53話 帝国潜入
今……帝国の前の森でしゃがみながらこれからどうするか、と言う話し合いをしている。
「よし、着いたけど……どうやって帝国に入る?」
「普通に入れるならそうしたいですが……あの門で何かを確認している、となると透明になって侵入する……しかなさそうですね」
「やっぱ、そうだよなぁ」
「ねぇ、君達……何者だい?」
その声を聞き、即座にリルが振り返り、身構える。
「お前こそ、何者だ!」
背後にいた人物はとても大きかった。
黒色の短髪に丸眼鏡をつけた超高身長ーーー2mくらいーーーの男が立っていた。
そして、その人物が着けている衣服は白装束ーーー聖職者の人達が着けていそうな服だ。
ん?
なんか、見覚えがあるような………?
あ! 学校にいてよく話していたとーーー
「僕が何者か……だって? それは、こう言えば通じるのかな? ピウス」
「ピウスだと? そんな奴聞いた事も無ーーー」
「待て、リル。儂が話を聞こう」
その声が聞こえると、影からルフスが出てくる。
「え……?」
緊急事態以外は出てこないって言ってたから……
今が緊急事態!?
「ルフス! 何故だ!? そんな奴の話を聞く必要はーーー」
「リル、原初の巨神と言う言葉を聞いて思い出せんのか?」
「ユ…………原初の巨神だとッ?! まさかッ! 原初の巨神の称号を持ち、唯一生き残っている巨神族の事か!!?」
「正解です。流石はルフス殿……そして、その者が、かの予言の神に御座いますか?」
ピウスと名乗った男はそう言い俺に指を刺す。
また、”神“か……
というか、タイタン?
タイタンって確かーーー
「おい! テオス様に指を刺すな!!」
その瞬間、リルがピウスの指を曲げた。
「ほぅ、かの黒狼が忠誠を誓っているのですか……。面白いですね……」
そうピウスが言うと折れ曲がった人差し指がグググと元の正常な位置に戻っていく。
うわっ!
気持ち悪い……
「で、何故……ここに居る? ピウス?」
「あぁ、今は……ここの地下の一角の書庫を守護しているので、お連れいたしますよ。ルフス殿のお探しのアルブス殿もいらっしゃいますよ」
「! そうか……なら、話が早い。主様……行きましょう!」
「そうだな……」
そして、ピウスに案内され階段を降りて地下空間に行くーーー
帝国の地下空間へ(密入国)ーーー!!
読んでくださり有難う御座います。
初めて毎日投稿させて頂きましたが、疲れますね……
これを機にずっと続けられる様頑張っていこうと思います!
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