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2.さてと皆さま、一つ昔語りを始めましょう

※本日投稿分、後編です。前編も投稿されているのでそちらからご覧下さい。

 さてはて皆様、御聴衆の方々へ。

 ここらで一つ、私ことアザリア・グロリエルの昔語りを始めましょう。

 細かい事はさて置いて下さい。先ずは私の出生から。


 私アザリア・グロリエルはグロリエル辺境伯の正妻で前妻アマンダの実子として生を受けました。


 辺境伯領は長年ガンドール王国と一進一退の戦争を繰り返しており、財政的には常に逼迫気味。領地規模の割には決して裕福な家とは申せませんでした。

 加えて父は強欲伯と揶揄される、悪どくも欲深い性格をしております。


 母とは所謂政略結婚であり、実家のタムリン子爵家は財産こそあったものの新興貴族であり政治的な伝手が少なく、何かと理不尽に風下に立たされる立場。

 現状から脱却するための、政治的な後ろ盾となる条件で成立したそうです。


 問題は二つ。気弱な母と強欲伯では性格的な相性が予想以上に悪かった事。

 そもそも父にとって婚姻は子爵領を乗っ取るための手段であった事。


 民に苛烈な父に対し民の苦境に心を痛める母は幾度か諌める側に回り、子宝に恵まれない事を理由にパーキス男爵家からサリザー夫人を側室に娶ってからは更に溝は深まるばかり。夫人は金遣いが荒い様ですが過度とは言えず、立ち回りが上手く社交に長けておりました。野心家で強欲な所も父と相性が良かったご様子。


 嫡男の誕生を口実に外部と母を遠ざける様になった父に不信感を抱いたタムリン子爵は秘密裏に新人侍女の振りをさせたマルガリータを派遣。

 しかしアザリアこそ誕生したものの母アマンダは産後の肥立ちが悪く逝去。同時期に嫡男を失った子爵は精神的に無気力になられたとの事。


 謝罪を装った父の悪意に子爵が気付いた頃には時既に遅く、子爵は冤罪によって蟄居を申し付けられ全てが父に乗っ取られた事を悔い自害。

 父は用済みの娘を離れに放置し、以後は全く近付いておりませんでした。




 此処までは第三者視点で見たアザリアの立場。ですが私アザリアにはもう一つ、表面化しなかった致命的な問題を抱えていたのです。


 物心付く前の私は当初母が連れて来た侍女達が引き続き面倒を見ておりました。

 ですが父にとって邪魔な彼女達は、理由を付けて最終的に全員が排除されております。今の侍女長であるマルガリータは当時素性を隠した新人侍女。

 つまり私は幼少期、乳母であった者達を次々と交代させられ続けた訳です。


 父を主と仰ぐ侍女達は私に仕える限り未来は無いと、何かと理由を付けて転属を願うのが当たり前で在り、必然私の扱いは育児放棄され粗雑になりました。

 愛情に飢え日々不安に苛まれる私は幾度となく死の未来を幻視する様になり、癇癪持ちの娘として扱われます。


 父はこの娘に対し、暴力的な教育係を付けて力尽くで従順に仕立てようとしたのだと今なら分かります。ですが、此処で私は気付いたのです。

 私が見ていた『幻視』は、未来の姿だったのだと。

 暴力的な教育係は私が望み、なぞった未来の通りに事故死しました。


 私は恐怖しました。何故なら私が見続けたのは死の未来。齢二十を一度も越える事無く全て死去。毒殺、暗殺、処刑。安楽死は一度も無く、全て苦痛の末路のみ。

 私は我を忘れて取り乱す事が、この日この時より出来なくなったのです。


 私を助けてくれる味方は『幻視』の中で一度も現れません。必死で私は原因を探り続け、淑女として必要な知識は全て教わるがまま学び続けました。毒殺と暗殺の未来は遠ざかりましたが、それでも死は訪れ続けます。


 これが『未来視』と呼ぶべき代物だと気付いた頃には既に齢十を超え、遂に毒殺と暗殺を避ける未来だけは分かりました。それが、少し前まで目指していた未来。

 齢十二の頃に、父が用意した侍女モーガンを殺害する事だったのです。


   ◆◇◆◇◆◇◆


「……えっぐいなぁおい。」


 寝間着で窓から夜空を見上げて、私ことアザレア桜花姫は思わず独り言ちます。


 ええ、殺人計画を練っていたんですよ私。もう今振り返ると天を仰ぐ程の無計画ですからね。因みに直ぐに父にバレます。

 ですがそれは今迄無関心だった私に、父が目を向けてくれる唯一の好機。何より父は、この行為をとても喜ぶのです。


『もしやお前は、俺の血の方を濃く受け継いでいるのか?』


……とな!ホント酷い育児環境ですね!人殺しが寧ろ歓迎されましたよ!

