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ソ連軍のちょっとアホなお話

作者: 栗林

むか〜しむかし、あるところに

ソビエトという、大きな国がありました



スターリン君のソビエトはとっても大きな国でしたが

ヒトラー君のドイツに攻められて大ピンチでした


そこでソビエトはドイツを撃退しうる

ものすごい兵器を開発したのです


それが『対戦車犬』です

おどろくなかれ、機械じゃなくてお犬様なのです


背中に爆薬と起爆スイッチとなる木製レバーを背負って

木製レバーを垂直に立て敵戦車を目指して走ります

そして爆薬を背負った空腹の犬を敵戦車の前に放ち、

戦車の下に潜り込んだところで起爆レバーが倒れ、敵戦車を破壊します


「よし!いけ!」

と1人さけべば何十頭何百頭も犬はかけだします

はたしてドイツの戦車を倒せるのでしょうか?










答えはNoです




1942年のある日の戦闘では

犬達を出撃させた所、なんとドイツの火炎攻撃に犬達はびびってしまい

ソ連兵たちの下へ帰ってきててしまいました



もうオチはわかりますね


ワン! ワン!


ヒーン!


「ん?」


1人が気がついた時には、もう手遅れです


「ば…馬鹿野郎!!!こっちにくるなあああ!!!!」



逃げ帰ってきた犬たちは自爆しました

犬も死んでしまいましたがソ連軍も甚大な被害をうけました



犬に爆弾をつけたのがバチだったのでしょう

さすがソ連です、バチあたりな戦法を用いて自爆しました




おしまい


  

ちなみにこの対戦車犬は実戦で使われ

実際に自軍が大損害をうけています。


犬の神様からのバチですね。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 旧ソ連が大戦時に犬を使った兵器がある事に驚きました。 牛を使った火牛の計以来でしょうか? [一言] 面白く読ませて頂きました。 また、次回作有りましたら期待してます。
2015/06/07 20:22 退会済み
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