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プロローグ

この世界には沢山の武器がある。


剣、槍、斧、杖、銃に弓。


どの武器もうまく使えばいい武器と言える。


でも、俺の武器はごみだ。

俺は剣を使っている。

俺は双子でもう一人妹が居るがそいつは銃を使っている。


あ、ゴミな理由。それは自分が弱いからだ。

強くなればいいが、一人では強くなれない。

妹も俺と同じように下手だ。

だから、俺は妹と一緒に強くなる!

何年かかるか分からないけど、やってみる。



それと、俺たちは小さい頃に母親をなくしている。

父親は分からない。

ある人に助けられ、大きくなり今は違う大陸に居る。

確か名前はフレアだっけ?

それとムムって言う人が俺たちを育ててくれた。

感謝しかない。



そして今ある敵と戦っている。



「火炎斬り!」

アークは剣を振る。


しかし、綺麗(きれい)に避けられる。


「くそ!ナナ撃て!」

アークはそうナナに向かって言う。



「はい!当たりなさい!」


バン、バン


しかし、銃も当たらない。

当たらないんじゃない、下手すぎて当てられないんだ。



「ふう、君たち二人は弱いですね。

実に弱い。他の冒険者の方がまだ強い、退屈なんで直ぐに終わらせますね」

長いフードを被り、ふわふわと浮く男が何か唱える。



すると、


「あ!あぎゃ!あ、い意識が!な、何を唱えた!

う、もう!意識が」

ばたりと倒れるアーク。


「お兄ちゃん!くっ!私も頭が痛い!何をしたの!当たれ!」


バンバン



しかし、弾が外れる。


「当たりませんよ~。あはは!強めますね」

男は更に魔力を高める。


「あぎゃー!あ、ああ!もう、む、無理」

ナナもアークの近くに倒れる。



すーと男は地面に着き、


「ふふふ、君たちはまだまだ弱い。

強くなってもらわないとね。

ガラ様を完成に持っていかせるには、それに復讐もありますしね」

男はそう言いダンジョンの外を目指すのだった。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



どれだけ時間が経ったのだろう。

俺はやはりダメな子供だ。

でも、俺はナナと一緒に強くなる!

そして、フレアって名前の人を見つける。

助けてくれたのにお礼を言えてないが。

あっちが覚えてくれていたらいいけど。



あ、でもそうだ。確かフレアって人は死んじゃったんだっけ?母さんから聞いた話だと新しい大陸でやられたんだっけ。

過去に戻るって言ってもそんな方法知らないし。



「う、うぅ」

目を覚ますアーク。

隣にはナナが倒れている。



「ナナ!」

俺はナナを揺さぶる。



「う~ん、あれ?生きてる?」

ナナは自分の体を見て生きてるか確認する。



俺たちは装備はしない。

俺たち二人は髪の色は同じ黒、服装は昔フレアって人が来てた服を着ている。

ナナはそのフレアの幼馴染みの人の服。

綺麗なブルーの(ひとみ)。髪はボサボサだけどな。




「どこに行ったんだろうあいつ。

早く探さないと」

俺はナナを起こし、服の汚れを手で払う。



「でも、あの敵強いよ。私たちじゃ勝てないよ。

お兄ちゃんはどうしてそこまでして、強くなりたいの?」

ナナが俺に聞いてきた。


俺は静かに口を開き、


「母さんが言ってただろ。フレアって人は伝説の冒険家になったんだって。

それで俺も強くなりたいって思ったんだ。それに、

ナナを守りたいってのもあるな。

大切な妹なんだ、俺が強くなればナナは安心して暮らせる。

だから、俺は強くなりたい」

俺は自分の思いをナナに向かって言う。


すると、ナナはクスッと笑い、


「もうお兄ちゃんは過保護なんだから。

でも、嬉しいよ。私の事を大切に思ってくれてるから。

でも、私も強くなりたい。お兄ちゃんと同じように!」

ナナも自分の思いを俺に語る。




「わかった。一緒に強くなろうな。ナナ」

俺はナナの頭を撫でる。


「むー、私は子供じゃない」

ナナは(ほお)を膨らませてこちらを見つめる。



俺たちはそのあと、ダンジョンから出た。

外は、草原。草だらけ。

近くには魔物がうろついてる。




「魔物居るね」

ナナは呟く。



「勝てる。俺たち二人なら」

アークは魔物に向かって走る。



「ふふ、そうね」

ナナもアークの後をおう。






「・・・、強くなれさすれば、道は開く」

男は木の陰に隠れそう呟く。






コメントと評価お願いします。

これから投稿頑張りますのでよろしくお願いします。


アーク・・17才、黒髪ショート、青い瞳、武器は剣。


ナナ・・17才、黒髪ショート、青い瞳、ひらひらスカート、武器は銃。


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