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2話 能力の確認と初めて街

 最近暑い気がします、うっかり2㌔太ってしまうくらい。

 皆さんもご自愛下さい。インスタントラーメンはスープまで飲むものじゃないですよ。

 もちろん私は残してます。大匙2杯ほど。


 今回も説明会でした。

 

 文字数:3130

 うっかり叫んでしまったが、幸いな事に周りには誰も居なかった。

 天使は何も言ってこないので、命の危険がない場合は何もしてこない、そういうせtt・・・指示なのだろう。

 こちらとしては気楽でいいのだが、見られてるかもしれないと考えると、やりにくさが、何か、あれな感じだ。


 そんな事より、能力や装備品のチェックだ。




 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆




 そして、今の状態で確認できたものがこちら


 ・握る部分の見た目は、刀の柄そのもので、殴る部分は六角形で、面の部分に円錐が張り付いてる木の棍棒

 ・刃の部分が60~70cm程の長さで、鍔のない鞘付きの刀

 ・皮が張られた木製の丸い盾(確かラウンドシールドっていう種類だったと思う)

 ・収納機能付きの黒いコート(温度調節機能がついてるのか、これを着たら、さっきまでちょっと暑かったのに、なんともなくなった)

 ・収納機能付きの黒いズボン(こちらにも温度調節機能があるのか、股間の蒸れがスッと引いていった。)

 ・白いTシャツ(乳首が透けないほど厚手なのに、柔らかい生地)

 ・魔法はちょっとだけ試してみたが、ソフトボールくらいの大きさの火の玉は出たが、それだけで、飛んではいかなかったので後ほど要検証。

 ・再生能力は、刀で指の先っちょを切ってみたところ、すぐに傷口がふさがったくらいの性能は確認できた。

 ・住める箱は、ほんとに箱の見た目だった。中は3LDKでちゃんと台所もあり、隣の部屋にはベッドも置かれていた。ただ、初めて設置した時は、箱がいきなり大きくなったので、ちょっとビビッたが、大きくなったといっても、小さめの物置小屋くらいの大きさだった。元の大きさに戻すには、引き戸の横にあるボタンを押すと元に戻った。

 ・スマホっぽい魔道具(呼び方が面倒なのでスマホと呼称)

 ・鑑定機能付きの眼鏡(眼鏡をかけた状態で、これはなんだろう?ッて考えたら鑑定が発動する不思議眼鏡。)

 ・非常食っぽいブロック状の食べ物が、コートの中に入ってた。たぶんもしもの時の為におまけしてくれたのだろう。食べてみたら、しっとりとしたメープル味でした美味しかったです。

 ・飲み物各種(水、麦茶、緑茶、ウーロン茶、紅茶)入れ物は竹っぽい見た目だった。

 ・解体ナイフ(まだ調べられていない)

 ・一定レベルにもらえる予定の銃に関しては、今後に期待。


 以上が今の段階で確認が取れたものになるが、スマホの性能確認の時に思ったが、色々出来る。

 というか、出来すぎる。


 まずはマップ機能、周囲1キロくらいの範囲が確認できるが、敵性の生き物、中立の生き物が確認できた。おそらくだが、友好的な生き物まで確認できるだろう。


 そしてショップ機能、代金は魔石をポイントに変えて購入するように出来てるみたいだが、地球で買える調味料(ソースは売ってなかったが、それっぽい材料は売ってた)や調理前の食べ物が買えるみたいだ。

 流石に加工食品は取り扱ってなかった。飲み物は茶葉を選べるくらいだったのだが、さっき確認した竹製っぽい水筒に入ってるお茶だけで味としては充分なので、たぶん買わない。


 それから、コートやズボンに収納されてる物の確認も出来るのだ。これは忘れっぽい俺にはありがたい機能。


 そして、ズボンの収納 (両太ももの横側についてるポケットと、お尻の部分についてる大き目のポケットの3つ) と、コートの収納 (右と左の内ポケットの2つ) の中身を移動できるみたいなのだ。ちょっと便利。それだけ。たぶん今後一切使わない(・・・かもしれない)。


 後は、アラーム機能、カレンダー、時計、眼鏡と連動しての画像や動画の撮影、後、よく分からないのが収納撮影。言葉としては撮影したものを収納できるって事なんだろうけど、収納には困ってないから、これの意味がわからない。あ、これはついでなんだけど、マップ機能に検索機能があった。マップの表示範囲にこんなものはないのかなーって検索すると表示される機能だ。


