27話 響き
よし、やっと演奏室着いた。
うん。入り組んでて迷路。
まだ、全部の部屋に行ってないんだよな。
いつか、行ってみよう。
よし。
そして、俺は鍵盤に向かい歩いて行った。
「ね…ねぇ、ここは……? その黒と白の物は何?」
……ん?
「これが何かわからない?」
「うん。そもそも、この周りにある金色の杖みたいな物とか茶色の武器みたいな物も何?」
え…? もしかしてーー
「音楽って知ってる?」
「? おんがく? なにそれ?」
まじかぁ……
そもそも音楽を知らないのか……
おい……神様、何故音楽と言う素晴らしい物が地球に存在していて、魔法があるこの世界に存在しないんだ…?
はぁ、マジか…
よし、説明しよう。
「じゃあ、俺の声は聞こえるだろ?」
「うん。聞こえるわ。それが何か関係あるの?」
「あぁ、じゃあ……観てみる?」
「……え? 何を観るの?」
そう言っている彼女を無視し、ピアノーーグランドピアノーーの前に座る。
そして、鍵盤に手をそっと乗せた。
それと同時に、音属性魔法-『旋律楽譜』 『音楽演奏』を使った。
あと、幻想曲について叡智之神に聞いてみたのだが、「無属性魔法である『独自世界』が関係しているのでは?」と言われた。
そして、独自世界には得意属性やその者の特徴や趣味が関係してくるからそうなのではないか、と言われた。
なので、俺は試してみる事にした。
「無属性魔法-『独自世界』」
「えッーーー」
その声と同時に視界が白が基本の部屋から、全体が暗い闇の空間に変わった。
パソコンであの質問にクリックした後の景色に似ているな……そう思った。
俺は鍵盤に乗せていた指を動かす。
そう、この曲はヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが作曲した『きらきら星変奏曲』。
そして、黄金の音符や旋律が出現し、暗い空間に舞い上がる。
すると、暗い世界が色付いたーー
読んでくださり有難うございます。
音楽関連の話は基本的に2話かかると思って長めに見てください。
すいません。




