60話 惨劇
数週間後ーーー
「うあ〜〜 だり〜〜」
でも、頑張らないとな……!
じゃあ、久しぶりに厨房に行こう。
そう思い超級、時空間属性魔法-『転移』を使った。
そして、台所の前に転移した。
そして、いつも使ってる台所の横の壁の一部を押すと………ビンゴ!
壁がゴゴゴゴと音を出しながら左右に移動し広い空間が現れる。
その空間は俺の秘密の厨房ーーーセパレート型キッチンの様な見た目ーーーなのだ。
そこは前の俺の生活では考えられない……海外の大豪邸にでもある様な厨房であった。
そして、料理しようとすると……
『テオス様、今すぐ管理室へ』
『!』
マジか、なんか動きがあったのか。
料理……したかったなーーー
図書館横の不思議部屋ーーー通称:管理室
なんでこう呼ばれる様になったのかは知らん。
まぁ、そんな事はどうでも良い。
「……でなんか動きあった? シル」
「テオス様……! はい……あったのですが………出来ればテオス様はご覧にならない方が……」
「え……? なん……で………?」
急にそう言われ、孤独感に襲われる。
だが、それもすぐ消えた。
何故なら……
「……テオス様。包み隠さずお話致します。それで良いですね? シル殿」
そう、言ってきたのはネクロだ。
今は骸骨なんだ……。
って、違う違う!
「何が……あったんだ?」
「はい……実はーーーーー………」
……………は?
帝国市民を殺……害………?
皇帝が……?
平和を望んでいただけの人達を………?
ふざ……けるなっ………!
なんで……なんで………!
思わず、涙が溢れ出す。
「………ネクロ、テオス様を寝室へーーー」
「はい。行きましょう。テオス様」
「ま、待って……! シ……ル………!!」
だが、強引にネクロに連れていかれる。
* * *
「良いのか? 主にあんな顔をさせて」
ルフスはシルに問う。
「………」
シルは沈黙を貫く。
「のぅーーー」
その光景を見兼ねてルフスは声を発したがーーー
「ーーー良い訳……無いじゃ無いですか……! テオス様……にっ………! あんな……顔……! ッ…………! ……………!」
「はぁ〜 仕方ないのぉ。暫くは胸を貸してやる。貸し一つじゃな」
「ううっ………! 貸しは……無し………でっ…………!」
「はぁ〜 もう、それ良いから、気持ちを落ち着かせよ」
「は………いっ…………! あり、が………と…………………!」
「うむ」
(ふむ。我等は基本的に心を持たぬ。天使なら尚更、じゃが、今……シルが感じている物は………本人すらも知らぬ物…………ふっ、叡智の神と呼ばれる者すらも知りえぬ感情かーーーー本当に謎じゃのう。主様はーーーーー………)
そう思案しながら、シルを慰めているーーー
超有能バハムートさんーーー
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