七話
翌日、今日の授業が終わり、村から出た所の荒原に集まっていた。
「さて、先ずは、皆さんそれぞれの武器の適性と魔法の属性を見ましょう。それから、それぞれの武器の訓練と魔法の訓練、後は、適性は分かれますが、気配や魔力の遮断、気配察知、魔力察知の訓練をしていきましょう。武器は、短剣、長剣、槍、弓矢、杖、後、最近、開発されたという銃(この世界では火縄銃レベル。僕が出したのは、地球では現代的な銃。短銃と長銃。勿論、魔力により発動。魔弾仕様。)、投擲武器(ブーメラン、チャクラム)の中から見ましょう。」
それぞれ、武器を使ってみる。ここに集まっているのは、昨日の10人、ルーク、ミナ、フィリア、レオン、ウィル、シリカ、カロン、スミス、モニカ、マックス。
「ルークは長剣、ミナは弓矢と短剣、フィリアは杖、レオンは長銃と短剣、ウィルは槍、シリカは弓矢、カロンは投擲武器と短剣、スミスは短銃と槍、モニカは杖、マックスは長銃。じゃあ、次に魔法の属性を見ようか。」
それぞれ、詠唱してもらい、魔法の属性を見る。
「ルークは炎と風、ミナは水と土、フィリアは雷と風、レオンは風…という具合だな。」
それぞれの属性について、把握したところで、フィリアが手を挙げた。
「ん…、無理に敬語使ったりしなくて良いと思う…。」
「そっか、やっぱり?気を抜くと普段の言葉遣いになってしまうからね。」
「俺も、その方が良いと思う。」
ということで、普段の言葉遣いになった。
「次に、武器の訓練だ。前衛はルークとウィルとスミス、中衛がミナとシリカとカロン、後衛はフィリアとレオンとモニカとマックス。先ずは、前衛から行くよ。」
そして、僕達の訓練は4年間続いた。