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あの夕景に挟んだ栞は、まだ一ページも進んでいない。

作者:泉田聖
九月、クラスメートの秋山凛は独り物憂げに黄昏を眺めていた──。

クラスでは目立たない地味で内気で眼鏡な"陰キャ"として学校生活を送っていた沖平幸洋(おきひら こうよう)。
彼にとって、常に明るくノリも良くて人当たりも良い生粋の"陽キャ"である秋山凛のそんな表情はあまりに衝撃的だった。

同じ教室で同じ時間を過ごしながら、ろくに会話も交わしたこともない幸洋だったが、彼女の暗い一面を盗み見ていたことを迂闊にも知られてしまう。

それは彼女にとって誰にも見せたくなかった"弱み"で"秋山凛の本来の姿"だった。

些細な出来事をきっかけに、幸洋は決して交わることのなかった彼女のことを知っていくことになる。

小説のページをめくるように、手指のすき間を絡めるように。


淡く、拙く紡がれる虎の子たちのモラトリアム。
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