51話 ネクロの部屋
数日後ーーー
今日、俺はネクロの部屋に行くことにした。
奈落の事以降、あまり会えていないからだ。
ネクロの自室へ向かう為に廊下を歩いていると、ドンと言う音と振動を感じた。
な……なんだ!?
今の……?
俺は驚きながらも歩いて行く。
「あ! まっ、待ちなさい!」
ネクロのそんな声が聞こえる。
ん?
どうしたんだろう……?
その瞬間、見覚えのある小さい竜がパタパタと膜のない骨の翼を上下に動かしながらこちらに飛んでくる。
「キュイィィイ!」
骨の竜の鳴き声が響き渡る。
そして、前を見ていなかったのか……俺にぶつかる。
すると……首を傾け、「誰?」と言う風に疑問符を浮かべる。
「こら! ファフニール! 何故、逃げるのですか!?」
そんな声が聞こえると……ネクロが部屋から出てくる。
ん?
ファフニール?
あぁ、このミニ竜の名前か……
ってか、その名前ってーーー
「! テオス様、いらしていたのですか?」
「あぁ、少しだけ帝国に行く前に話していこうかな……と思って」
ネクロと喋っていると……
俺の肩にミニ竜………いや、ファフニールが乗る。
「! ファ、ファフニール!?」
そう言ってネクロが驚く。
「あぁ、良いよ良いよ」
「本当に申し訳ありません。次からはーーーあれ? 何の話をしてましたっけ?」
え……
マジで言ってんの?
一応、元皇帝だよね?
まぁ、良いや……
「えっと、帝国に行く前に話をーーーー」
「あぁ! そう言えば、そうでしたね。ですが……あの弟の事ですから、キッチリと政治をやっているとーーーーー………」
「え? シルから圧政してる、って聞いたけど……?」
「え……? そうなのですか?!」
「え? あ、うん」
「な……何故? 弟は政治や経済に関する意見は……素晴らしいの一言だったのに……」
そう言ってブツブツ呟く。
う〜ん……
何でだろ?
まぁ……
「なんか事情があるんじゃない?」
「……そうですね。………テオス様、私も一緒に行って宜しいでしょうか?」
「良いけど……見た目が…………」
「大丈夫です! 明日までには何とかしてみます!」
「そ、そう?」
「はい」
マジか……
姿・形って何とかなるもんなのかな………?
あ……でもこの世界、魔法があるからなぁ〜
そんな事を思いながらネクロに部屋を後にした。
テオスがネクロの部屋を出て暫く後ーーー
ネクロに部屋に1人の少女が訪れていた。
ネクロの部屋を訪れた人物とはーーー!?
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