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鉄炎天編

 では前回の続きから始めていきましょう。

 4国目は鉄国でした。ここを書き終えて感じたことは他の国でも神を出しておくべきだったということでした。この国では初めて「神」という存在を出しました。鉄神キャルが率いる鉄国はガラべドロ戦の最前線だったこともありかあり戦闘向けに作られた国に作り上げました。さて、この国の人物といえば「カルロッテ」さんですね。カルロッテは元々この鉄国出身でしたがガラべドロの襲来により両親を亡くした際にサリとともに水国に引っ越しました。そんな彼女は水国内戦で戦果を挙げるほどの戦闘力を誇り、サタナの仲間の中ではサタナに続く強さです。また、現在の彼女は鉄神による招集により鉄国にて鉄神の右腕として戦っていました。彼女を作り上げる時に目標としたのは頼りがいのあるお姉さんですね。カルロッテは戦闘時にはもちろんのこと頭は少し弱いですが平常時も周りを気にかけて励ましてくれるようなキャラです。当初はナルディと役被りになるのではと思っていましたがなんとか収まるところに収まりました。

 5国目は炎国でした。正直この国に関して思い入れやこだわった点などはないです。理由は小説を読んでいればよく分かると思いますが炎国は既に荒廃している土地です。なので新キャラも出せなければイベントも起こせなかったといった感じでした。また、この国に関する人物であるナルディやサリは既に取り上げたので割愛します。

 さて、最後に天国です。ここでは天国についてというよりリウクス地方の歴史について延々と語ってい行こうと思います。なのでかなり覚悟してください。まずは天国についてです。天国は炎国同様にあまり思い入れのある国ではありません。その理由は炎国と同じですでに荒廃している国だからです。というわけで早速ですがサタナについて話していきましょう。物語の初めは旧暦よりもさらにさらに前の時代まで遡ります。そこは光と闇だけが存在する世界でした。もちろんこの光がサタナこと天神サカルリパライニカタ・ルサソレーナ、闇が虚龍ガラべドロ・オルグログラムです。虚龍は欲深くしばしば天神をおそって天の力を奪おうとしていました。しかし戦闘が得意な虚龍とは打って変わって天神は戦闘がかなり苦手で天の力も周りの力を増幅させるというものでした。そんな時、天神は自分の力が使える味方がいないのなら自分で作りだせばよいと考え5神を作り上げました。天神が率いる5神は天神の協力を得ながら虚龍をなんなく倒してしまいます。さて、ここまでが実際に小説内で語られている内容なのですがここから小説内に出てこない話もちらほら出てきます。虚龍を倒し平穏を得た天神は5神達が住む世界であるリウクス地方を創造し、そこを5つに分けて5神にそれぞれ与えました。天神自身はリウクス地方の空高くに浮島である天国に住むこととし、自身の力の一部を分け与え天竜と虚龍を作りました。はい、つまりこの時既に虚龍は復活を果たしていました。天神は虚龍を失ったが闇の力がないと世界の均衡が保たれないと思い虚龍を新たに作りましたがその時に倒したはずのガラべドロの魂がその虚龍に乗り移ってしまったのです。ガラべドロもバカではないのですぐに暴れだすのではなく徐々に力をつけてから天神に復讐をしようと考えます。この時ガラべドロが考えた方法は天神を5神に倒させるというもの、しかしそれでは自分自身を倒した5神に対して勝ち目がなくなってしまうのでまずは天神から信頼を勝ち取ってまずは5神を倒しその後に天神を倒そうと考えます。そのためにガラべドロは天神と5神を対立関係にし天神の「神」の座を奪わせ一般人にすることにしました。この時になぜ襲わなかったのかといえばまだ復活したてだったこともあり5神と天神の戦闘を襲っても全く勝ち目がなかったからです。それは神戦後のガラべドロ対5神を見てもよく分かりますね。さて、それによって完全に5神と天神、虚龍の対立が完成しましたがここからは小説でも語られていた通り天神をいつでも復活できるようにしつつ各地に影獣を派遣して力を蓄え始めます。しばらくして天神の力が完全に天国からなくなると天国が落下し新暦を迎えます。この時に天神は「サタナ」として復活を果たしました。つまり拾われたのはそれから数百年経ってからということですね。また、サタナが最初に話していた「自分自身を知りたい」という言葉は実はガラべドロによるもので「力をつけ終えたから各地の天神の力を回収しながら天国へ来い」という合図でした。それからは小説の通りでサタナはその通りに各地の闇地を訪れながら天神の力を蓄えていき最後に5神達と戦い弱らせたところをガラべドロに襲われ壊滅状態になるといったところでしたね。

 さて、かなりの量になってしまいましたがここまで読んでくれた方はいるのでしょうか。いたとしたら本当にうれしい限りです。では最後に総括しましょう。今回の小説は王道のRPGを目標に作りました。「仲間を作り、仲間と友情を育み、共通の敵を倒し、最後にどんでん返し…」なので人によっては全く面白みのないものになってしまったかもしれませんが私としては思い通りのものが作れて満足です。

 以上で「「地」属性の両親を持つ私ですが、「天」属性だったので旅に出ようと思います ~捨て子少女による自分を知るための冒険譚~」は完全に終わりを迎えました。ここまで約6か月間、本当にありがとうございました!


改めましてここまで本当にありがとうございました。

話は変わって次作に関してですが現在全くと言っていいほど進んでいないので

かなり遅くになるかもしれません(もしかしたら年内にすら出せないかもです)。

なのでそれまでの間はお別れになりますが

また戻ってきていただけたら幸いです!

それでは、また会いましょう!

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