表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
76/240

76話 静注療法


 そして、視界に画像が映り出す。

 何故か?

 それはもう一つ魔法を使っているからだ。

 その魔法とはーーー神代級・時空属性魔法の『次元映写(ピクトゥーラ)』だ。


 脳細胞が壊死している可能性があるな……

 ん? ……これか!

 脳出血は……起こってないな。

 ここか……血栓が詰まってるところは………

 3時間は経ってないけど……どうする!?

 ……いや、迷ってる暇は無いな!

 急いで、t-PA(アルテプラーゼ)静注療法をしたいが、注意事項があった筈………

 念の為……神代級・無属性魔法-『解析鑑定(アナライズ)』を使っておくか。


 最近はフギンとムニンには俺の補助(サポート)はしなくて良いよ、って言ってるから誰の力も借りていない。

 え〜っと……確かこんな感じの術式で……魔力を‥‥……よし!

 出来たぞ!!


 そこに白色の魔法陣が出現し、その刹那、その魔法陣は霧散するーーー


 俺の視界にメニューの様な硝子板(プレート)が映る。


 ………で、状態異常の項目には……うん、何も無いな。

 良かった〜……

 もしなんかあったら、他の治療法に変えなくちゃいけなかったからな……

 あ、年齢も……23!?

 マジかよ……

 


 「じゃあ……」


 極級・無属性魔法-『創造構築(イマーギナーティオー)』ッ!


 白色の魔法陣が出現し、俺が想像(イメージ)した物質(もの)がその魔法陣から出てくる。

 俺が想像(イメージ)したのは注射器とオーバーテーブル、そして……点滴をする為の一通りのセットだ。

 

 そしてーーー

 神代級・呪毒属性魔法-『万能薬毒(ウェネーヌム)』ッ!!


 この魔法を使って俺の想像(イメージ)通りの薬を作る。

 想像通りの薬とはt-PA(アルテプラーゼ)である。


 そして、国王が寝ている寝床(ベッド)を病室によくある寝床(ベッド)へと『変質(チェンジ)』させる。

 

 まぁ、後遺症もなく治れば戻しますよ……

 だから、暫くは耐えて下さいね……


 そう思いながら、極級・無属性魔法-『変質(チェンジ)』を使っていた。


 

 よし、準備は出来たな!

 じゃあーーーやるか!


 視線を腕へ移し、血管の位置を完全に把握する。

 そして、血管の壁ーーー外膜、栄養血管をすり抜け、平滑筋を視る。

 中膜の平滑筋が少ないのは………これだ!

 よし、これが静脈だな。


 なんか……もう、グロいやつに耐性ついたかもなぁ……

 ははは………

 まぁ、そんな事は措いといてーーー


 俺は、静脈に0,6mg/kgの10%を注射器を打つ。

 そして、国王が脳出血を起こしてないかを確認する為に視線を頭部へ移す。


 ……よし、大丈夫そうだな。


 そして、俺は視線を腕へと戻す。



 次は……点滴か。

 もう暫くだな……


 そうして、点滴の針ーーー留置針を静脈へ刺す。

 

 これで1時間かけて残りのt-PA(アルテプラーゼ)の90%を流し入れれば、終わりだな。



神の御業ーーー

最後まで読んで下さり有難う御座います!


「面白い」 「次の話が気になる」と思って頂けましたら下の☆☆☆☆☆から応援宜しくお願いします!

感想やいいね、ブクマ登録などして頂けると嬉しいです!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 料理並みにオペの描写が細かい(細かい) 君こっちに転生しなかったら医者になれたんでねーの????? そしてこれを調べて書いた皇優華さんという素晴らしい作者様がいるんですよ。 調べるのも…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