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感覚ギミック  作者: チル
3/3

First



僕は、中嶋はると。



24歳、会社員。



といっても、勤めている会社は

小さなスーパーなので、スーツを着る事は滅多にない。



学生の頃、夢や目標を見つけられず


高校卒業というタイムリミットだけを見て選んだ職場だが



職場環境がよく、僕が求めていないからなのか、不満がなに一つない。



仕事も何時も定時で終わり、ちょっと余力がある時は残業してみたりも出来る。


残業といってもだだ時間まで暇を持て余しているだけでいい。



とてもいい職場環境だ。



そんな事より。



僕は最近、特殊な力を手に入れた!



それは、ーーーと会話が出来る力だ。




ーーーは目には見えないし


声も聞こえない。いや、僕には聞こえるんだけど、他の人にはね。



僕も初めは幻聴かと思ったけど、



何度と繰り返すたびに確信へと変わっていった。



これはどうも僕がどうかしちゃったわけじゃないな、と。



そんなこんなでーーーから得た情報を元に仲間を集めようっていうキャンペーンを実施してる最中なんだけど



なかなか難しくてね。



ーーーが言うには”自ずと集まる”らしんだけど。




どうなんだろうね。



ーーーって結局誰なんだよって思った?





僕も結局誰なんだよって思ってるよ。





自称管理者ってなんだと思う?



何を管理してるのか、どういうポジションのなんなのか一切わからないよね




初めは、神様かと思って接してたんだけど




それほど万能ではないみたい




助けて欲しい時に出てきてくれないし




何も知らないみたいだし、出てこない間に僕の身に起こった事とか、未来とかね。




一攫千金の夢も砕け散った感じだよね




まぁ、たまに出てきて話してくれるからちょっとした暇つぶしな感じで



僕は自称管理者って言ってる

何者かもわからないやつの相手してるって訳。












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