 そりゃあ善悪の区別も浅い私なら殺人を選びますわ!因みに計画が成功するのは十二以降だけです!失敗するとモーガンによる毒殺ルート一択!

 ふふふふふ、と思わず頭を抱えます。


 因みに殺害手段は物理しか用意出来ません。成功すると毒殺ルートだけは消えるので、他を選ぶ理由が無い。寧ろ死因が消えて父に喜んで貰えるなら、ねぇ。

 勿論生活環境も一変しますよ?食事も贅沢も頑張る限り思いのまま!


 この後は完全に未来視による選択の結果しか分かりませんが、私に訪れる未来は五つに分岐いたします。


〇ルート一。第一王子の婚約者となり恋仲の田舎娘に喧嘩を売り自滅、処刑。


〇ルート二。宮廷魔術師の卵と婚約し、研究成果を私物化するも田舎娘と駆け落ちした宮廷魔術師により告発され、謀反前に暗殺。


〇ルート三。騎士団を掌握するため騎士団長の息子と婚約。破産させる最中に陰謀を田舎娘に暴かれ、捕縛の末処刑。


〇ルート四。噂の公爵の息子に一目惚れ。婚約するために弱みを握るが彼を病から救った田舎娘と婚約成立。謀反を起こすも失敗し捕縛、処刑。


〇ルート五。誰とも婚約せず弱みを握る事に終始し、魔族と契約。魔王復活の為に暗躍し、国を亡ぼす寸前まで行くも全ての男達と親しくなった田舎娘が陰謀を看破して登場。そのまま暗殺されるが、魔王復活には成功し生贄として魂食われる。



…………うん!魔族とか魔王とかって何かな?桜花姫そんなの知らない!


 あっれ~?全ルートで田舎娘に阻止されるぞ?何この私専用抹殺兵器。

 ていうかあれじゃない?コレ、田舎娘視点だとむしろ私の陰謀解決を目的にして暗躍してませんか?じゃないと何しても私と縁が出来る理由が分かりません。

 その過程で誰かと恋仲になって、私の処刑という目的を果たす的な筋書きで。


…………あれ?コレって状況が田舎娘主役の勧善懲悪物語じゃないですかね?


 そんでもって私の立ち位置、悪役の御令嬢の様ですよ?


 もうね、泣く。アザリアは父から嫌われたくないので悪行しないって選択肢は死と同義です。

 しかもな!父に認められると側室な義母は暗殺しないと十五前に私死にます!

 けれど嫡男の兄とは仲良くなれるんです!兄は父の強欲さを自制出来る範囲でしか継いでおらず、領主としては常識的に優秀。不満こそ無いものの、親子の中は微妙な距離感が生まれております。


 なので父視点一番私が自分似、顔も美少女!あれ、意外とアリじゃね?的な。

 喜んで実家の黒い部分を引き受けるので兄の弱点も補い、兄も義母の暗殺は察しているけど理解はしてくれます。

 だって義母は私の暗殺を兄に手伝わせるルートがあるくらいですし。


 もうね、兄も父も嫌う理由が無くなるのがモーガン暗殺後の未来です。アザリア視点では愛と幸福に満ちている。もう田舎娘の暗殺しか模索出来ない。


…………倫理観あるともう心がグチャグチャですね。例え上辺だけの愛情だと何処かで気付いたって認められない、認めたら心が折れます。

 兄が憐みしか浮かべて無いのも父が外道なのも今なら分かります。これでも私、桜花姫だった頃は民と共に生きて真っ当な幸福も悪逆の意味も理解してます。


 因みに人格的にはアザレアの判断基準は桜花姫のものと同じですよ!だって私もそこ知らなかったらそうするって凄く納得出来るもん!

 そりゃそうなるよとしか言えないのがアザリアに用意された選択肢です!


(ぃいやぁぁぁぁああああああ~~~~~~~~~~!!!!)


『……か。……zレ、……アザ……えま…、………い。』


 私、生まれ変わってもコレなの?!前世と今生、どっちも救いが無さ過ぎない?

 人格はまともに育つ代わりに両親は残虐非道の無敵超人な悪鬼羅刹!

 人格がズタボロになる代わりに上辺だけは幸せ家族で最終的に全滅共倒れ!

 神様は私を何処まで嫌い抜いているんでしょうかね?!


『エロボディ小娘。』


 今なんつった?!ていうか誰?!


