是非とも新しい「反なろう小説エッセイ」を読んでみたく思うのである。
なろう小説を貶すエッセイは、ほとんどエッセイ欄に顔を出さなくなった。
たぶん、なろう小説は貶すほど悪いものではないといった側の理論の勝利ではないかと思うのだ。
だが、反対に「手放しでなろう小説を褒められるか?」と聞かれれば、それは早計な気がする。
例えば、私はなろうにありがちな長い題に、説明しがたい嫌悪感を覚えるのだ。
他にも、奴隷の女の子が主人公に心酔してきたり、美少女に囲まれて眠ったりするシーンなど、読んでいて生理的に受け付けない要素が数あるのが正直なところだ。
ただ、それを理論的に「気持ち悪い」ということは説明できない (´・ω・`)
私が頭が悪いのも事実だが、多くの反なろう論者が、この「気持ち悪い」を巧く説明できていなかったように思う。
つまり、私が言いたいのは、なろうを貶した人々の言っていたことは一つの真実であるが、それを上手に文章化できなかったために、退場を余儀なくされた一面も大きいと思うのだ。
ただ、なろう小説は大きな産業と化し、多くの読者を獲得している。
つまり、「気持ち悪い」と思う側が少数派なのだろう。
すでにそれは事実である。
だが、それとは別に大勢に逆らい、なろう小説に意を唱える論者が出てきてほしいと思っている。
なろう小説肯定派はすでに強者の側。
そんな多数派の意見を読んでもつまらないのだ。
是非とも新しい「反なろう小説エッセイ」を読んでみたく思うのである。
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PS・読まれるための努力中(笑)