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心霊スポット

意味が分かると怖い話の短編集。

A子「ここが有名な心霊スポットね。ここに来た人はみんな死後の世界に行きたくなるんだけど、でも、死にきれずに生き地獄を味わうっていう噂よ。」


B子「怖~い。私、行きたくな~い。」


C子「でも、D子は今まで4回も来てるんでしょ?D子が今ピンピンしてるんだから大丈夫よ。じゃあ、行く順番を決めましょ。4人だから、え~と、くじ作ろうか。誰か、紙と鉛筆持ってない?」


D子「あっ、じゃあ、私が作るわ。

丁度、4本あるから。」

































【解説】

『丁度、4本あるから』

4本とは何のことだろうか?書く人さえいれば良いのだから、鉛筆が4本あっても意味がない。となると、あみだくじのための線が4本あるということだろう。ではその線とは?おそらく、D子の手首には4本のリストカットの傷痕がある。C子に「D子がピンピンしてる」と言われたので、D子は、会話の流れの中で自嘲気味に自分の傷痕を見せようとした。 実際にリストカットの傷痕であみだくじなどやられたら、ドン引きしてしまうのだが、本当にリストカットの傷痕であみだくじをやるつもりだったのかは不明。D子が「私はピンピンしていない!」という訴えのためにこのリストカットの傷痕を見せようとしただけのように思える…

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