『あ。繋がりましたね。ようやくですか。

 ていうかピントがこれで合うって地味に気にしてたんですね。』


 突然周囲が明るくなり、見渡す限り白い光と雲だらけ。

 が。突如重力を思い出したかの様に落下します。


『「え?」』


 咄嗟に地面に手を伸ばすと、私は窓の下で座り込んでおりました。


(??????)


 え、何が起きたの?今の何?


『……恐ろしい娘ね。まあだから私が直接手を出すしか無かったのだけど。』


 突然脳裏に響く声に、私は恐ろしい程の反感が宿り状況を理解する前に天を睨み上げます。

 方角は月、お前は、誰だ?


『ちょ、ちょちょちょ、ちょっと待った!

 私はあなたの味方よ!あなたを助けたいからちょっとその死霊を鎮めて!』


 あ。これは私の『左目』ですね。どうやら今、私に差し込んで来た神々しい輝きに世界への恨みと憎しみが溢れてしまったようです。


(駄目よ、呪い狐。あなたは奈落の一つ目、私の一部。

 私が選んだものを呪う瞳。私という人柱の一部。あなたに自由は許さない。)


 天への怒りで暴れ狂おうとする瞳を丸め込み、瞳の形に押し込んで一息。

 さて。これでようやく謎の月明かりと話が出来ますね。


『うわぁ……。本当に国一つ分の飢饉を瞳の中に封じ切っているのね。

 伊達に人の身で数万の怨霊を宿しながら正気を保ってないわ。』


 大層な物言いですわね。私の心に話しかけているのは、一体何者かしら?

 謎の声はしばらく返事が帰って来ず。


『あ、今話しかけた心算?それじゃ伝わらないわ。

 私に話しかけたいなら声で話すか、頭の中に文章を思い浮かべて。

 普段なら私も人の心は読めるんだけど、あなたの頭の中を覗くのは流石に危険過ぎて無理なの。』


(……こんな感じですか?それで、あなたはどちら様?)


『そうそう、それそれ。

 私はこの世界の創造神ディアドラよ。アザリアな桜花姫。

 そしてあなたの置かれている状況を最も詳しく知る者。』


(ふむ。神様ときましたか。

 それであなたは私に何をしたのですか?何をさせたいので?)


 嘘……とは言えませんね。例えばこの近くにいて全く届かない感覚。

 前世での法術に似て非なる、神仏を思わせる神々しさ。偽物と言い切るには余りに人間離れしております。


 創造神と云う話もこの地でそう呼ばれていれば、実際に創造に関わっていなかろうと彼女の責では無いでしょう。

 そもそも創造神とやらの立場は、話の本筋に全く関係が無いのですから。


『そうね。簡単に言うと、あなたはこのままだと私の世界を滅ぼすわ。

 だからそうなる前にあなた自身で何とかして欲しい。

 正直、あなたが抱え込んだ怨霊は大き過ぎて放置も浄化も出来なかったのよ。

 お陰で何万年と月日が過ぎて尚も、あなたは人格を残し続けたわ。』


(……何万年?)


『ええ。何万年。あなたの祖国は既に無いわ。

 彼らはあなたの死後、それなりに幸せな歳月を過ごして滅んだ。

 そちらはもう終わった話よ。桜花姫。』


……そうですか。それはまた。

(……まあ、であれば悪くない終わり方だったのでしょうね。)


『そう答えちゃうかぁ……。まあ、だから支柱になっちゃったんだろうけど。

 順を追って話すわね。この世界の現状を。』


 創造神ディアドラ様の話はまとめるとこうです。


 この世界には魔法、克て桜花姫の時代には陰陽術、妖術などと呼ばれた力が存在しており、人の力では解決出来ない事態を覆す奇跡として存在していました。

 人が間違えば悪鬼羅刹として悪意が形となって人々を裁き、正しくあれば人々を救う奇跡として顕在する。それが正しき魔法の在り方です。


 ですが桜花姫の前の世代は、乱世が続き過ぎて浄化が間に合わなかった時代。

 世界が平和になった後も未だ悪鬼羅刹は残っていました。故に彼らは人に宿り、己を討ち滅ぼす者が現れるまで悪行を尽くします。

 彼らが選んだ一人、いや二人が桜花姫の両親。彼らは人と融合した結果、飢饉と重なり思わぬ災禍を引き起こします。本来であればそこで終わっていました。


 が。ここで災害を封じ切る器を持った人が悪鬼の娘として誕生。悪鬼が討たれる事無く災いが解決してしまいます。

 悪鬼は娘を使う事で成長し続け、遂に一国を滅ぼす大災害に。

 しかも悪霊を支柱に複数誕生する筈だった悪鬼は現れず、全ての怨霊が一人の娘に希望を見出し取り憑くという大惨事。

 最強格の悪鬼羅刹が正面から粉砕されるという大怨霊の誕生です。父か。私か。


『いや。あなたが悪くないのは見て分かるわ。

 ていうかあなたが死霊を束ねて帝に正面対決を挑んでくれたお陰で被害は推定の五分の一くらいまで落ち込んだから。』


 私は最終的に帝の第六皇子に神刀『鬼切・宗綱』を与える事で討伐され、飢饉への対策と保証を約束させると最後の力で大地を緑に換えて果てるというウルトラCを成し遂げたのだとか。何となくしか覚えてませんが。


