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鬼になった同志  作者: マーたん


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祈りと終焉

長き戦いの果てに、カエデは呪いと向き合い、人としての未来を掴もうとする。

夏の光と水の清らかさの中、彼女の魂は最期の試練に挑む。

人と鬼、二つの想いが交差する物語の終幕が今、幕を開ける。

燃え盛る紅楼街の炎の中で、犠牲となった仲間たちの声が彼方から聞こえる。

カエデは、夏の水辺で交わした誓いと、ザガンの願いを胸に抱きしめた。


最終決戦の舞台は、闇と光が交錯する世界の狭間。

鬼としての呪いと人としての想いが激しくぶつかり合う中、カエデは最後の力を振り絞る。


「もう、誰も失いたくない」


その言葉と共に、彼女の角は純白に輝き、身体を包む鬼炎は静かに消えゆく。

呪いは解け、彼女は人としての未来を手に入れた。


しかし、代償は大きかった。

ザガンの魂は永遠に彼女の心の中で生き続ける。

二人が共に歩んだ日々は、決して消えることのない記憶となった。


夏の風が穏やかに吹き抜け、世界は静かに再生の時を迎える。

カエデは深く息をつき、明日への一歩を踏み出した。


呪いが解けたその先に待つのは、希望と再生の光。

カエデとザガンの絆は永遠に続き、彼女の歩みは新たな未来へと繋がっていく。

物語はここで閉じるが、彼らの魂はいつまでも輝き続ける。


また、何処かでお会いしましょう

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