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【五章連載】ディオス・ウトピア 〜神々の王は平穏を望む〜  作者: 神威皇華
第二章 帝国奪還編
50/240

50話 暴走の理由ーーー


 俺はフギンの魔力切れを狙って無属性魔法-『無限(アイン・ソフ)』を使用した。


 


 永遠の様に俺達の周囲を移動し続ける光線ーーーー

 そして、遂に終わりの”時“を迎える。

 何故なら……



 「……行動停止」



 イリスの優しさに満ちた声が聞こえた。



 「な……ッ!」



 その瞬間、フギンの動きが空中で停止する。

 


 指一本すら動かせていない。

 うわぁ、絶対痛いな……アレーーー




 そして、光線がフギンの右胸を貫く。


 「カハッ! な……あ………。グアァァアアアァァァァァアァァァァアアアア!!!!」



 その音と共に血が滴り落ちる。

 その刹那、フギンが纏っていた闇の魔力が霧散する。

 そして、フギンの服が黒色の光の粒子になって霧散し、フギンの濁った鉛の様な瞳は正常な漆黒の瞳に戻った。

 フギンの肉体も元の13歳位に戻った。

 ムニンも服が純白の光の粒子になって霧散し、瞳もダイアモンドの様な瞳から純白の瞳に戻った。

 ムニンもムニン同様に元の13歳位の肉体に戻った。

 その刹那、時が今まで通りに動き出すーーー

 


 ん?

 身長は戻ったけど、身長以外はそのまま……なのか?

 あれ?

 幻覚……かな?



 「あ……あのぉ、散々……ご迷惑をお掛け致しました!」


 綺麗な90度のお辞儀だった。



 「フギン、私は良いですが、テオス様がーーー」


 「ん? 俺? 俺は良いよ。別に操られていただけなんだし」


 「………。有難う御座います! (ぬし)様!」


 「いやいや、感謝される程のことは……」


 え……?

 (ぬし)……様?


 「いえ、しっかりと謝罪しないと私のーーー」

 

 私?

 え……


 「もしかして……俺と会った時から操られてたの……?」


 「あ……えっと、はい………」


 「マジかぁ……。最初から別人だったのか……」


 ショックでいっぱいだったからか、本音が漏れる。


 「それは……その………申し訳ーーー」


 「いや、謝罪はもうやめよう」


 「で、ですがっ……」


 「だって、一緒に同じ家にいるんだから。大丈夫」


 「そ、それも……そうですねっ! 以後、頑張ります!」


 「あぁ……じゃあ、皆、飯……食べる?」


 「「「はい!」」」


 「ーーーあの〜……私達も食べても良いでしょうか?」


 そう、ガンマーーーラプラスが聞いてくる。


 「あぁ、良いよ」



 あ……1人分足りない。

 俺の分あげるか!





 そうして、朝食を食べ、各々自室に戻るのであったーーー


別人だったフギンーーー

読んでくださり有難う御座います。


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― 新着の感想 ―
[良い点] んー何事もなかったかのような朝食ッ!!! 考えることは多いが一旦朝食ッ!!! イイネッ!!! 平和が一番ッ!!! 自分のおにぎり分けてあげる主様優しいッ!!!
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