『ともかくあなたは大地の呪いをまとめ、不要な力は全部世界に戻したのだけど、肝心のあなたは成仏出来なかったのよ。

 本来ならあなたを構成する怨霊が徐々に浄化される事で解放されるんだけど。』


 怨霊達は私から一切離れたがらず弱体化こそしたものの大怨霊のまま。

 止む無く人の中で輪廻を繰り返す事で徐々に力を発散させる事にしたそうです。

 元が善性の人間だったので、悪い事にはならない筈だったと。


 が。


 万年経ってもようやく半分程度。当時は荒神として祀られ、人々の信仰によって浄化も加速しましたが、既に時間切れ。祖国は面影も有りません。

 悪鬼羅刹は後も普通に産まれます。桜花姫はそれを吸収可能、というか遭遇して解決しない性格なら当に成仏してる。ディアドラ様は焦りました。


 よって悪鬼羅刹は別名義で魔族と定め、先ず私との縁を断ち。

 魔王として別の統領を用意して人々の手で討つ宿命を定めたのだとか。

 大体数千年は無事で、私は争いとは無縁の場所に因果付けて一安心。


 が。そもそも人の悪意を完全に制御出来るのなら、それは只の人形劇。

 悪鬼羅刹も魔族魔王も必要ありません。

 人の悪意に封じられた桜花姫を宿すアザリアは、その善性を活かす事無く悪逆を尽くし、成長再開。ディアドラ様、最悪の事態に超ビビッて一旦過去に戻す。


 未来視の力を与えて自衛させようとしましたが、その無数の怨霊がヤバかった。

 数多の未来を幻視し続け、周囲を歪ませながらギリギリで修正され続けて僅かに善性の未来へと近付いたかと思った瞬間。

 魔王を発見し、魔王の生贄になるという最悪の事態を手繰り寄せかけます。


(えっと。つまり私は魔王に怨霊達諸共食われるところだったと?)


『万年越えの大怨霊の主が現象止まりの魔王に気合で負ける訳無いでしょう!

 あなたがアザリアの記憶のまま超魔王になって、文字通り世界を滅ぼす世界線が誕生してしまったのよ!

 もう此処まで来ると直接介入は駄目とか言ってられないわ!』


 スゲェ、創造神がガチで根を上げてるぜ。

 いや。記憶無い私にどうしろとって話なんですが。


『でもまあ。正直私が負けかねない超魔王の誕生は阻止しただけで割と息切れ気味なのよね。ここ十数年で私介入し過ぎだし。

 流石に気力回復させる時間も欲しいわ。けど問題は今だしね。

 そこで私は名案を思い付いた!

 桜花姫って人格者だったじゃん!あなたの意識目覚めさせるだけなら簡単だわ!

……ホント、超簡単過ぎたわ。

 おかしくない?一応あなた、力の総量なら魔王に劣ってる筈なのよ?浄化されて弱体化してるのよ?何で万年単位過ぎて人格安定してるの?』


(自覚出来ない事を理由にアレコレ言われても困るんですけど?)


『とにかく!私はあなたの幸せを願っている事に違いは無いの!

 魔王だって精々自然災害止まり、あなた一人でもギリ負ける程度!

 何とか出来る筈の事態よ!魔王を倒す勇者は元々その世界に用意されてるわ!

 後はあなたが魔王退治で力を消耗し、力を減らして来世に賭けるも良し!力を使い果たして成仏してくれるなら魔王に倒されても大丈夫よ!

 だから!……もう後は任せて、私は休んでも許される筈よ……。』


(あ!ちょっと!それつまり全部私に丸投げしようって話ですよね?!)


 ちょっと?神様?も~~し~~も~~し~~~~ぃ?

※本日投稿分、後編です。前編も投稿されているのでそちらからご覧下さい。

※本作では基本的にルビを入れる予定はありません。入れた方が良いという意見が多そうでしたら後日追加すると思います。


 尚、主人公はこれからも時々セクハラされる予定ですwですがR18級のHを期待される方は、数万の過激な保護者達を退けて下さいw

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