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一話 猫と黒髪。
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えぇと、ここは、どこ?
とっても暗い空間に、そいつはいた。
「にゃー?」
にゃー?
誰の声よ。
「にゃにゃにゃ!?」
手を見ると、肉球だ!
これは・・・・・・。
ガタッという音がいきなりして、ビックリした。
「これはこれは、見事な空色の毛だな」
こう言われて首根っこを掴まれた。
「しかも綺麗な紫の瞳だな。よし、気に入った。おい、連れて帰るぞ」
誰?
彼は、フロウム・アーティーと名乗った。
どうやら、周りにいる男の人達は彼の部下らしい。
「どうして猫一匹の為に馬車を出したんでしょう?マリンバル王国は」
「さぁな。何故かは知らんが、猫が国外追放になったようだ、ナタ」
「ですねー」
首根っこを掴まれたそいつは暴れていた。
名前も分かんない、ここがどこかもわからない状況で、パニックになっていた。
「名前、何なんだろうな」
「あちら側も、何も言っていませんでしたしね」
男達は自分が乗ってきた馬車に乗ると、そいつをフロウムの膝の上へ置いた。
疲れた。
そんな思いで、そいつ、こと、空色の猫は眠った。
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