゃ・・・」

と俺は言うと小鳥坂を連れて駅へ向かおうとする。


そして途中に警察の増田に会った。


「中の様子は・・・」

と増田は聞く。


「大丈夫だ・・・誰も怪我はない。それより病院から出て行く男を見なかったか?」

と俺は聞く。俺が大丈夫だと言った瞬間に救助隊が病院へと入っていった。


「あぁ・・・ 突然病院の裏からヘリコプターが飛んでいったのは見えたが・・・あれが犯人か・・・」

と増田は言う。


「そいつを俺は追わなきゃいけない。 俺は先に帰る。」

と言うと俺と小鳥坂は向かった。


「ちょい待て」

と増田は言うと新幹線のチケットを渡された。


「姉貴からすべて聞いている。時間に遅れんなよ。」

と増田は言う。


俺はおう。と言い駅へと向かう。

・・・・

・・・・


その頃のミイナたちだった。


「綾乃!!術者狩りだ!!」

と言うのはとうやだった。


ちょうど3人は綾乃の部屋に集まっていた。ミイナが家に来ていたからだ。


「こんなときに・・・」

と綾乃は言う。


するとミイナが突然・・・


「あ・・・ み・・・みんな伏せて!!」

と言う。


すると突然部屋に火がついた。


「うわぁ・・・」

とみんなは言う。


「わ・・・私に任せて・・・」

とミイナは水の術を使おうとするが


「今は逃げるぞ!!」

と裕太は言う。


「でも・・・」

とミイナは言うが綾乃が連れて行く。


外の廊下に出ると術者狩りがアパートを囲んでいた。


「っち・・・ばれてしまったんか・・・」

と裕太は言う。


そして4人は廊下に出て逃げれない状態になる。火はどんどん迫ってくる。


「(ザックスとの約束・・・)」

と3人は思っていた。


そして裕太ととうやは攻撃に向かった。


「綾乃!隙を見てミイナを連れて行け!」

と裕太は言う。


「わかった・・・」

と綾乃は言う。


・・・・

・・・・


新幹線の中。


「ねぇ考樹・・・いったいどうしたの・・・」

と小鳥坂は聞く。


「病室の中で俺の父さんに会ったんだ・・・」

と俺は言う。


「お父さん!? お父さんは・・術者狩りなの・・・?」

と小鳥坂は聞く。


「違うと思う・・・父さんは科学者だ・・・ 何と関係するかわからんがオリジンパワーを狙っているのは事実。急がないといけないんだ。」

と俺は言う。


小鳥坂は聞かない方がいいと思いそうなの。と返事をする。



「そういえば日本には術者が何人いるんだ?」

と俺は聞く。


「まず、あの3人と私。たしか春田が言うには・・・全員で7人だったかしら・・・ あんたの恋人も合わせたら8人だったんだけどね。」


と小鳥坂は言う。


「そうか・・・ 他の奴は大丈夫なのか・・・」

と俺は心配をする。


・・・・

・・・・


東京。


綾乃はミイナを連れて逃げようとしていたが術者狩りはアパートを囲んでいて動くことが出来なかった。


「(このままじゃいけないわ・・・)」

と綾乃は思う。


裕太たちはアパートから飛び降りて術者狩りの相手をしようとしている。


「透哉!無理をするんじゃねぇぞ!!」

と裕太は言う。


「大丈夫!」

と透哉は言う。


するとある術者狩りが


「おい!オリジンパワーはあっちだ!!」

というとみんながそっちへと行った。


「(やばい・・・このままじゃ・・・由紀ちゃんが・・・)」


と綾乃は思ったが術者狩りは早く襲ってきた。


裕太たちも急ぐことが出来なかった。


「(ダメだ・・・)」


と綾乃が思った時だった。


ドーン。


という爆音とともに襲ってきた術者狩り達が吹っ飛んで行った。


「(いったい何が・・・)」

と綾乃は思っていた。


裕太たちはこの時間でここまで来れることは出来ない・・・


「悪いのですが・・・同じ術者を傷つけてもらうのはやめてもらえるでしょうか? 同じ術者が見ているととても腹が立って殺したくなるからね。 すぐに引くのが無難ですよ?」


と見たことのない男が言っている。


「(術者なの!?)」

と綾乃は思う。


「うるせぇー 邪魔すんじゃねぇぞ!!」

と術者狩りが言うとほかの術者狩りも襲ってきた。



「なるほど・・・要するに術者狩りはバカということなんですね・・・・ ならばここで命を捨てろ。 」

と男は言うと地面に手を着けた。


すると地面が手の方向にまっすぐと切れていく。


「(こんな術見たことない・・・)」

と裕太は思う。


・・・・

・・・・


術者狩りはその男によって全て片づけられた。


「えっと・・・その・・・ありがとう。」

と裕太は男に聞く。


「気にしないでください・・・あなた達も術者なんでしょ? 同じ立場なんだから助けないわけがない・・・」

と男は言う。


「あぁ俺は山崎 裕太。 銃術師って呼ばれてるんだ。」

と裕太は言うと綾乃たちも紹介する。


「俺は古賀 巧 この通り地面を扱う術。 日本語名ではないからグランドマジシャンと呼ばれてます。」

と巧は言う。


「(いや、この通りって言われてもわからないな・・・)」

と透哉は言う。


「それより、今回の事態はもちろん知っています。 その子がオリジンパワーなんですね。」

と巧は言う。


「今は、俺たちがあずかっているんだが元々は海藤 考樹ていうやつが世話をしている。」

と裕太は言う。

「ザックス・アンドレスですね。」

と巧は真剣な表情でいう。


裕太たちは何かあるのかと思ったが


「こんなところでザックスさんに会えるなんて光栄すぎて・・・もうおかしくなりそう・・」

と巧が言った時4人は驚きの回答に驚いた。


「なるほど・・・すぐに会えると思いますよ。」

と透哉は言う。


「とりあえず、ここは危険だ。由紀のためにも逃げよう。」

と裕太は言うと5人は場所を移動する。


・・・・

・・・・


ある車の中。


「オリジンパワーは見つかったか?」

とデイビスは助手席に座っている男に聞く。


「いいえ、まだ捜索中です。」

と男は言う。


「捜索中とは・・・誰かが術者狩りを消滅させたのかね?」

とデイビスは聞く。


「おそらくそう思われます。」

と男は言う。


「さすが、俺が作った武器だ・・・ あんなゴミたちなんて簡単に殺せれるだろうな・・・ もうすぐ俺の夢が完成する・・・・」


-end-

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