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本当の異世界転移  作者: タカヤ
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はじまり

 「なんで僕がこんな目にあうのだ」

18歳の夏、僕は何度目になるかわからない言葉を出した。

「ぼくのような才能のある人間がこんな目に遭うなんてどっか間違ってるだろ」

家の中でずっと僕は同じことを思ってる。

『なんで僕が?』

いい大学に行きたいそう思ってずっと勉強していた。

だけど、まわりの人間にいじめられ、今はずっと家にいる。

なんでなんだろうか。

僕は頑張ったじゃないか人一倍に努力して、目標に向かっていた。

努力した人間が報われないのは間違っているだろ。

「周りが悪いんだ、周りが」

ぼくだって、こんな場所でなければ、ちゃんと生きられたと思うのに

そう思いながら、昼間からまた眠りについた。





 起きた時には、もう真っ暗だった。

ずいぶんと長い時間寝ていたような気がする

しかし、今日がいつもと違ったのは

「あれ、ここ・・・どこだ」

木が生い茂るところで起きたことだ。

「状況が呑み込めない」

どういうことだ。

寝ぼけてこんなところに?夢遊病?

そんな馬鹿な、僕の家から森のようなところまでどれだけある

どういうこと?




 とにかくここから離れようと思い、歩いた。

わけのわからない状況だったが、僕はどこか楽観的だった。

よくわからないが何とかなる。

大それたことは起こらない。

 だって僕の人生だもん

 だってここ日本だもん

どうとでもなるさ

そんな生ぬるいことを思っていた

すこし歩いたら道に出た。どこかわからない場所だったが人が、いたので

「すみませーん、ちょっといいですか」

と話しかけた。すると

「---------」

えっなんて言った?

「---------------------」

なにを言っているのか全く分からない

日本人だよな

見た目はアジア系の顔のようにみえる、アジアの違う国の方だろうか

と悩んでいるとその人は歩いて行ってしまった

もう少し歩くと瞳が青い男性と出会った。

明らかに日本人ではない。

外国人に話かけるのは苦手なので僕はその場を立ち去った

また歩くと大きな道路に出た。

そうすると、僕は今の状況のわけのわからなさを把握した

その道では車ではなく馬車が道を通っていたのである



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