表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【五章連載】ディオス・ウトピア 〜神々の王は平穏を望む〜  作者: 神威皇華
第二章 帝国奪還編
46/240

46話 悪魔


 「僕は……僕は、姉さんと一緒に過ごせていれればそれでよかったんだ! どんなに嫌でも…どんなに辛くても……どんなに悲しくても………だが、それを貴方が邪魔しーーー」


 「それ以上はやめなさい」


 いつの間にかムニンが来ていた。

 急いできたんだな……

 何故そう思うかって?

 だって、翼出して飛んでるからーーー


 「ね……姉さんッ! なんで……何なんだよッ!! 皆して僕を邪魔するなアァアァァアア!!」


 その瞬間、黒い魔力がフギンを覆う。


 「ひっ! た、助けッーーーガ……ガッ! ガアアァアアァァァァア!!」


 黒い魔力に呑まれそうになりムニンの方に手を伸ばす。

 だが、フギンとムニンの距離では届かない。


 こ……この魔力の波動あの時のーーーロキの……


 「フギン!! ………! まさかッ! この禍々しい気配はーーーロキの神呪(のろい)?!」


 「……呪い!? どういう事だ! ムニン!!」


 「実はロキが邪神と呼ばれている理由は神呪(のろい)をかけた相手の心を操れると言う能力があるからなんです」


 「え…」

 

 なんだよ、その能力…チートだろ………

 てか、それヤバくね?



 その瞬間、指をパチンと鳴らす音が聞こえた。

 気がつくと、目の前に1人の青年と少女がいた。


 「はぁ……団長も団長で、何でこれ程までに人……いや、悪魔使いが荒いのか……ッ!」


 「貴方達は……!」


 誰だ?



 「ん? これはこれは、我等が(おう)とムニン殿。そして、妹のフギン殿は……呪われてしまっている……と」


 「でも、助けられる」


 小柄な少女がそう言う。


 「そんな事は分かっていますよ。ですが、この場合はシータの方が適任だったのでは……?」


 「私もそう思う……でも、シータは任務中」


 「そうですね」

 

 「だ……誰なんだ?」


 思わず声が漏れる。



 「これは、失礼致しました。私は“心理(メンタル)“のラプラス・ガンマ。そして、こちらは”影闇(ダークネス)“のジャック・ベータと言います。どうぞ、お見知り置きを」


 その漆黒の衣装に身を包む青年は俺達に恭しくお辞儀をし、自己紹介をした。

 そして、メイド服を着ている少女がペコリとお辞儀し、小さな声で言った。


 「初めまして……」


それに対して、俺は「あぁ、宜しく」と返す。


 「で、私の妹はーーー」


 そうムニンが問おうとすると……


 「あぁ、大丈夫なのですが……そもそも、私達を呼んだ団長が来なければ作戦が成り立ちません」


 「同意」


 ジャックがラプラスの意見に同意した瞬間、俺達の前に煙が顕われる。


 「ーーーすいません。遅れました」


 白煙からジョーカーの声が聴こえると……

 その煙はジョーカーと成った。


 「リーダー、遅い……」


 「その通りです。急遽呼び出しておいて、何故遅れたのですか?」


 「あとで、後で説明するから……今はフギン様が先!」


 「そうですね」


 「了解」


 「では……我等が(おう)、ムニン殿お下がりください」


 え?

 あ……俺?


 「あ、あぁ……」


 なんで、毎回毎回……俺は見とく係、なの?

 ーーーいや、この感じ……危険、だから……?

 


 「ムニン様、最悪の場合は神霊武装:純白(エヘイヘー)の顕現をお願い致します」


 ジョーカーが小声でムニンにそう言う。


 「わかりました。ですが、フギンも神霊武装:暗黒(エロヒム)をーーー」


 「わかっています。では、お下がりください」


  2人は小声で会話する。


 「攻撃方法が変わっていなければ良いのですがーーー」


 ジョーカーは誰にも聞こえないとても小さな声でそう呟いた。

 そして、考え作戦を練り声を発する。

 

 「ーーーでは、ベータはフギン様の捕縛を。ガンマは運命神(ロキ)悪意(のろい)の除去を」


 「了解しました、アルファ団長」


 「了解……アル」


 そして、今……フギンとの戦闘が始まる。


戦闘開始!!

読んでくださり有難う御座います。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] おにぎりで平和!!!おしまい!!!なルートにならなかったァーッ!!! 無事に呪いは解けるのでしょうか!?
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