表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/14

異世界召喚編(4)

「こちらです。勇者様方。」


先程とは、態度が違う様子で対応してくる、バルム。


何でも、


「いきなり王宮に、怪しい集団が出現したら、誰でも警戒するでしょう。」


との事だった。


「全く、その通りですね。」


と答えるのは、一樹だ。


玉座の間、という所に行くまでの間、バルムとは、すっかり打ち解けていた一樹であった。


「‥‥‥‥‥」


ほかのクラスメイトは、竜也も含めて、みんな黙ってしまっていた。


先程の竜也の件で、クラスメイトは、バルムに恐怖の感情を抱いてしまったらしい。

一樹は、バルムに竜也の事を話した時に、ある程度はバルムの人間性という物を理解していたので、そんな事にはなっていないのだが。


「着いたぞ。ここが玉座の間だ。」


そう言って、指し示すのは、仰々しいオーラがにじみ出ている、いかにも王がいそうな扉だった。


「‥‥勇者様方。落ち着いて聞いて欲しい。」

『?』


クラスメイトの大半が首をかしげる。


それもそのはず、なぜなら、バルムの顔は、とても真剣で、とても重々しく見えたのだから。


「‥‥なぜだか知らんが、今まで来た勇者は、皆、王の姿を笑うらしい。王が着ているのは、大大王家に伝わる、初代勇者様に貰ったものらしい。貴方方(あなたがた)が笑うかどうかは分からないが、出来るだけ、笑わないでいただきたい。王が不機嫌になってしまわれるからな。」


(‥‥初代勇者?今まで来た勇者?つまり、俺達が最初じゃなかったって訳か。なるほど、それならこの扱いも納得だ。)


一樹はそう判断する。


「‥‥それでは、開けるぞ。」


そう言って、バルムは、扉を開けた。


そこに広がっていた光景はーーー


『ブフッ!』


「ようこそ。勇者殿。私が国王だ。‥‥なぜ笑っておるのかな?」


ーーー痛シャツを着た、国王と思しき人物だった。

今回はかなり短めに書いたつもりです。次回が長くなるので‥‥


そう言えば、皆さんはたこ焼き食べますか?


私は、関西出身なので、自分で作って食べることが多いのですが、関東の人たちは自分では作らないらしいですね。

本当かどうかわからないですが。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