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200文字小説集 vol.2

秋の日差しに包まれて(200文字小説)

作者: 日下部良介

「あなたが休みの日に家に居るなんて久し振りね」

 そう言って妻が朝食を並べる。

「そう言えばそうかな…」

 妻が用意してくれた朝食を食べるのも久し振りの様な気がする。



 休日出勤して会議の資料をまとめるつもりだった。

 家を出たら穏やかな秋の日差しに包まれた。

「こんな日に仕事をするのはもったいないな」

 ふとそう思った。



「散歩でもするか」

「いいわね」

 色づき始めた街路樹の間を二人で歩いた。

 どちらからともなく手をつないで。





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― 新着の感想 ―
[一言] いいわね。こういう夫婦、羨ましいわ。
[一言] ん~♡ 大人なモンブラン!! 相変わらず、良ちゃんのお話は好き!! 勉学で、あまり来れてなかったけど、いい気分転換になりました! 執筆お疲れ様です
[一言] ナイス“手繋ぎ”です!(笑)
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