表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/28

4.怨霊・桜花、これより出陣致します

※続きは明日、9/30日投稿です。

 さてと。ここで私達のいる離れとお父様方の住む本邸との関係を一つ。そもそも離れとは地域や時代によって、微妙に解釈が違うのですよね。


 私達の言う離れとは、離れ家敷。母屋とは別の、付属的な建物の事です。

 隠居部屋とかの屋敷版ですね、類似品が別邸でしょうか。

 ただ大抵は完全に母屋と独立しておらず、台所や風呂、トイレが欠けていて住居として完結しなかったり、渡り廊下などで繋がっていたりします。


 理由は完全な別居にせず、ある程度人が様子見をする理由を作るためだとか、はたまた管理上の手間を省くため一部施設を共用にしたいから等色々あります。

 地域によっては火災対策として同一敷地内に家を二つ建てられない事もあるのですが、そう言った場合に別邸じゃないからと通路で繋いだり、作業部屋等を欲して追加の小屋を建てた、等があり得ます。

 まあ、こっちは領主ですしそこまで狭い土地でも無いので関係ありません。


 尚、私達の場合は完全に独立しております。というか警備が共有なだけ。

 まあ隠居屋敷に使われてた時期もあったそうですが、今は完全な軟禁屋敷なので外部との繋がりを最低限に出来る離れは都合が良かったのでしょう。


 はい、察しの良い方は気付きましたね?

 そう。警備は共有なので買い出しの人間が二人だけになった時点で既に、異変は本邸に伝わっているんです。


 屋敷は広々としていますが、屋敷の周りには泥棒避けの高い塀があります。

 本邸と離れの間は木々で遮られておりますが、荷物は纏め買いして馬車で乗り入れるのが普通。十人以下と言えど半月分の食料は手荷物だけでは済みません。


 ええ。なので異変は無いと答えた方が、異変なんです。変化が出ているのに急ぎの報告をしていない時点で不信を抱かれてます。現状では私が何かした可能性と、侍女達が何かを仕出かした可能性は半々でしょうか。

 外部の介入?有り得ます。例えば母の実家遺臣達による旗印奪還とか、ね?


 という訳で、決戦は定例報告の前日、今夜。そう、今です!

 晩御飯は最近のいつも通りに済ませました。因みに今は食事当番も完全な交代制となっており、彼女達も花嫁修業の一環として来ている面もあります。

 何より美味しい食事を自分達の手で再現出来れば、必然的に屋敷を出る事になっても同じ料理が食べられる!という事でそれはもう熱心に学んでおりますとも。

 今の私の役目としては、料理の採点をしつつ改善点を伝える事でしょうか?


「ぃいよぉぉぉおおおし!よぉしよぉしよぉしッ!!」


 はい。今彼女達が野太い喝采を挙げているのはそういう事情なんですよ。

 部屋を出るまでは自制出来てたので、まあ聞こえないと思っているんでしょう。

 彼女達は決して性別が変わった訳でも私に訴えたい事がある訳でもなく、単に喜びの声が思いの外雄々しい雄叫びとなって表れてしまっただけなのです。

 ギリギリ合格点とはいえ、大分塩味に頼らない料理にも慣れて来たようです。


「お嬢様、〆て来ましょうか?」


「止めてあげなさい。当面は礼儀作法よりも作業の腕を評価します。

 一定以上の質を達成した者から徐々に礼儀作法と質の両立を目指させなさい。」


 成果を喜べるのは大事な事です。評価されない仕事は伸びませんからね。うん。

 正直彼女らの人格が変わった気はするけど。


 現実逃避の紅茶を飲み干し、それではと立ち上がり窓を開きます。

 今宵は頃良い満月に近い月夜です。雨雲が一部の空を濃く漂わせておりますが、雨が降る事は無いでしょう。それぞれが小さく、恐らくは雨を降り終えた後。

 適度に月明かりを遮ってくれる、怨霊にはとても過ごし易く天気ですね。


「それでは、行ってまいりますわ。」


 月明かりを背に振り返って一礼し、背中周りに集めた小さな黒雲の上、ソファーにもたれかかる様に両膝を傾けながら座り込むと。

 小さな黒雲は沈み込んだ体を持ち上げて、瞬く間に離れを小箱の様な、そう。

 それこそ両手で持てる宝石箱の様な大きさに見えるまで、私アザリアの体を空の高くへと瞬く間に持ち上げます。


 強過ぎる夜風の影響は全身を魔力の膜で包めば寒さ含めてどうにかなります。

 魔法の様にはっきりとしたものは強いイメージが必要ですが、この程度なら私の溢れ出る程に大量な、呪詛の鎧の対応範囲内なんですよ?


