魔界戦争
ハーメルンに投稿していたものを一部改変して投稿。
気に入っていただけると嬉しいです ^^
なんてことはない日常のことだった。
道路には車が走り、サラリーマンをぎゅうぎゅう詰めにした電車が駅から駅へと走る、現代日本では当たり前のように見慣れた光景。
その日、それまでのあたりまえは砂城のように崩れ去ることを、この国、日本に住む誰もが予想だにしていなかった。
「おい、あれなんだ?」「UFOだ!UFOだ!」「フッ・・・ついにこの俺が世界に求められる時が来たようだな・・・。」
午前8時。一日が始まろうとしていた正にその時、前触れもなしに上空に光輪が出現。それは見る間に魔法陣へと変貌していく。
異世界から悪魔でも現れるのか、それとも魔王が破滅の魔法でも打ち込んでくるのか。目撃した全員が息の呑んで見守る中魔法陣から落下するようにして現れたのはゲル状の物体だった。
それを合図にしたかのように次々と魔法陣から怪物が飛び出してきた。
蝙蝠のような翼と悪魔のような尾を生やした少女に大きな花から生えている女性の上半身。狐やウサギのような耳やしっぽを生やした女の子と全員が動物やモンスターと人間の女性・・・それもアイドルやグラビアタレント顔負けの可憐さや妖艶さを持つ者を混ぜ合わせたような見た目をしており、空へと舞い上がったり、着地と同時に駆け出したりして四方へと散っては目撃していた人間へと襲い掛かっていく。
「え・・・?ぎゃああああ!!」「こ、こっちくるなああ!!!!」
断末魔のような叫び声をあげながら押し倒されるもの、連れ去られるもの。
恐怖とパニックで人々が逃げ惑う中、助けに駆け付けたといわんばかりに飛んできた自衛隊の戦闘機。その機銃掃射やミサイルの直撃をものともせずに別の怪物がパイロットへと襲い掛かる。
「メイディ!メイディ!未確認の脅威からの攻撃を受けている!応援を頼む!」
救援を要請しながら飛行する戦闘機にあっという間に追いつくと猛禽類のような足でコックピットを引き剝がしてパイロットを連れ去る怪物。彼女に続くようにして何十、何百もの怪物が戦闘機へと襲い掛かってはパイロットを連れ去っていった。
怪物の蹂躙を受けたのは航空自衛隊だけではない。陸上自衛隊の戦車にはその砲台から入り込んだゲル状の女子が中にいる隊員に襲い掛かり、別の戦車ではこじ開けられたハッチから動物の耳や尾を生やした少女たちが入り込んでいく。
海上では無数の人魚が取り囲まれたイージス艦が沈没。搭乗していた隊員たちはその全員が餌食となった。
こうして、魔法陣の出現から半日と立たずに日本は壊滅。怪物たちに占領されたのである。
さて、この怪物・・・「魔物娘」達が人間を襲ったのは捕食目的ではない。
小動物や魚介類、植物の葉や果実・・・さらには食事を必要としないものまでと魔物娘の食性は種によって実にさまざまであり、基本的に人を食うものはいない。
ではなぜ彼女たちが人間を襲うのかというと、大好きだからである。
おばか、弱い、警戒心も低いと魔物娘にしてみれば可愛くて仕方がない上にその精気は群を抜いて絶品。その精気を吸い取るための行為・・・人間でいうところのセックスをすれば蕩けきった無防備な姿を晒しながら好きになってくれる。
その上、子孫を残せる相手としては純粋な子孫を残せる相手として最適・・・特に始祖の魔物娘ともいわれている淫魔種(サキュバス・アルラウネ・ハーピィ・マーメイド・アラクネ・妖狐)や、魔物側の種が絶滅してしまった魔物娘(ゴブリン娘など)は人間以外とは子孫を残せないのである。
そんな彼女たちが人間へと向ける愛の大きさというとそれは物凄く、一度人間を滅ぼしてしまう程であっった。
そんな彼女たちに敗北した日本は魔物娘の家畜国家に成り下がる・・・こともなく、彼女たちとの共存国家を築いていた。
キーボード練習がてらのPC投稿なので、更新が気まぐれになるかも・・・
許してください




