逃げる悪女(おんな)と追う復讐者(おとこ) 第19話
次は、【田中 絵美】/2年生と【岩本 信子】/2年生の関係だ。
【絵美】は、【信子】の秘密を握っていたそうだ。
【絵美】はある時、【信子】が他の生徒の持ち物を盗んでいたのを目撃した。
【絵美】は、
「大丈夫。
私は口が堅いから。
誰にも言わないわ。
だから安心してよ。
他人の争いに首をつっこんでも良いことないしね。
それに私は私で別にもめ事とかあるしね。
正直、貴女の事はどうでも良いの。
だから、貴女とさっきの子がどうなろうとホント、どうでも良いから。
って事で今までの様に赤の他人でいましょう」
と言っていたが、【信子】の方はいつ、秘密をバラされるかわからないと言う不安がある。
【信子】にとって、【絵美】は同じ学校に居て欲しく無い存在となっていた。
結果として、【信子】は自らの行動が原因で、他の生徒に盗んだ事がバレた。
だが、【信子】自身は自分の否は認めず、バレたのは【絵美】がばらしたからと思いこんでいたそうだ。
だから、逆恨みになるが、【信子】は【絵美】に恨みを抱いていたらしい。
【信子】にとって、持ち物を盗んだ相手、【坂上 理沙子】は利用価値のある人間だった。
だが、【理沙子】に【信子】が盗んだ事がバレて、絶交された。
その事に対して酷く恨んでいると言う情報を【匡】は得ていた。
結局の所、【理沙子】と【信子】は絶縁状態にあるのだが、【信子】は自分が原因にもかかわらず、その責任を【絵美】に押しつけたと言う事になる。
【信子】は、【絵美】に対して、
「絶対に許さないから・・・
絶対に復讐してやるから・・・
覚えてなさいよ」
と捨て台詞を吐いている。
【絵美】は、
「何、あの子?」
とまともに取り合わなかったが、【信子】の方は酷く恨んでいると言う事になる。