「前世では生身など無かったので必要有りませんでしたが、今後は少し色々と応用を探ってみるのも良いかも知れませんね。」


 さてとさてはて、多少は残る風に煽られる髪を押さえながら。雲の椅子から眼下にある筈の本邸を探します。

 というか、塀の中に他の建物は無かったんですね。一応薬草園は建物かな?


 両手で四角い枠を作って〔遠目〕の力で館の中を透視拡大。別に枠なんて無くて構わないのですが、イメージしやすいと鮮明に見えると判ってきました。

 今の時代、昔と比べて大分呑気なので形だけの砦しか無いのかもと思いましたが中々どうして立派な石造り。けれどううん?


「攻め手を分断するような壁や通路が見あたらない……?」


 え?これ地上に見えてる部分は形だけって事ですか?

 いえ普通に居住空間の様ですが、え?いや、でも堀はあるし。うん?城壁は祖国の物より分厚い、という事は……。


「もしかしてこれ、人相手を想定してない?」

※鍛え抜かれた戦国人視点です。王国の一般水準は十分超えてます。


 あ、もしかして今の時代、人より魔物の方が身近な脅威って事ですかね?

 そして城は緊急時の住民の避難場所も兼ねている……。


 うん。そう考えると構造の意図も見えてきます。貴族区画と難民区画は階層で分かれているんですね。その上で普段使いしやすい様に下層は大部屋中心の構成。

 これ、空からの侵入は想定されてませんね。空飛ぶ魔物の対策はあの辺の高い塔が担っているんじゃないでしょうか。城主の行動は覗けない形に見えます。


 これ、勝ち申したな。というか見張りの全貌が全て把握出来ます。地下には非常用の逃走経路があるようですが、普段は閉ざされているご様子。

 流石に物体を透過して侵入とかは出来ませんが、この伸縮自在な腕は影に等しく平面なので隙間が無くても切れ目に十分入ります。


 兵士の数も常備兵に加えて追加で呼び出した兵士が合わせても百名前後。離れに攻め入って来ても十分対応出来たでしょう。このまま戦う方が敵は多いくらい。

 まあ小娘を浚う程度の戦力や追跡を想定したのなら適切でしょう。彼らは一般的な準備しかしていない訳です。ならこちらの対応は。


「正面突破ですかね。」


  ◆◇ここからホラーです◇◆


 その夜。城の兵士達は揃って奇妙な寒気を感じ、闇夜に違和感を覚えていた。

 最初は只の漠然とした不安。けれどある時、誰かが周囲から生き物の気配と音が消えている事に気付く。

 吹き抜ける強めの風の音だけは正常で。だからこそ違和感が余計に強い。


 その怪物は、月夜を背に降りて来た。


 地響きなど無い。ただ黒い雲の様な何かを纏い、静かに柔らかく。

 まるで背に羽が生えたかのような静かさで身体を起こし。


「こんばんわ、城の守り手たる皆様。」


 白髪の両腕無き少女が微笑むと、その足元から無数の腕の影が溢れた。


「「っ?!」」


 美し過ぎる少女の微笑みを目撃した門番達は、背筋を凍らせた瞬間動きを止め、全身が地面から伸びた包帯の様な何かで縛られたと気付く。

 それは厚さの無い、影の腕だった。


「「~~~~っ?!」」


 悲鳴を上げようとしても口元は手で塞がれて、お互いが視線でどうなっているかを確認し合うくらいしか出来やしない。

 けれどお互いに武器を握る拳は掴まれ、両手両足は巻き付かれ、二つ以上の手で頭を抑えられているのは見て取れた。


「大人しくしていて下さいね?

