4話
「ただいま」
母さんも父さんも仕事に出ていて、いないが一応言ってみる
台所の戸棚の中にあるお菓子を取って部屋に入った。
「誘う・・・かー」
斉藤の事すっごい好きだしもしも一緒に花火大会に行けるのならそれほどうれしいことはない。
けど斉藤とはクラスが一緒でも少し話すくらいでそんな花火大会を一緒に行くなんていう話は絶対出ない。
しかもおれから誘うなんて、そんな勇気はない。
クラスの友達で、自分から告白してる人は何人かいるが俺には無理だ。
だってだって、向こうに断られたらと思うと実際めちゃくちゃ怖い。
でも、カズもう決めちゃったし、もしもカズだけOKされて俺だけされなかったら・・・・・・・・・
そんなことはないはずっ・・・?
もう考えるのはやめよう
そして俺は昼寝をした
「光、ご飯よー」
この声で俺は長い長い昼寝から目が覚めた
「あれは・・・夢?」
そう、俺は夢を見ていたのだ。
しかも、斉藤から告白されるというとってもとっても恥ずかしい夢を。
「あー。俺はなんていう夢を見ているんだ。でも現実にあったらうれしいだろうなー」
「光、母さんが呼んでいるのに、なんで返事をしないんだ。早く下りて来い。」
あっ、この声は父さんの声。帰っていたのか。
父さん怒るとめんどくさいし、行くか。
「ごめんっ。直ぐ行く。」
そして夕ご飯を食べた。食べてから風呂に入り床につくまで、花火大会のことが頭から離れなかった。
絶対、あの夢のせいだ。
更新遅れてすみません。
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