 そして最後に、神様へ意見や要望が伝えられるメール機能だ。説明文には、急いで作った機能ばかりなので、この機能はもっとこんなんが良い、とか。こんな機能がほしいって物があれば連絡してくれとのことだ。


 今わかってるだけでも、こんなに機能が詰め込まれてるのだ。あの神の本気度がちょっとわかった気がしたので、出来る事はそれなりに頑張ろうかと思う。


 あと、再生能力に関しては、腕を切り落とす事は怖くて出来なかったが、腕が生えてくるくらいのポーションが手に入ったら確認してみようかと思う。




 とりあえずの確認作業は終わったので、そろそろ街へ向かう事にする。






◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 街に近づいてるが、入り口で検問のような事をやってるみたいだ。

 ネット小説なんかでもよく見る言い訳「田舎から出てきたのでこれから作りにいこうかと思ってますよければ場所を教えてもらえますか」で通らせて




 もらいました。


 仮の身分証を発行してもらったけど、さっき教会で冒険者カードを発行してもらったので、仮の身分証は返してきたところだ。

 カードの発行時に言われたことだが「悪い事してるとこのカードが、白から段々黄、緑、青、紫、赤、黒、という順番に変わっていきますので、くれぐれも悪い事はしない人生を歩んでください。街によっては青になると入れなくなり、紫になると、どの街でも検査が厳重になり、赤になると問答無用でつかまって、黒になると死刑になります。」

 って言ってたけど、さすがにファンタジーだなって思いました。


 そして、今は受付で聞いたこの街の名物「試練」に向かっている。

 説明を聞いたところでは、神様が創ったダンジョンって事らしい。


 自然発生したダンジョンとは

 ・魔物を倒したら自分で剥ぎ取りをしないとダンジョンに吸収されてしまう。

 ・間引きをしないとスタンピードが起こってしまう。

 ・間引きが足りないと、ダンジョンが成長してしまう。

 ・ボス部屋に入ったら、死ぬか倒すかしないと出られない。

 ・宝箱は出現しない。

 ・ダンジョンコアを、ダンジョンから持って出ると、ダンジョンが崩壊。

 ・転移魔法陣がないので、移動の短縮が出来ない

 ・そもそも自然発生したダンジョンは、害悪なので駆除対象

 ・食べられる魔物が出現しない


 試練とは

 ・神が作ったダンジョンで、自然発生したものと区別する為に、試練と呼ばれてる。

 ・中で死んでも、入り口へ転移させられる。が、ペナルティとして、一ヶ月間身体能力が著しく低下る。ただし、日常生活が出来るくらいには、身体能力は残される。

 ・魔物を倒したら、死体は残らずドロップアイテムが出現する。

 ・たまに宝箱が出現する。

 ・フロアボスを倒さないと先に進めないが、勝てなければ逃げるのも可能。しかし、一度に挑めるのは1パーティーだけで、他の者は入る事ができない。

 ・10層毎に転移魔法陣があるので、移動時間が短縮できる。

 ・最後まで攻略すると、必ずご褒美がもらえる。

 ・食べられる魔物や、木の実などが手に入る。

 ・攻略した試練同士なら移動も可能。

 ・スタンピードが発生しない。

 ・カードが赤いとステータスが低下、黒いとそもそも入れない。

 ・試練内で人殺しをすると一発でカードが黒くなり、試練から追い出される。


 などなど、色々聞かされたが、簡単に言うとダンジョンは危険で食べられない、試練は比較的安全で食べられるって事らしい。

 試練に入る為の制限ランクとかなどはないらしいので、これから入ってレベルを上げていこうかと思ってる。

 そう、レベル上げだ。

 RPGでは、最低でも適正レベルの倍は必ず上げてきたこの俺に、経験値アップ系の能力を授けてしまった事を後悔させてやる。ってくらい、今は意気込んでる。


 さぁ、効率よくレベルを上げていこう。

 もしお手間じゃなければで良いんですけど、下の評価(★☆☆☆☆)ボタンなんかをクリックなんかしてくれると、さくしゃとしては嬉しいかなーって思うんです。


 ちょっと押してみません?

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