 私、あなた達に用は無いので。」


 こつこつと、いっそ蠱惑的ですらある鈴の音の様な愛らしい声の主は。

 腕の無い肩から無数に伸びて宙を漂い。枝分かれしながら地面に伸びる。自分達を縛り付ける影の腕の群れと繋がっていて。

 幼さすら感じさせる童女の様なあどけなさで、しかし明らかに人では無かった。


 彼らは人の形をした只の案山子。

 身動ぎだけは辛うじて。しかし身動きする事も逃げ出す事も、声を上げる事すら出来やせず。ただ刻々と震えながら、少女の如き怪物を視線で追い続ける。


 傍らを歩き去ってしばらく。ようやく彼らはどちらとも無く溜め息を吐く。

 震える身体はようやく落ち着きを取り戻し。

 しかし彼らは只の案山子。

 逃げる事も身動きする事も悲鳴を上げる事も出来ず、ただ待ち続けるのみ。



 実のところ、門番達は未だ幸運だったのだと後で知る。

 彼らは恐怖の源を見て、知る事が出来たのだから。圧倒的な恐怖の塊が、人の姿をした化け物が、逆らう無意味を教えてくれたのだから。


 けれど、城の大多数の守衛はそうは行かなかった。

 彼らは松明に照らされる明りの中を伸びる、無数の影の腕に縛られる自分達の姿を暗がりに目撃しただけ。

 原因も理由も分からず只、武器を掴まれ手足を縛られ、悲鳴を上げるすら出来ずに拘束されるのみ。


 異変に動けた者も居た。影の腕に槍を突き立てた者も居た。

 けれど警笛は口元に届く前に握られて。

 槍の一刺しなど無かった様に通り過ぎて己らを縛り付ける。


 彼らは只何も出来ず、何も知らなかっただけ。

 時が来るまで、案山子で在り続ける。



 城の従者達は、ある意味でもっと悲惨だった。

 彼らは身を守る手段も、覚悟も出来ていなかった。


 ある者はベッドの中で縛られて目が覚め、辺りに伸びる無数の影の手を目の当たりに見る。

 ある者は遅番の仕事の最中、突然影の手に捕まれ自由を奪われる。

 ある調理番は突然壁に背中を打ち付け、影の手が灯りを消す様をただ何も出来ず見守るのみ。



 けれど彼らの殆どは、等しく只の部外者であったから。


 嵐が過ぎ去るのを待つだけで良かった。


  ◇◆◇◆◇◆◇◆


「…………?」


 夕食を終えたグロリエル辺境伯は、食後しばらくは寝る前に自室で本を読むなり自室で過去の報告書を読み返すなりして過ごすのが常だった。


 明り一つに蝋燭を用いねばならない最下層貴族や庶民と違い、伯爵ともなれば館の随所に辺りを照らす魔導具が備え付けられている。

 食卓を照らす明りは家人が灯すが、自室や書斎の灯りは伯爵自身が灯している。

 魔石代が馬鹿にならないのもあるが、それ以上に貴族とは魔力に長けているものだからだ。戦時なら兎も角、平時であれば存分に魔法を普段使いし、その格の違いを見せびらかすべきだというのがグロリエル辺境伯たるバルバスの持論だ。


(それに、魔石であれば誰でも使えるからな。)


 魔導具に魔力を注ぐのはコツが必要だ。気軽に使える者以外が使えばそれなりに苦労するものだ。

 加減の分からぬ侵入者か否かが分かるというのも、案外馬鹿にならないものだ。


 周囲の物音が不自然に途絶えていると気付いた辺境伯は、さてと発動体たる指輪を手袋で隠し、不逞の輩の反応を伺う。

 グロリエル伯は決して無能の輩では無い。だからこそ質が悪いとも言えるが。


 強欲伯。誰かが呼び出した蔑称だが、本音を言えばグロリエル伯は正に的確に己を言い表した、とてもお気に入りの称号だ。

 全てを手に入れなければ収まらない、自分にこそ相応しい呼び名。その呼び名を聞いてから、グロリエル伯は慢心を止めた。全てを手に入れるまで止まれない自分が詰まらない慢心で挫けて良い筈が無い。行きつく果ては処刑台か栄光だ。

 だからこそ、部屋の何処かには常に剣を隠してある。


 この書斎には隠し剣を用意し、常に帯剣して入るのが習慣になった。

 だが賊を討つのにこの狭い部屋は少々面白くない。貴重品もある。ならば自分が出向くべきだろうと警戒心のままに書斎の扉を開けて。


 目の前の壁に磔にされた妻の姿を見た。


「っ?!」


 咄嗟に前のめりに転がり抜身の剣で首元を庇いながら周囲に視線を巡らせ、壁という壁、天井に枝の様に見える奇妙な黒い帯が無数に見つかる。

 更に周囲を切り払いながら辺りを見回すが、侵入者と思しき相手も人影も無い。

 妻以外、無人の部屋だ。


(何だ?いや、妻も未だ殺されてはいない……?)

