表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
90/240

90話 仮名


 目の前で跪く青年……

 おい、何か喋れよ。

 

 「あぁ、申し遅れました。私の名前はアーテル。どうぞ、お見知りおきを」


 「アーテル、か。それは名前? それとも、苗字?」


 「名字であり、仮名(なまえ)です」


 そう言って微笑んだ。

 へぇ、そんなのもあるんだ……


 「ルフスやネロ達もそんな感じなの?」


 「はい、そうでございます。真名()は、自らを表す能力(スキル)に宿りますーーー」


 (どうなるのだろうか……?分かたれた能力(スキル)は戻ってはこない。だが、神であれば、そうではないのだろうか……? まぁ、その時が訪れればわかることだな)


 アーテルが熟考していると、テオスの部屋の(ドア)がコンコンと鳴る。


 「シルかな?」


 「シル……? それは誰ですか?」


 「え……? 知ってるんじゃないの?」


 アーテルにそう訊いた瞬間、「テオス様、いらっしゃるのですか?」と訊いてくる。

 俺は、扉越しに「あぁ!」と言う。


 「失礼します」


 すると、扉を開けシルが入ってくる。

 その瞬間、アーテルが驚く。


 「ま、まさかっ! 貴方だったのですか!? シルという人物は……!?」


 「はい……って、アーテルじゃないですか」


 「そんなことは今、どうでもいい! 何故です!? 何故……貴方にはアリシアという仮名(なまえ)がーーー」


 「その仮名(なまえ)で呼ばないで下さい。私は主様(マスター)から大切な真名(なまえ)を貰ったのです」


 シルがアーテルの言葉を遮る。


 「な……お前は! 神からの寵愛をその身で受けるつもりか!?」


 「違います。そこだけは誤解しないで下さい」


 「ならば……どういうつもりだ! あの御方から創造()まれた我々、3柱と同等の位置についたとでも言いたいのか!?」


 「違います。ですがーーー理由は後で話しても良いでしょうか……?」

 

 そう言い、シルは視線を俺のベッドへ目を向ける。


 「あぁ、わかりました。ですが……後で、しっかりと説明してくださいね」


 アーテル首肯し「しっかりと」の所を強調して言った。

、そして、去り際に「それでは、失礼致します。帝王(ゴッド)ーーーいえ、テオス様」と言って、俺の部屋から出て行ったーーー

 すると、シルが……


 「先程はすいません。お見苦しい所をーーー」


 シルがお辞儀をしようとした瞬間……


 「いや、いいよ」 


 俺はシルの言葉を遮り、そう言う。

 アーテル、か……

 あの青年……どっかで会った事がある気がするんだよなぁ……

 なんでだろう……?

 

 

テオスの疑問の訳とは!?

最後まで読んで頂き有難う御座います!


「面白い」 「次の話が気になる」と思って頂けましたら下の☆☆☆☆☆から応援宜しくお願いします!

感想やいいね、ブクマ登録などして頂けると嬉しいです!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 主人より貰った名前よりテオス様からいただいた名前を優先するッ!!! メインヒロイン力が高いぞシルちゃんッ!!!
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