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【五章連載】ディオス・ウトピア 〜神々の王は平穏を望む〜  作者: 神威皇華
第二章 帝国奪還編
47/240

47話 カード


 そして、3人は行動する。


 アルファーーーいや、ジョーカー・アルファは少し遠くからフギンを観察する。

 その理由は、ジョーカーの瞳にあった。

 ジョーカーの瞳にはある能力がある。

 その能力とは、相手の運命や状態・後々起こりうる可能性の候補などをタロットカードとして視ることが出来るということである。

 


 そして、相手の行動観察によりカードが視認出来る様になる。

 枚数は限られていないので、人によっては様々なカードが出る場合がある。

 そして、フギンの観察から視認出来たカードは一枚。

 そのカードは“逆位置”の『塔』である。

 

 (なッ……! 逆位置の『塔』!? こ……これはーーーー)



 何故こんなにもアルファが驚いているかというと……

 “逆位置”の『塔』は崩壊寸前と言う意味を持つ。

 即ち、フギンの肉体・精神、共に崩壊寸前と言う意味を持つ。



 『ベータ、ガンマ。”逆位置“の『塔』でした』


 アルファは2人に念話で話しかける。


 『……そうですか。では、早く捕縛しないとですね』


 『同意…』


 『では、ベータ。お願いします』


 『了解…』


 その瞬間、フギンの影から帯の様な物が飛び出し、フギンを縛る。

 それをガンマは見逃さない。

 その瞬間、ガンマはフギンの心に侵入するーーー



 『……ここが、フギン殿の心……ですか』


 そこには漆黒に染まった空間が存在していた。

 そして、その奥にフギンともう1人の影があった。

 ゆっくりと音を立てない様にガンマは進む。

 すると、微かに声が聞こえてくるーーー


 『……よ。…だよ。そう、なんだよ。姉ちゃん』


 『辛かったね』


 そのお姉ちゃんと呼ばれた人物はムニンの姿をしていた。

 声や口調、仕草も同じだが何故かガンマは違和感を感じた。

 

 ッ?! まさか……アレはッ!!


 『………』


 その瞬間、ムニン(?)がガンマの存在を確認した。


 『フギン……私達2人の世界を邪魔する侵入者よ』


 『うん。邪魔者を排除しに行ってくるよ、姉ちゃん』


 『うん。行ってらっしゃい』


 ん?

 フギン殿の()が濁って……いる?

 いや、そんな筈は……まさかッ!

 だが、フギン殿は状態異常無効を持っていた筈……まさかッ! 精神攻撃無効を持っていなかったのだとしたらーーー


 『死ぬが良い。侵入者よーーーー』


 フギンはガンマが思考している瞬間に空へ飛躍し、数千・数万もの黒き羽根を飛ばした。

 その羽はフギンが思うままに形状・硬度・威力・速度等を変える事が出来るのだ。


 『ッ!?』


 ーーーそして、それはガンマに直撃する。


 『ク………ソ………』


 

 そう言い残し、ガンマはフギンが放った羽根を避け切れず死んだーーーー



ラプラス・ガンマ死す?!

読んでくださり有難う御座います。


いよいよ明日から毎日投稿させて頂きます!

読んで頂けると幸いです!

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― 新着の感想 ―
[良い点] にしても姉大好き病み系妹か~ かわいい(かわいい) 死すって言われる奴は実は死んでないってそれー!!!
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