 良く見れば彼女はこちらに視線を向けて必死で声を上げようとしている。

 全身を黒い帯で包まれ、あれが遠目には飛び散った鮮血に見えた様だ。だが足首を捻られ間接こそ外されているが、大怪我を負わされた様子も無い。

 口元を塞いでいるのは手の様に見えるが、同時に周囲の壁を押さえつけて彼女の身体を壁に貼り付けているようにも見える。


「さっすがお父様。冷静ですわね。

 侵入者と間違えて、自分の妻を切り殺すかもと期待したんですが。」


 楚々と上品に、言葉の内容とは裏腹に。

 虫も殺さぬような声で悪逆を語るのは、まだ遠い廊下の先の影。

 なのにはっきりとこちらを視認していると確信出来てしまう。

 これは、人の気配では無い。


 まるで館中が目を見開いたかのような、尋常ならざる人の気配。全方位に満ちて万の軍勢を前にしたかの様な、戦場にも似た包囲網の気配。

 これではまるで戦場の様だと、グロリエル伯に冷汗が滲み出る。


 闇に浮かぶのは遠目にも分かる、煌々と輝くたった一つの薄い碧眼。

 宙に浮かぶような長い白髪。


 背後で闇が蠢く様に見えるのは錯覚では無かった。

 蠢いていたのは闇色の腕。肩の先から広がる無数の影の手が、まるで背中から樹木が生えたかのように影となり、館中の壁という壁に這い回っている。

 まるで使用人の様な服を着て、しかし近付けば実際には、飾りっ気のない白い形だけのドレス。なのにどう見ても貧相な装いには思えなかった。


「こんばんわ。お父様。」


 一瞬で眼前に童女の顔があった。


「っ?!」


 咄嗟に斬り払いながら後ろに一歩下がったグロリエル伯の前に、地面より少し、頭一つ分浮いていた童女の如き妖艶な娘が地に足を付ける。


「何者だ、化け物。名くらいは名乗れよう。」


「あら?あらあら、随分な言われようですね。

 やはり十年近く放置した娘の顔など、分かり様も有りませんか?」


「……?その(エロボディ)で小娘の振りは無理だろう?」


「何処見て言いやがったこのエロ親父。」


  ◆◇ホラーちょっと中断◇◆


 ヲホホホホ、流石にちょっと取り乱しましたが、ええセクハラは予想外。

……いや、マジで言いました今の台詞。え、壁に張り付いた義母すら頷いてる?

 え、ちょっと本気で?本気で十二歳に見えてない?


「いや、流石に下調べが足らなくないか?

 儂に娘と呼べる者は只一人、久しく会っておらんが年嵩は十二歳だ。

 確かに顔こそ幼いが、どうみても全部育ち過ぎだろう?」


「間違いなく貴様の娘アザリア・グロリエル張本人ですからねクソ親父。

 判断基準が顔じゃなくて身体とかエロ親父過ぎておかしくない?

 発育は只のた・い・し・つ、です。個人差です。単に栄養が足りる様になったせいで訪れた早めの成長期です。

 エロスケベ伯爵と呼ばれたくなければ視線に配慮をもーとーめーまーすぅ~!」


 いや本気でエロい目で見て無いのは判りますよ?でも無理をして若作りした年増女を見る様な視線は流石にどうよ?何その残念なものを見る目。

 しかも夫婦揃って?お互いに意見一致したの?


「ちょっとぉ?!娘扱いされないのは分かってますけど理由がそこ?

 顔とか立場が原因だと思っていたのは私だけとか言いませんよね?!」


 いや多少怨霊化した事で実はスリーサイズ若干増えてますよ胸だけは。

 というか顔は片目が瞼少しだけ膨らんで簡単に開かなくなった以外、容姿に殆ど変化は無いんですけどそこまで言われますか?

 もっと疑問視するところ沢山ありますよね具体的には腕とか髪色とか!

 桜花姫とアザリアの外見的な差異は、若干年齢で発育差がある以外は全く変わりありません。同じなんです、おーなーじーでーすぅ~~~!


「いや。確かにその仕草を見れば、もしやとは思わなくも無いというか。

 え?確かに何というか、アマンダを更に整った顔にすれば何となく分からなくも無い事も無いが……。え?本当に儂の娘がこんなに実った(エロくなった)のか?

 ちょっと今見たく、そうだな。子供っぽく振る舞って見ろ。」


「子供っぽくって何ですかぁ!私子供っぽさなんて教わってませんけど?!」


 いや駄目だ落ち着け私。大体これから恐怖で屈服させようって思っている人間がペース乱されてどうするんですか。

 そもそも彼らが信じようと信じまいと、私のやる事に何ら影響はありません。

 あってはならないのです。彼らは民にとって癌となる存在なのですから。


※続きは明日、9/30日投稿です。


※戦国時代はそんな時代じゃ無いと思われた方は、リアルに法術で空を飛ぶか陰陽術で雷を出せたら反論をお聞きしますw


 この世界線は三種の神器がモノホンな時点で壇之浦等がややこしい事になる事確実ですし、裏設定を詳しく設定するのは時間泥棒でしょう。

 なのでこの世界線はふわっと戦国!我々の世界では判明していなかった事が常識と化し、我々の非常識が常識と化している筈!

 前世の詳細はあんまり明らかになりませんw

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