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もしも、違う世界に転生したら  作者: 針田はりのすけ
5/10

私の名は東条院 美麗

 私は、東条院 美麗。


 5歳のころに、橋の下で拾った弟『タイト』なぜそこに向かったのかは分からない。


 最初は可愛く感じたが・・・今は、危険を感じている気がする。


 大好きなパパを取られそうだからか分からない。近くにいると気になって仕方がないこの感情が分からない。


『ああ!もう本当にむかつくわ!あんなに私から折檻されてるのに、ヘラヘラして!!』

 朝恕突く度に『もう、お姉さま痛いですぅ』の一言。


 第一遺伝で、身体強化するため握ったりしたら物を破壊するほどの力があるのに、痛いですむのは何でなの?そこで泣かないタイトにさらに腹が立つ。


「美麗は可愛いなぁ」

 久しぶりに、パパと触れ合える。とっても嬉しい♡パパは元冒険者で転生者【勇者】の血筋ちょっとの力でもケガしないから安心だ。


 1時間もしないうちに・・・


「お父様少しお話が・・・」

 そこには申し訳なさそうな顔のタイトが立っていた。


「どうした?美麗すこし待っていてくれ」

 優しい笑顔で去っていくパパ・・・まって・・・


 タイトと難しい顔で話すパパ・・・


「すまない。美麗仕事ができた・・・また時間を作るから夕ご飯の時にまた会おうな」


 パパも横で申し訳なさそうに頭を下げるタイトに、腹が立つ!子供らしくないのが更に苛ただせる。


 そのまま別途に飛び込み涙ながら・・・


「そうよ!いなくなればいいんだわ!」


 たしか、パパの側近の一人の男・・・名前は分からないわ。あいつに話を持ち掛けるのよ。ちょっと隙を作らせて誘拐させれて国外に移送させればそれか亡き者にすれば、このもやもやな気持ちからも解放されるはずよ。


 早速、話に行かなくちゃ。タイトと仕事の話の時は、パパとまどかの三人で会談するはず・・・あと一人いたような?まぁいいわ!


 おそらく、側近は自分のオフィスにいるはず。待ってなさい!ぎゃふんと言わせてあげるんだから!!


 そのまま美麗は、ドアを破り走って行くのだった。

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